2部. 詩12:1〜8 / 必ず高められる義人

<序論> 人の力では対策がない状況の中で、神様の祝福でなければならないという答を得るようになる(ユーラクロンの嵐に会った船)。人の知恵、経験、お金がなんの助けにもならない。

1. 罪人, 義人
(1) 罪を犯した者が罪人で、正しく生きる者が義人だと思っている
@ 大部分の平凡な人々、宗教人、聖徒がこのように考える
A それで、決定的な瞬間に、解答を得ることができない
B 聖書が話す罪人、義人とはなにか? - ローマ3:10; 3:23.
C この答を知らなければ、皆様の未来、運命と関連した答を得ることができない
(2) 聖書が話す罪人 - 義人
@ 創世記3章事件の後に、すべての人間は運命と原罪に陥った罪人だ
A ここから抜け出した者が義人だ
B アダムが罪を犯したのに、なぜ私が罪人であり、イエスが十字架で死んだのに、なぜ私の罪がきよめられたのか、この答を正しく知っていなければならない
C すべての人は、サタンの力の下で、罪の力の下で死んでいく
D 絶対に人間は、サタン、災い、世の中に勝てない
E それで、キリストを送ってくださって、神様の子供になる道を開けてくださった

2. どんな人が義人か?
(1) 神様の前に立つ時に罪人が義人になる. - '悔い改め'
@ 'まわること'(turn away)が悔い改めだ.
A 家を出た放蕩息子が家に、父のところに帰ってくること - '自ら'
B 悟って神様のところに帰ってくること(詩81篇)
C 私達が神様の人ならば、神様を見上げることが解決策.
D 主を見上げながら祈ろう
(2) 福音を受けて、すべての災いから抜け出した者が義人
@ 創世記3章から抜け出して、創世記3:15の契約をつかんだ者
A 創世記6章から抜け出して、創世記6:14の契約をつかんだ者
B 出エジプト3章から抜け出して、出エジプト3:18の契約をつかんだ者
C ヨハネ5:24, 信じる瞬間、この祝福を受けるようになる.
D ローマ8:2, 罪と死の原理から解放されること
(3) 暗闇、サタン、地獄のあらゆる力から抜け出した者が義人
@ 神様が身分を変えてしまわれた
A 身分が変わらない、その状態が罪人の状態
B ここから抜け出して、身分が変わった者が義人 - ルカ10:19; Iペテロ2:1〜10
C 暗闇の中にいるのに、力が現れる人もいる。その結末は、必ず失敗するようになっている

3. 罪人、義人が区分される福音時代の反対が律法時代
(1)パリサイ時代 - 中世時代
@ 免罪符まで売られる程に律法に染めてしまった時代
A ここに反対をした代表的な人物がルター, カルヴァン等
B カルヴァンの思想をその後継弟子が整理して5大綱要として提唱
(2)カルヴァンの 5大綱要
@ Total depravity 完全堕落
A Unconditional election 無條件的選択
B Limited redemption 制限的救い
C Irresistible grace 不可抗力的恵み
D Perseverance of saints 聖徒の堅忍(窮極的救い)
(3) この祝福を実際に現場で直面する時、回復しよう
@ この祝福を私が話すことが伝道だ
A この祝福をどこでも、いつでも、味わうことが信仰生活だ
B 気落ちも, 'やはり私はすごいのだな'という高慢もみな律法だ
(4) 福音はまさに永遠な祝福だ

祈りの課題 : 罪人、義人が誰なのか知るようにしてくださって感謝