[ 2006年12月23日/核心要員メッセージ/ソウルイエウォン教会/柳光洙牧師]


士師記から見た改革とRUTC運動
(士師21:25)


@序論:士師記で見なければならない重要なことがたくさんあるのですが、一つを必ず見なければなりません。イスラエルが征服して入ったのですが、ずっと困難にあいました。ある教会の長老が手紙を送ってきました。私たちのタラッパンする教会ではないがと、悩みを話していました。自分はいくら説教を聞いても、自分の教会が福音は伝えないようだと話していました。一般信徒のようならば簡単に移れるのですが、長老になって、そうすることもできなくて、どうしようもできないという内容でした。それで相当な困難と悩みが多いようでした。それで、タラッパンをする教会に移りたいが、タラッパンが何が問題になるのか分からないということでした。ひとまずインターネットにメッセージがたくさん出るから聞いてみなさいと話しました。その人が切なく書いた手紙の内容を見れば嘘ではないと思いました。私は変に幼い時教会に通いながら不幸だった部分がその部分です。牧師先生、牧師夫人を見ながら「これが福音だな」と感じることができなかったのです。神秘主義など色々なものを話したのですが、福音を聞くことはできませんでした。福音のために生きようとする牧師先生や牧師夫人に会うことができなかったのです。もしそのような方がおられたとすれば、幼い時に、多くの影響を受けたでしょう。私が見間違った場合もあったでしょうが、そうでした。神学校でもそうでした。神学校でも、教授、学生たちに立派な方々が多かったのです。学閥と実力がすごいということは感じたのですが、一つは感じることができませんでした。「この方は福音を持っていて、福音を愛する人だな」ということを感じることができなかったのです。ですから困難にあうしかなくて、堕落するしかないのです。私は政治をすることだけ聞いて学びました。私は神学校に通いながら、どの牧師があるラインで、どの側かということを聞きながら恵みを受けたりしていました。立派な牧師が一人おられたのですが、政治力がどうだという話を聞きながら恵みを受けて育ちました。なるはずがありません。ですから難しいのです。皆さんがどれだけ重要な方かということを分からなければなりません。ある日、福音を持った方に会ったのです。そして、その方が伝道する方であることを知るようになりました。それがどれくらい重要かわかりません。それでは、他の人もそうで、皆さんもそうで、みな影響をやりとりするのです。今までそのような人がいなかったということが奇跡的なことです。私達は知っています。熱心に伝道しても他の目的があることを、バカではないから、みな分かります。教会学校を引き受けて、教会の職分を引き受けたので、がんばるのはすぐ分かります。初めて「この人は福音を持った方だな」と感じたのです。「この方は福音を持って伝道する方だな」ということを感じたのです。それがたいしたものでないようで、私の人生を変えました。それなら、皆さんを見ても、他の学生や他の人が感じるでしょう。どれくらい重要かわかりません。ところで、時間が経てばますますその部分が生き返ります。そのような、ある日でした。私が教会の事務室にいたのですが、女子学生2人が入ってきました。統一教の会館がどこかと尋ねたのでした。統一教の会館をなぜ尋ねるかとしたところ、金海からきたということでした。友人が集い招待されたので、きたと言いました。その子たちがとても優しくて良い子でした。私は、それでその子たちを椅子に座らせて、福音を伝えたのです。その子たちがスポンジが水を吸い込むように受け入れました。この子たちが他に入ったら、どのようにしたでしょうか。このことを通して、飢え渇いた誠実な人々が多いことを感じることができました。初めてこういう人々がいることを感じることができたのです。それで、私たちが時が良くても悪くても、この福音を伝えなければならないことを初めて悟りました。私が伝道師だった時も、伝道を知らなかった時でした。オールドミスなのに、イエス様を信じた後にとても恵みで、金曜徹夜にも出て証しをしたのでした。自分は幼い時から教会に行きたかったということです。ところが、自分の両親と占い師も、教会に行ってはいけないと話したということです。自分は本当に教会に行きたかったのですが、恐ろしかったということです。ところで、ちょうどその教会の前に釜山銀行本店があったのですが、その銀行で15年間勤務していたのです。その中にクリスチャンの集まりもあったのですが、ただの一度もこの人に福音を伝えることができなかったのです。これがクリスチャンです。ただの一度も、間違った福音でも伝えなかったのです。私はその証しを聞きながら、まさにあれは私の問題だと思いました。なぜ私たちが福音を伝えられないかということです。一度は、福音運動を活発にしている時でしたが、ある船を持った船長に会いました。家に毎日のように事故が起きたのです。会う前には、兄が船で渡ってきて落ちて死んだということです。その前の日、たましいを取り出すと200万円のグッ(降霊術)をしたということです。私が福音を伝えたところ、この夫婦がひざまずいて福音を受けました。おもしろいのは、自分と最も親しい友人が影島の按手執事だったのです。自分がイエス様を信じて友人を訪ねて行って話したということです。なぜ自分に一度もイエス様を信じなさいと言わなかったのかと話したということです。按手執事の返事が傑作です。「あなたがそんなによく信じることができるとは思わなかった」と話したということです。これくらい、でたらめなのです。福音は霊的な目を開いて見れば完全にありません。皆さんがどれだけ重要な人で、なぜ用心して、なぜ努力して、なぜ耐えなければならないのかが出てくるのです。皆さんが、なぜこれから重要な人だということを悟らなければならないのでしょうか。私たちより立派な人が多いのですが、福音がないのです。さらに重要なのは、皆さんは知らないのです。韓国の神学校3/4が多元論を教えています。多元論は、イエス様だけではなく、ほかのものを信じてもかまわないと教えるのです。そのような神学が韓国の3/4です。これが本当に異端なのに、その人々は全部正統だと言われています。ところで、イエスを信じなければならないという団体は1/4です。そして、その人々も福音を強調しません。それは同じようなものです。教会と統一教が同じで良いでしょうか。教会とムダン(霊媒師)が同じで良いでしょうか。それで信徒は減って、クリスチャンが減って、問題がきて教会に試みがずっとあるのです。
* なぜ聖徒はずっと苦難にあうのでしょうか。これがずっと反復されるのが士師記です。なぜ聖徒に苦難がずっと来て、近づいてくるのか士師記で最もよく説明されています。

1.失敗した士師時代
(1)反復:反復される失敗と苦痛
何のために神様の民が困難にあうのでしょうか。いったい士師時代に何を失敗したのでしょうか。そんなに難しくカナンの地に入ったのに、この失敗が続くのです。士師14人が全部反復しています。
(2)一時:士師を通した一時的教訓(士師21:25)
士師が現れて一時的な教訓はありました。いくら立派な士師が出てきても全部一時的だったのです。
(3)レムナント:レムナント運動の失敗
そうするうちに、レムナント運動は想像もできないのです。下の絵を見ればずっと反復されるのです。イスラエル民族が苦しみをずっと受けます。苦しむから、その時だけ苦しみのゆえに悔い改めます。悔い改めたら、神様が許されるので、しばらく成功します。そうすれば、また高慢になります。福音ではないから、高慢になるしかありません。高慢になれば、全部、自分の思うとおり生きていくのです。そうしながら、契約を離れてしまいます。このようになるから、苦しみがまたくるのです。こういう問題がずっと回るのです。これが士師記です。引続きこの問題が回って回るのです。ここで抜け出さなければなりません。それが改革です。孤独でも抜け出さなければなりません。しばらく困難にあっても抜け出さなければならないのです。ここから抜け出せなければ、大変なことになるのです。ずっと歴史は繰り返して回っています。これがイスラエルの歴史、特に士師記に出てくるのです。

2.続く戦争
そうするから引続き戦争が起きるのです。全部戦争の話しかありません。
(1)戦場:南側戦争(士師3:7-31),北側戦争(士師4:1-5:31),中央戦争(士師6:1-27),東方戦争(士師10:1-12:7),北側戦争再発(士師12:8-15),西の方戦争(士師13:1-25)東西南北戦争しかありません。これでイスラエルは完全に戦場に変わってしまったのです。こういう困難がきました。
(2)ミデヤン:特にミデヤンの攻撃で常に不安-ギデオン登場(士師6:1-8:35)
(3)ペリシテ:ペリシテの手から抜け出すことができない-サムソン登場(士師13:1-16:31)
特にペリシテの手の中から抜け出すことができませんでした。いつもペリシテのために攻撃されて、そこから抜け出すことができなかったのです。それで現れた人物が、ギデオン、サムソンが代表的な人物です。現れたが、また反復する問題がありました。ペリシテ、サムソンの話は有名な話です。サムソンはナジル人として生まれたのですが、ペリシテが殺そうとデリラを通してサムソンを倒したのです。反復する歴史の中で、どれだけ愚かかはサムソンを見れば知ることができます。サムソンがどれくらい愚かでしょうか。サムソンを殺す人を準備しておいのですが、その程度ならば感づくべきでした。後ほど自分の髪を刈れば力がなくなると話すようになりました。サムソンが頭をみな刈られて、捕まったのです。サムソンを連れて行って両目を抜きました。この程度まで問題がずっと反復されたのです。

3.必ず悟らなければならない契約
(1)不完全な征服(士師1:22-36) -完全福音が解決策
イスラエルの人がカナンにきて完全に征服できなかったのです。カナンの地を不安定に征服しました。これが最初の理由です。士師1:22を見れば、私たちは完全福音が解決策です。絶対にだまされてはなりません。どの教団でだれが何といってもだまされてはなりません。完全福音が解決策です。そうでなければ、ヨーロッパ教会が門を閉めるように、みな閉じるようになります。米国教会のように力がなくなれば、全部、門を閉めるようになります。今、大変です。米国の教会堂が一つずつ売られています。信徒は言うまでもなく、教会堂が売られているのです。皆さんが正しい神様の人ならば衝撃を受けなければなりません。教会とキリスト教がみな崩れるのです。完全福音でなければ、そうなるということです。なぜこの時代に神様が皆さんを呼ばれたのか、契約を堅くつかまなければなりません。
(2)偶像崇拝、犯罪、内部分裂(士師17:1-21:24) -レムナント運動が解決策
イスラエルは、偶像崇拝、犯罪、内部分裂で困難にあいました。私たちはレムナント運動が解決策です。イスラエル民族は、このように育ってきたので仕方ありません。私たちがレムナント運動をするこれが、これからどれくらい大きいみわざが起きるかは想像するだけでも予測される部分です。
(3)自分の思うとおりに行うこと(士師21:25) -弟子運動が解決策
それで私たちは正しい弟子運動だけが解決策になります。完全福音が解決策です。
@結論-差し迫ってくる未来を備えるのが21C福音化の主役の仕事で、レムナント運動が解決策です。これから未来を生かす弟子運動が解決策です。他は解決策がありません。目の前に迫る未来を備えるのが21世紀福音化の主役の仕事です。
※創世記18:32創世記18:32に神様がこのようにおっしゃられました。「義人10人だけがいてもこの土地を滅ぼさない。」ですから、いないということです。ソドムとゴモラの中にいないという言葉です。ソドムとゴモラは罪のためにほろびたのではなく、義人がいなくてほろびたのです。10人もいませんでした。重要な契約で捕まえなければなりません。皆さん1人のために起きる祝福がどれくらい大きいでしょうか。
(1)レムナント7人:1人のためです。
(2)福音、伝道、宣教:私が本当に福音を持って味わう者であることに間違いないのか。私が本当にこの伝道運動に用いられる人に間違いないのか。私が大きくできなくても、本当に真の宣教に用いられる人であることに間違いないのか。これになったら、全てがみな回復されるでしょう。今日、本当に尋ねれば良いのです。人を恨む必要もなくて、教会を恨む必要もありません。私が本当に福音を持った人に間違いないのか、いつも質問しなければなりません。ヨセフ1人がいるから、エジプト全体が生き返るようになりました。それでは、この契約をいいかげんにつかむのではなく、本当につかまなければなりません。
(3)弟子、レムナント:私が本当に弟子を育て、レムナントを生かす人であることに間違いないのか。そうすれば、神様はすべての文化を全部回復させられるでしょう。本当に契約を捕まえましょう。そうすれば、解決されます。だまされてはなりません。お金がないからとだまされてはなりません。夫、妻のためにだまされてはなりません。それはみなだまされることなのです。教会の他の人のためにだまされてはなりません。それも、みなだまされることなのです。私と皆さん個人1人がレムナントのように人を生かす人に間違いないならば、みな終わったのです。そうすれば、私が今こちらで合わせなければなりません。私が本当に福音を持って伝道、宣教する人に間違いないのか。私が本当に弟子を育てる人に間違いないのか。そうすれば、神様がどのようにしても送られます。健康も、経済も、何も心配することがありません。
※マタイ6:33いつも質問しましょう。本当に、私がレムナントを育てる人に間違いないのか。2006年も最後を送りながらこの単語をつかみましょう。本当にRUTCを作って世界福音化をすべきでしょうか。それなら、建築も心配せずに、経済も心配しないようにしましょう。私が見た聖書での歴史です。私と皆さんが本当に福音、伝道、宣教に間違いないのでしょうか。それなら、個人の問題は神様がみな解決されるでしょう。そして、私たちは遠く見通して弟子を育てる人に間違いないのでしょうか。神様は未来を全部、責任を負われるでしょう。今まで一度も非真理は真理に勝ったことがありません。今までただ一度も宗教と律法が福音に勝ったことはないのです。一度ももれなく、これが回復する時ごとにみわざが起きました。どれくらい感謝でしょうか。私は私の子どもやレムナントに、このように話したいのです。実力があるレムナントは、自分の実力を養わなければならないでしょう。しかし、とても優れた人物がいるならば、牧会、宣教も大丈夫です。することない人々のほか、とても優れた人物は、完全に福音を持って世界征服するくらいの人物がいるならば、牧会したり宣教しましょう。皆さんの時代は、そのように今、簡単ではありません。これから21世紀が進みながら相当な問題がくるでしょう。私たちのレムナントがまんべんなく色々な分野に入らなければならないのですが、人物の中でそのような人物も出てこなければなりません。そして、社会に入るレムナントは、さらに難しいから、この契約をさらに捕まえなければならないのです。このようにしようとするなら、どうすべきでしょうか。完全福音です。完全福音で勝利するように願います。前に私が米国に行こうと飛行機に乗って新聞を見ました。全面広告が出ていました。私の名前が出ていて変でした。「タラッパン柳光洙はなぜ異端なのか?」それで、私はあまり読まないのですが、時間があったので読みました。シカゴで出した新聞でした。とてもあきれたことが書いてありました。一つだけ書いてあったのです。「柳光洙氏はキリストをとても強調するから異端だ。」と書かれていました。ある面では幸いだと考えるようになりました。他の話しで嘘を書いていたら、どうするでしょう。幸い私がした話を正しくしていました。それで内心「そうそう、だったから永遠に私は異端になるよ」と思いました。愚かな人々です。
※完全福音:私と皆さんが、単に行くのではなくて、私が完全福音をしようとするなら、どのようにすべきでしょうか。完全福音というものが事実、難しいのです。完全福音のため一番良い方法は、福音を味わう祈りです。
①福音を味わう祈り:一番良い祈りが福音を味わう祈りです。福音をずっと味わってみるならば、完全福音に変わるようになります。それで2007年には、特に福音を味わう祈りをよくするように願います。行動はそれからのことです。ひとまず福音を味わう祈りがなければなりません。
②身分を味わう祈り:身分を味わう祈りがなければなりません。
③権威を味わう祈り:祈りが身分的祈りがあって、権威的祈りがあります。「この足のきかない者を直して下さい。」と言うのは、身分的祈りです。足のきかない者に「ナザレのイエスの御名で命じる。起きなさい。」と言うのは権威的な祈りです。皆さんの家の中に、我が家に入ってくる暗闇の勢力は、イエスの御名で縛られるように。これは権威的な祈りです。また神様に何でも祈れば答えを受けるのは身分を味わう祈りです。それ以前に、福音を味わう祈りです。この3つだけすれば完全福音になります。時間が経つほど大きい答えを受けるようになる皆さんになることを確信します。

-要約-
<士師記から見た改革とRUTC運動(士師21:25) >
序論 - なぜ、信徒は続けて苦しみを受けるのか
1.失敗したつかさの時代
(1) 繰り返される失敗と苦しみ
(2) つかさを通した一時的な教訓 (士21:25)
(3) Remnant運動の失敗
2.続けられる戦争
(1) 南側戦争 (士3:7-31)、北側戦争 (士4:1-5:31)
中央戦争 (士6:1-27)、東側戦争 (士10:1-12:7)
北側戦争再発 (士12:8-15)、西側戦争 (士13:1-25)
(2) 特にミデヤンの攻撃にていつも不安 - ギデオンの登場 (士6:1-8:35)
(3) ペリシテの手から逃れられない - サムソンの登場 (士13:1-16:31)
3.必ず悟るべき契約
(1) 不完全な征服 (士1:22-36)
- 完全福音が解決策
(2) 偶像崇拝、犯罪、内部の分裂 (士17:1-21:24)
- Remnant運動が解決策
(3) 自分の意見通りに行なう (士21:25)
- 弟子運動が解決策
結論 - 近づいている未来を備えることが21C福音化の主役たちの仕事