[2005年10月22日/ソウル核心要員メッセージ/ソウルイエウォン教会/柳光洙牧師]


共同体の中心思想
(ヨシュア10:8-14)


@序論:新聞を見たら、乞食1人がもの乞いして家を五軒買ったということです。しかし、その人が突然死んで、家五軒を国家に収めたということです。なぜその人は家を五軒買う時まで、もの乞いをしたのでしょうか? 乞食の思想が入ったからです。この話しを聞く瞬間に、皆さん野中で、良いな、私も乞食をすべきだと気がする人は、思想が入るからです。共産圏に行ってみれば今でも同じです。自動車少しの間止めておいて入れば、ワイパーのようなものをみな取って行かれます。ある人は寝て起きたら、タイヤまでみな取られていったということです。まだそうです。今回行ったら、私を案内する人がカセットデッキを抜いてありました。目に見えれば窓を破って持っていくということでした。自分はバックミラーを七回なくしたということです。バックミラーも時間があれば、まるごと持っていくということです。いったいなぜそうなのでしょうか? それが共産主義思想のためです。共産主義は君のもの、私のものがないから、持っていけば私のものです。個人所有がないから盗みという言葉自体が成立できないのです。古い怖い思想です。私は北朝鮮に行ってきながら、こう考えてみました。統一は時間がたくさんかからなければなりません。私たちが互いに交流して祈るべきで、統一ははやくできません。あの人達の中に入った思想を変えるには、30年ももっとかかります。これくらい思想が怖いのです。後ほどには、本人も思いのままにできないのが、思想です。私は15年前にモスクワに行ってきました。とても良い地域に、とても良い建物があったのですが、大きいものでした。学校かと尋ねました。違うと言われました。学校にしてはとてもよく作ったものでした。宣教師がこういう話をしました。世界共産主義要員訓練所だと言いました。これを見ながら祈ったのです。世界を乱れさせて、完全にほろびるようにしたのに、まだ思想が残って、乱れさせているので‘神様、あのようなレムナント訓練場を与えて下さい’と祈りました。今回、平壌(ピョンヤン)行ってきながら考えが変わりました。10万人の隊員が金日成主席を賛美するのです。私はびっくりしました。10万人の隊員が現場に参加したのです。10万人ならばいくらでしょうか? 10万人が壇に上がってきて賛美をするのです。金日成を賛美します。それを見ながら、なぜダビデが聖歌隊を作ろうとしたのか理解できました。私たちの全レムナントを動員させられる賛美が必要です。一緒に行ったキム・ドンゴン牧師、チョン・ウンジュ牧師も同じ気持ちで本当に祈りました。それで、より一層、レムナント共同体を作るべきだとの考えが切実になりました。

1.重要性:私たちはどんな中心思想を持ってしようとするのでしょうか?
私たちは今、世界を見ればこの思想がどれくらい重要かを知ることが出来ます。
(1)選民思想:今、ユダヤ人は選民思想を持っているので、全世界各国から虐殺されています。私たちの民族となるべきですが、私たちの民族だけとなれば死にます。世界の中でも、私たちの民族というべきですが、私たちの民族だけ話す主体思想は死ぬのです。これはとても時代に遅れた考えです。簡単に話せば、どこかへ行って殴られて死ぬ思想です。ユダヤ人の思想がそうです。ただ私たちだけ、ただ私たちの民族だけ、だから殴られて死んだのです。全世界から殴られて死んだのです。しかし、ユダヤ人はまだこの思想を持っています。怖いのです。
(2)覇権思想:全世界が持っている覇権思想、今でもあります。私たちが世界を統治する。これが覇権思想です。そのような国はみな滅びました。エジプト、バビロン、アッシリヤ、ローマみなほろびたのです。私たちが世界を治めるということは、どれくらい悪い思想なのでしょうか? それで戦争が起きたのです。今、こういう思想を持っていれば、戦争が起きるしかありません。私たちの民族だけとすれば、他人の民族と戦わなければならず、覇権思想を持っていれば他の国と戦わなければならないのです。だから問題になるのです。
(3)封建思想:完全にほろびるほかはない封建思想も崩れたのです。この思想が入れば、ほろびて変えられないのです。
(4)教会権力思想:教会がほろびる教会権力思想、子孫がほろびるしかない封建思想。
(5)共産思想:この地球を血の海にするという共産主義思想。完全にほろびるしかないのです。
(6)民族主義:限りない戦争の原因になる民族主義思想。民族は、重要なことで、私たちの民族だけするのではありません。大学生、教授は考えを変えなければなりません。私たちの民族は重要ですが、私たちの民族だけというのは間違ったことなのです。私が重要なのですが‘私だけ’という思想は殴られて死にます。私たちが重要なので、私たちだけということは異端です。聖書はそのように教えていません。すべての国の人々を弟子としなさい。あなたによって国々が祝福される。しかし、選民思想を持って出てきたのです。
(7)考え-私、意識-私+他の人、潜在意識-私+宇宙、無意識-私+未来、たましい-永遠:前にも話しました。避けられないのです。皆さんの考えが皆さんを変化させます。今、思っているのが私です。何を考えているのか?これが私です。皆さんがいつも悲しい考えに沈んでいれば、悲しい人になります。私たちが立派なことを考えていれば、立派な人になります。これが私です。しかし、この考えはそのまま終わらないで、考えが発展したり反復して意識になります。この意識は、私だけ変化させるのではなく、他の人も変化させます。この意識がずっと進行されるから、私たちも知らずに潜在意識の中に入るようになるのです。この潜在意識は、私だけを変化させるのではなく、全世界、宇宙を変化させるのです。神様が人間をこのように創造されました。それで、何の思想が入ったのかが重要です。幼いころから共産思想が入れば直せません。人々は何も知らなくて、統一と言うのですが、だめなのです。思想から変えなければなりません。時間がかかります。神様がなぜイスラエルを40年の間、荒野に置いたかというと、思想から変えなければならないためです。ところで、これよりさらに怖いことがあります。無意識です。私たちも知らない意識があります。これは私だけでなく、未来を変えるのです。怖いのです。これよりさらに怖いことがあります。とうてい元に戻せない状態が、たましいの中に入るのです。これはほとんど永遠に続きます。それで、たましいの中に誤った思想が入れば、永遠に続くのです。これは方法はありません。葬式しか方法はないのです。荒野40年を簡単に話せば葬式だったという目を開けば正確です。荒野40年の間、葬式をして、レムナントを引いて入ったのです。エジプトの奴隷思想が考えからたましいまで入ったのです。それで、私たちのたましいが救われて、神様のみことばを聞けば生かされるのです。とても重要です。それで、私たちはこの運動を神様の前で始めようとするのです。

2.共同体:私たちは共同体で、どんな思想を持つべきでしょうか? 3つです。私たちのレムナントを、福音中心、伝道中心、宣教中心に教えなければなりません。これがすべてです。
(1)福音中心-根本問題:福音を正しく教えてこそ、根本問題が解決できるのです。
(2)伝道中心-生き方の問題:皆さんが伝道を理解してこそ、生き方の問題が解決されるのです。伝道問題を理解できなければ、生き方の問題が解決できません。
(3)宣教中心-文化:宣教を理解してこそ、文化が回復します。これを教えるのです。この思想をレムナントに植えて、神様の働きを起こすのです。これをどのようにするのでしょうか?

3.時刻表:皆さんがこれを持っていれば、正確な時刻表七つがくるのです。
(1)奇跡:創世記3:15節サタンの勢力が砕かれて、創世記6:14節と同じ福音の奇跡が起こるのです。心配する必要がありません。
(2)サタン:根を下ろすだけ、どんなことが起きるかというと、サタンの勢力に勝てます。
(3)霊的祝福:皆さんが根を下ろしただけ、霊的な祝福を味わうことができます。
(4)伝道:根を下ろしただけ、伝道することができます。
(5)宣教:この祝福を根を下ろしただけ、宣教することができるのです。時刻表がきます。
(6)文化:いよいよレムナントを通して文化を征服する祝福がくるのです。
(7)未来:最後の時、未来を解決するレムナントを今から作るのです。悩みができるかもしれません。献金をどのようにするのか? ある方は、私たちの教会もたてるべきなのに、私たちの教会もないのに、どのようにレムナント共同体をたてるのか? 私たちのタラッパンには、今、教会堂がない教会が半分を越えるのに、どのように共同体を作るのか? 私はこう考えました。しばらく私たちの教会を作ることをおいてずっと祈っていたのです。礼拝堂の後の席に立っていて、新しい信者が腹が立って行ってしまったのでした。メッセージが入った信者ならば大丈夫なのですが、新しい信者が行ってしまったのでした。こういう人々が多くいます。それで、教会堂を作らなければならないと考えました。数ヶ月祈りをしたら、神様が答えを違うように与えられたのでした。レムナント共同体から作りなさい。その間に100年の答えを与える。その間にあなたの教会は1世紀を生かす答えを与える。この団体に時代を生かすほどの答えを与える。その時、ダビデが思い浮びました。レムナントを準備することも出来ないダビデ以後に、ずっと失敗が来たのでした。その時、ヨセフが思い浮びました。自分は成功したのですが、レムナント準備ができなくて、子孫が完全奴隷になったのでした。それで神様がパウロを用いられたのでした。皆さんが受ける答えです。何も悩まなくても良いのです。
@空前絶後:空前絶後の答えをくださいます。このようなことがありません。エジプトを完全に倒して、イスラエル民族が出エジプトして出てきたのです。一度もない答えというべきなのですが、空前絶後な答えだといえば良いでしょうか? 前にもなくて、これからもない答えだと言うと、それでは私たちは答えを受けられないということなのでしょうか?
(1)出エジプトの奇跡:ヨシュア10:14節を見れば、前にもなくて後もない答えだと言われています。その時、悟りました。同じ内容の答えはないということです。私たちが今行って、海を分けてエジプトを負かす理由がありません。イスラエル民族がエジプトを出る時、その答えはその時代の空前絶後な答えでした。
(2)紅海:聖書のとおり話せば、これから紅海が分かれることはないでしょう。紅海が分かれる空前絶後の答えを神様が与えられたからです。
(3)ヨルダン:これからヨルダンが分かれることもないでしょう。ヨルダンが分かれる空前絶後の答えを神様が与えられたのでした。
(4)エリコ:エリコが崩れる空前絶後の答えを与えられました。
(5)太陽,月:だめなことがあるでしょうか? 太陽と月が止める答えを神様が与えられました。
それなら今日、私と皆さんが持たなければならない信仰です。私たちは貧しいのです。私たちはどんな信仰を持つべきでしょうか? 私たちはこの時代に一度生きていきます。どんな信仰を持つべきでしょうか? 私はいつも思うのですが、前におられる牧師たちを見れば、とても尊く思います。私の話が正しいか、間違っているか、キリスト教会史を見れば、伝道するために自分、時間、経済をみな置いて伝道しに通う人はこの方々しかありません。教会史にないのです。それで、私は長生きするようにと祈っています。100才や120才まで生きるようにと祈っています。あまりにも重要な方々だから、ぼけもしないでしょう。とても貴重な方々です。教会史を見てもこのような方々はありません。しかし、重要なことがあります。もしキム・ドンゴン牧師、チェ・ジョンウン牧師、チョン・ウンジュ牧師が120才まで生きたらどうなるのでしょうか? それ以後にどうなるのでしょうか? これは私の祈りであって、確信があるのは、そんなに生きられないだろうということです。いくらチョン・ウンジュ牧師を見ても、120才までは生きられないようです。またいくらチェ・ジョンウン牧師が日が進むにつれ若くなっても120才までは生きられないようです。今、私たちはいくらがんばっても、生きてきただけ生きることはできないでしょう。前の貴重な人々と私は、去っていく時間が近いので、これから残っている時間は短いのです。正しくして行かなければなりません。力がないのにどのようにするのでしょうか?
(5)連合軍:イスラエル民族がくるかと思って、アマレク全連合軍が立ち上がったのです。大変です。ここでイスラエル側にすれば、大変なことです。簡単に話せば、ほとんど最後の戦闘です。連合軍がみな立ち上がったのです。イスラエルを打つために立ち上がったのですが、どうなったのでしょうか? ヨシュアとカレブが軍隊を率いて行こうと言ったのです。
(6)ひょう:この時、神様がどのように働かれたでしょうか? 戦いを起こされたのではなく、神様が天から世話をして、より大きいひょうを降らせて、イスラエルよりさらに多い数字を破られたのです。いくら強い人でも、岩ほどの石が頭を殴るのに生きられるでしょうか? イスラエル民族が戦いに危機に会ったので、神様が天でひょうを降らせて、連合軍の頭を破られたのでした。
(7)夜:この時でした。ヨシュアが何と言ったのでしょうか? 神様の契約を反対するすべての者を打ってなくせ。しかし、日が沈み始めたのです。夜になれば大変です。イスラエル民族は知らない土地です。アマレクをはじめとする連合軍は、よく知っている地域です。夜になれば大変です。簡単に話せば、イスラエルが終わる時間がくるのです。イスラエル民族が皆死ぬ時刻表がくるのです。契約の民が皆死ぬ時刻表がくるのです。そんなはずがありません。この時、ヨシュアが主に祈ったのです。10節を見れば‘主が彼らをイスラエルの前でかき乱したので、イスラエルはギブオンで彼らを激しく打ち殺し、ベテ・ホロンの上り坂を通って彼らを追い、アゼカとマケダまで行って彼らを打った。’となっています。また12節を見れば‘主がエモリ人をイスラエル人の前に渡したその日、ヨシュアは主に語り、イスラエルの見ている前で言った。「日よ。ギブオンの上で動くな。月よ。アヤロンの谷で。」’と言われています。
①祈り:太陽、月に止まれと言ったのではなく、主に祈ったのです。私たちは、祈りはできます。いくら弱くても祈れるのです。
②挑戦:そして、ものすごい挑戦をしたのです。太陽と月よ。動くな。夜が来てはいけないので、太陽、月よ。動くな。途方もない挑戦をしたのです。この信仰が私たちに必要です。それでは、実際に止めたのでしょうか? 正確に話せば、地球が止まったとのことですが、地球が止まったのでしょうか? ムーディー科学院で証拠を出しました。地球について研究する中に一日が止まった記録があります。ヨシュアの時は、一日ではありません。さらに研究してみたら、ヒゼキヤの時に止めたのです。合わせれば一日だということです。こういう事がありえるのでしょうか? 神様が祈りをお聞きになって、地球を一日止められたことがあるのです。想像を超越することです。
(8)空前絶後:それで神様が空前絶後の答えをくださったのです。これが私たちの信仰です。さらに重要なのは、夜が来てはいけないので、これをとらえてヨシュアが祈ったのです。イスラエル民族が死ぬことはできないのです。契約がなくなることはありません。だから太陽、月よ、動くな。これが私たちの信仰にならなければなりません。皆さんは力がなくて貧しいでしょう。今回、金持ちになることを望みます。教会が復興しないでしょうか? 今回、教会が力を得ることを望みます。太陽と月が止まる空前絶後なみわざが起きるようになります。ヨシュアがよく見たのです。今、地球上に正しくなされた契約を持ったレムナントを育てるのです。太陽と月も止められます。神様が重要な理由を持っておられるのです。それで、私たちは祈りの答えを受けるには、2つのことだけ持っていれば良いのです。神様の計画に間違いないのか? 正常ですが、外に出て行って、月よ動くなと言えば狂ったのです。正常ですが、イエウォン教会が漢江(ハンガン)に行って川よ開かれろとすれば変なのです。神様の計画に間違いないのでしょうか? 神様の絶対的な計画ではないのでしょうか? 今、地球上にレムナントが最もよく集まって福音を受けるのが、私たちのチームなのですが、彼らが訓練を受けるのが正しいのでしょうか、正しくないのでしょうか? ヨシュアがこれを見たのです。今、イスラエルが負けてはいけないので、方法は暗くなるのを防がなければならないのです。だから、太陽、月よ、動くな。私たちはこの信仰を持って始めます。進行される間に、個人、教会、事業を神様が責任を負われるでしょう。これは神様がなさることです。私たちは信仰を持って挑戦すれば良いのです。明らかな神様の計画であるためです。皆さんが、この祝福を回復する開始の日になることを希望します。

-要約-
<共同体の中心思想(ヨシュア10:8-14) >
1.思想の重要性
(1)世界各国で虐殺されたユダヤ人の選民思想
(2)神様の呪いを受けた強大国の覇権思想
①バビロン ②アッシリヤ ③エジプト ④ローマ
(3)当然ほろびるしかない封建思想
(4)時代の災いを呼びおこす教会権力思想
①パリサイ教 ②カトリック ③18-20世紀教会権力
(5)地球を血の海にした共産主義思想
(6)限りない戦争の原因になる民族主義思想
(7)考え、意識、潜在意識、無意識、たましい
2.共同体の中心思想
(1)福音中心
①根本問題の解決 ②霊的問題の解決 ③救い
(2)伝道中心
①個人 ②家族 ③隣 ④社会 ⑤国家
(3)宣教中心
①世界は一つの家族 ②霊的問題の世界化 ③サタン戦略の世界化
3.真の答えと祝福の時刻表
(1)創世記3:15,6:14、出エジプト3:18、イザヤ7:14、マタイ16:16(福音)
(2)マタイ25:41、エペソ6:10-20(サタン)
(3)Iコリント2:12(霊的祝福)
(4)使徒10:38、エペソ2:2,3(伝道)
(5)創世記12:1-9、エペソ3:1-15、復活メッセージ(宣教)
(6)使徒13:1-12、16:16-18、19:8-20(文化)
(7)黙示1:1-3,12:1-9(未来)
空前絶後な祝福
(1)出エジプト12:43-51
(2)出エジプト14:1-13
(3)ヨシュア3:1-13
(4)ヨシュア6:1-20
(5)ヨシュア10:14