[ 2006.11.25 /核心要員メッセージ/ソウルイエウォン教会/カン・ホイン牧師]


レビ記を通して見た改革とRUTC運動
(レビ23:1-8)



@序論:安息日の規例と過越節の規例をどのように守るのかに対して出ています。5大いけにえの内容は、全焼のいけにえ、穀物のささげ物、和解のいけにえ、罪の赦しのいけにえ、罪過のためのいけにえがあります。4つは血のささげ物なのですが、一つは穀物を捧げるささげ物です。穀物のささげ物です。穀物を必ず血のいけにえと一緒にささげるのが穀物のささげ物です。これら全部のいけにえは、キリストによって完成されました。ヘブル9:11-12に、すべてのいけにえ、ささげ物がキリストで完成されたと言われています。「しかしキリストは、すでに成就したすばらしい事がらの大祭司として来られ、手で造った物でない、言い替えれば、この造られた物とは違った、さらに偉大な、さらに完全な幕屋を通り、また、やぎと子牛との血によってではなく、ご自分の血によって、ただ一度、まことの聖所にはいり、永遠の贖いを成し遂げられたのです。」これら全部のいけにえ、ささげ物は、大祭司として来られたキリストが十字架で一気にみな成し遂げられたのです。それで、今、私たちは全く同じようにする理由がなくなったのです。完成されたためです。ところが、大部分の聖徒は知らず知らずこういうものに従っているのです。それが小さい問題ではありません。
△パウロが言うのに、コロサイ2:16-17に、これら全部、旧約の律法、制度がキリストで完成されたと話しています。「こういうわけですから、食べ物と飲み物について、あるいは、祭りや新月や安息日のことについて、だれにもあなたがたを批評させてはなりません。これらは、次に来るものの影であって、本体はキリストにあるのです。」レビ記でのすべてのいけにえの制度、祭り、安息日まで将来の影です。実体は誰でしょうか。キリストです。キリストで完成されたのです。
△キリストで完成されてなくなったことがあります。その中の一つがまさしく幕屋です。この幕屋が神殿に発展しました。イエス様は、ヨハネ2:19-22に「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」とおっしゃいました。すると、ユダヤ人たちが大騷ぎしたのです。ヘロデが46年、引き継いで神殿を作ったのです。しかし、この神殿をこわしてみなさいと言われました。そして、三日で建てようと言われたのです。ユダヤ人たちに大騷ぎが起こりました。46年も作っているのに、どのように三日で建てるのか。神聖冒とくではないのか。この言葉で言いがかりをつけてイエス様を十字架に釘づけたのです。しかし、イエス様は「神殿であるご自分の肉体を示しておっしゃられた」と言われています。この神殿が、まさにキリストで完成されたのです。弟子たちは、初めにはこの事実を信じることができませんでした。聖書でおっしゃっています。「イエスが死人の中からよみがえられたとき、弟子たちは、イエスがこのように言われたことを思い起こして、聖書とイエスが言われたことばとを信じた。」と言われています。今、幕屋を作って研究することは、ほとんどむなしいことです。ある方は、ここに途方もないお金を投資しているのです。中世の十字軍戦争は200年にわたった戦争です。すべての戦争には名分があります。中世の時、十字軍戦争の名分はなんでしょうか。聖地奪還です。エルサレムを回復しようということです。神殿を取り戻そうということです。すでにキリストで完成されたのです。必要ありません。神様が絶対に喜ばれるはずがありません。8回、大きい戦争を起こしました。全部、失敗したのです。後ほど中世教会は、大人たちを送れば罪が多くてだめだから、少年を送ろうと言いました。5回目の戦争の時は、少年を動員したのです。それで勝利するのでしょうか。子どもたちが、ほとんど死にました。福音を理解できなければ、こういうむだなことをするのです。今日も同じです。それで、私たちが福音を回復しようというのです。タラッパン運動こそ、神様が本当に喜ばれる運動です。聖書全体で、どのようにキリストを正確に説明するのでしょうか。柳光洙先生のメッセージを聞きながらびっくりします。真のみことば運動、教会改革運動です。個人的に確信して、プライドがあります。本当にこの時代の伝道者に会ったことが最高の祝福です。個人的に柳先生を、永遠な師だと思っています。88年のオリンピックの時、柳先生に初めて会いました。牧師按手を受けて、90年から本格的に従っています。それ以後、神様がどのように導かれるのかをよく見てきました。イザヤ60:1-12のみことばだと確信します。万民のために旗を揚げなさい。大きい道を作りなさい。駆け付けて、倒れてはいけないから、石を取り除きなさい。どこでも知ることができるように、旗を揚げなさい。109ヶ所を越える所で伝道神学院が立てられて、みことば運動に参加しています。これから伝道神学院を通じて1千万の働き人がたてられるでしょう。全世界に旗を揚げるでしょう。いよいよ、私たちは総会を結成して伝道総会と名付けました。伝道を伝える総会、神学校も作りました。本当に福音を理解した伝道者を作りましょう。正しく神学をして、現場に送りだそうということです。私たちは大きい大会を1年に三つを行います。その中一つが世界産業人大会です。聖書と教会史を見る時、産業人が土台になってこそ、世界福音化がなされます。休みの時、レムナント大会をします。昨日、ワシントンに電話してみたら、北米州レムナント大会の時、1500人以上集まりました。米国の移民歴史で、こうしたことはなかったでしょう。小さい者が千を成し遂げる。このみことばが成就しているところです。また世界宣教大会をしています。他の教団は宣教師を召還しています。しかし、私たちはずっと送っているのです。経済危機が来るのでしょうか。神様はアンテオケ教会のように、隠れた経済を開いてくださり世界福音化するようになるのです。ところで、中世教会、世界教会は、他のことを捕まえていました。神様が私たちを祝福されるでしょう。
▲レビ記は、詳しいささげ物に関する記録です。全く同じようにする理由がなくなりました。完成されたためです。ところで大部分の聖徒は、知らず知らずに同じようにしています。それは小さい問題ではありません。

1.完成された神様のみことば
(1)必要なくなった幕屋-キリストが成就
(2)完成された律法-律法は福音で完成されました。まさに十字架で完成されたのです。
①律法では救われないので福音を与えられた
②罪を悟るようにさせる律法
③罪を解決する福音
律法は罪を解決できません。それで、神様が福音をくださったのです。罪を解決するのが福音です。十字架で律法が福音で完成されて、今でも持続しているのです。キリストの十字架で完成されました。
(3)完成されたいけにえ- 5大いけにえが十字架で完成されて、今でも礼拝で持続しています。私たちの礼拝は、十字架で血を流されたイエス・キリストの御名で神様に出て行くことです。穀物のささげ物でささげた感謝の品も、キリストの御名でささげるのです。私たちは真の礼拝を回復しなければなりません。今でも福音は持続しています。キリストの十字架で完成されて、今でも持続しているのです。安息日は、聖日で持続しています。十分の一献金は持続しています。十分の一は誰のものなのでしょうか。神様のものを神様にささげるのです。元々、12部族の中でレビ族は土地を与えませんでした。土地がないから、食べて生きることができません。それで、レビ族の土地を11部族に分けてあげたのです。ヨセフの二人の息子が、エフライムとマナセです。レビ族を抜いて、その二つを入れて12部族にしました。血のささげ物をささげる部族が、まさにレビ族です。礼拝をささげるためです。レビ族を別に区別したのです。12部族は、彼らの十分の一でレビ族を生かすのです。当然、神様にささげるのです。血がないささげ物が穀物のささげ物です。穀物をささげるのです。絶対に穀物だけ単独ではささげられません。血のささげ物と一緒にささげます。これは、感謝を記念する品を意味します。これもキリストで完成されて、今でも持続しているのです。
①血-救いの十字架
②穀物-感謝の記念品
2.祭司に与えられた特別な祝福3つ(レビ8-10章)
申21:5に、祭司に対する特別な権利に対して語られています。「そこでレビ族の祭司たちが進み出なさい。彼らは、あなたの神、主が、ご自身に仕えさせ、また主の御名によって祝福を宣言するために選ばれた者であり、どんな争いも、どんな暴行事件も、彼らの判決によるからである。」それで、祭司にどんな権威が与えられたのでしょうか。三つを与えられました。
(1)礼拝権-ご自身に仕えさせ、礼拝権
(2)判決権-すべての訴訟と闘争を判決する判決権
(3)祝福権-神様の御名で祝福する祝福権
キリストの完成によって、祭司の祝福が、今は主のしもべを通して今でも持続しています。

3.真の礼拝を回復すれば、全てが回復
私たちは真の礼拝を回復しなければなりません。そうすれば、全てが回復します。
(1)すべての血のいけにえ、穀物のささげ物は、キリストの恵みで回復(礼拝の中心内容)
5大のささげ物が十字架で完成されたのです。礼拝で完成されて、今でも礼拝で持続しています。それで、真の礼拝を回復しなければなりません。5大のささげ物は、誰を意味するのでしょうか。すべてのささげ物は、キリストの影です。真の礼拝は、本当にキリストが現れなければなりません。福音が現れなければならないのです。福音で感激しなければなりません。私たちは礼拝をささげる時ごとに、福音の祝福の中に浸らなければなりません。礼拝をささげながら、福音の深い根がおろされなければなりません。これが、神様が願われる真の礼拝です。明日の礼拝を通して福音で充満することを希望します。福音の深い根がおろされることを希望します。すべてのタラッパン教会が福音で豊かになることを希望します。なぜそうでしょうか。福音でなければ、絶対に罪の問題を解決できないためです。私たちの家系の霊的問題を、福音でなければ解決できません。福音でなければ、個人の霊的問題を絶対に勝てません。福音が豊かに根をおろせなければ、未信者の6つの状態に勝てないのです。それで、礼拝する時ごとに、キリストで充満しなければなりません。礼拝の時に、すべての霊的問題が解決されて、家系の霊的問題が解決されて、まだ苦しめられている未信者6つの時刻表から解放されることを希望します。それで礼拝が重要なのです。パウロは、エペソ教会に向かって何と祈ったのでしょうか。エペソ3:14-19「父の前にひざをかがめて祈る」と言いました。元々、西洋人はひざまずくことができません。ひざまずくのは切に祈るという意味です。パウロは何を切に祈ったのでしょうか。「こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。」 (エペソ3:18-19)パウロがエペソ教会に切に祈ったことは、彼らが福音の深さ、福音の高さ、福音の広さを分かるように祈ったのです。福音の深い根を、福音の豊かさを本当に味わえるようにと祈ったのです。今日、祈ることを望みます。明日の礼拝を通して、すべてのタラッパンメンバーが、この福音の深さに入らせてくださいという祈りをすることを望みます。それでこそ、創世記3章のすべての呪いが解けるようになります。この祝福が臨むことを希望します。真の礼拝が回復することを望みます。
(2)回復できなくなっている礼拝意識-これを悟れば、永遠な祝福(教会礼拝)
今でも多くの教会が真の礼拝を回復することができずにいます。
①儀式に陥ったユダヤ人
②制度に陥った中世教会
③中世教会の残滓を持っている現代教会
タラッパンの使命は、福音回復と共に本当に礼拝回復することです。
(3) RUTCを通した現場礼拝(生きた礼拝)
全世界の所々ごとにRUTCたてるでしょう。すべてのレムナントをみな集めるでしょう。散った人々をみな集めるでしょう。福音を持ったすべての人々が私たちとともにするでしょう。レムナントに真の礼拝、生きた礼拝が回復するようにしようというのです。レムナントが、礼拝の時ごとに福音の豊かさを体験するようにしようというのです。こうしてこそ、世界を改革できます。タラッパンの目標です。徳平にたてられているRUTCは象徴的な建物です。それ以後に、世界あちこちにRUTC立てられなければなりません。レムナントが、福音の深さ、広さ、高さを正しく知ることができるようにしなければならないのです。これだけが世界を生かす道です。レビ記を通してこういう重要な祝福がすべての人々に回復することを希望します。
@結論-礼拝を回復すれば、全てが回復します。

-メッセージ要約-
<レビ記を通して見た改革とRUTC運動(レビ23:1-8) >
レビ記はいけにえに関する詳しい記録です。同じようにする理由がなくなりました。完成されたためです。
しかし、ほとんどの信徒は知らずに同じようにしています。これは小さな問題ではありません。
1.完成された神様のみことば
(1) 必要がなくなった幕屋 - キリストが成就
(2) 完成された律法
① 律法で救われないので福音を与えられる ② 罪を悟らせる律法 ③ 罪を解決する福音
(3) 完成されたいけにえ
① 血 - 救いの十字架    ② 穀物 - 感謝のささげもの

2.祭司に与えられた特別な3つの祝福
(1) 礼拝の権利 (2) 判決の権利 (3) 祝福の権利

3.真の礼拝を回復するとすべてが回復される
(1) すべての血のいけにえ、穀物のいけにえはキリストの恵みによって回復 (礼拝の中心的な内容)
(2) 回復できずにいる礼拝儀式 - これを悟ると永遠の祝福 (教会礼拝)
① 儀式に陥ったユダヤ人
② 制度に陥った中世の教会
③ 中世教会の残骸を持っている現代の教会
(3) RUTCを通した現場礼拝 (生きた礼拝)
結論 - 礼拝を回復するとすべてが回復されます"