2006.01.07伝道学校講師団



レムナント伝道学(18)-レムナントの霊的体験
U列王記2:1-11

 ○要約資料○
1.レムナントに最も重要なのは福音を完全に理解することです。
(1)旧約と福音
@創世記3:15   A出エジプト3:18   Bイザヤ7:14
(2)新約と福音
@マタイ1:23   Aマタイ16:16    Bローマ16:25-27
(3)家系と福音(出エジプト20:3-5)
(4)宗教と福音(この3:1-16)
(5)生活と福音(Uテモテ2:1-7)
(6)世の中と福音(使徒17:1-9)
(7)既成世代と福音(使徒11:1-18)
2.レムナントは霊的体験が必要です。
(1)創世記41:38(創世記37:1-11)
(2)出エジプト3:1-20
(3)Iサムエル3:1-18
(4)詩78:70-72,Iサムエル16:13,23
(5)U列王2:1-11
(6)イザヤ6:1-13
(7)Uテモテ2:1-7
3.正しい福音と正しい体験の中で祈りが始まらなければなりません。
(1)ダニエル6:10
(2)ダニエル6:16,20
(3)ダニエル10:10-20,U列王6:8-23
(The end)

○説明資料○
▲レムナントと牧師が記憶することは、成功と失敗は必ずくるということです。今だめなようでも、必ず成功がきて、今はなるように見られても結局失敗はくるのです。
▲預言者ハバククがどのように悪人がうまくいくのか? なぜ公義が消えたのか? こういう質問をした時、神様がおっしゃいました。わたしの言葉を石に彫れとおっしゃったのです。みな見えるようにしろということです。走って行きながら見えるように...待てとおっしゃいました。それで、結局、成し遂げるだろうということです。この話は、悪人がうまくいくように見えても少しの間で、契約の民が困難にあうようでも、必ず祝福を味わうのです。もし皆さんに来なければ子どもにきます。したがって、絶対に気をおとさずに、揺れることもしないようにしましょう。
▲レムナントには、どんな体験が必要なのでしょうか? 霊的体験が必要です。3つのことが必ず必要です。

1.レムナントに最も重要なのは福音を完全に理解することです。
▲完全理解とは何の話なのでしょうか?
(1)旧約と福音
▲旧約を通してイスラエルがなぜ滅亡したのか、福音が何かを分からなければなりません。他のことは預言されたことで成就したのです。したがって、福音が分からなければなりません。簡単に話せば、聖書はイスラエルがほろびた本です。いつも奴隷であってほろびたのです。
@創世記3:15
A出エジプト3:18
Bイザヤ7:14
(2)新約と福音
@マタイ1:23
Aマタイ16:16
Bローマ16:25-27
(3)家系と福音(出エジプト20:3-5)
▲家系に流れる呪いを見ながら福音が発見できなければなりません。
(4)宗教と福音(この3:1-16)
▲宗教と福音が別のものであることを発見しなければなりません。
▲勉強をほどほどにした人がこういう話をしました。幼い子どもにサタンについて度々話しても良いのかと言ったのです。もちろん表現をちょっと違うようにする必要はあるのですが、暗闇に対する話をしなければ、子どもたちが永遠にほろびます。
(5)生活と福音(Uテモテ2:1-7)
▲少しだけ生活を通じて福音を味わうようにしなければなりません。困難の中でも発見しなければならないのです。
(6)世の中と福音(使徒17:1-9)
▲そして、世の中に入っても、無条件に悪く、良く見るのではなく、福音で見なければなりません。
(7)既成世代と福音(使徒11:1-18)
▲既成世代を見ながらも、無条件について行くのでも、無条件に拒否するのでもなく、福音があるのか、ないのかを区分すべきです。
▲一つの例をあげます。私たちは本をたくさん読まなければなりません。市中に本も多く出ています。すごくたくさん読まれてヒットした本があります。大部分二つの種類です。一種類は、ジャック・ウェルチが書いた本です。色々な話をするようですが、初めから最後まで強調することがあります。合理的なことを強調します。タダ(無料)はないということです。正しくしなければならないということです。まずうまくいくようでも、うまくいくのではないということです。一理あります。しかし、これを思想で持っているのです。しかし、私たちの世の中はこれを越えるのもあって、これ以下のこともあります。これだけでなるのではないのです。これが10%の本です。それでは、90%の本は何でしょうか? 積極的思考について、このように、あのように解いた本です。
▲私が今回、経済について話をするので、青年たちが早く本を読みました。経済を生かす85種類の方法という本を回して読んでいました。その中で序論と最後の方法は気に入りました。成功するようになっているので、成功するのです。そして、失敗するのも失敗するようになるしかないので、そうだということでした。書いた人が牧師なのですが、大部分は積極的思考です。だから内容がなくて、聖書からはずれていて、福音ではありません。十分の一献金についてすら書いてありました。しかし、全く内容がなかったのです。私たちが見る時は、損することはないと思うでしょうが、そうではありません。
▲イザヤ22:20-24にみことばをクギにたとえています。どんなクギが打ち込まれるのかにしたがって、かかるものが違うのです。それで、私たちは抜き取らなければならないクギがあるのです。ここにいらっしゃる方々は、あちこち拾って入ったことが多いのです。特別なのは思い出します。新聞を見て、雑誌を見て、先生に話を聞いて記憶に残ったことがあります。しかし、それが聖書と合わないことが多いのです。悟ることができなくて、打ち込まれていて他のものがかかります。神様のみことばが打ち込まれれば、そこにイスラエルのすべての栄光がかかるのです。
▲したがって、レムナントが福音を正しく理解しなければならないのです。

2.レムナントは霊的体験が必要です。
(1)創世記41:38(創世記37:1-11)
▲ヨセフを見ると、霊的な体験がありました。主の霊が充満したと出てきます。それはパロ王が言った言葉です。臣下にヨセフを推薦する時に言った言葉です。
(2)出エジプト3:1-20
▲80才まで働きが出来なかったモーセが、神様にホレブ山で用いられるようになりました。福音にあって体験したのです。
(3)Iサムエル3:1-18
▲幼いサムエルは、霊的体験から始まったのです。それで、Iサムエル3:19には、サムエルの言葉は一言も地に落ちなかったとあります。
(4)詩78:70-72,Iサムエル16:13,23
▲主の霊がダビデとともにおられました。
(5)U列王2:1-11
▲エリシャも倍の霊感をくださいと言いました。
(6)イザヤ6:1-13
▲イザヤがレムナントを見る前に見たものがあります。イザヤ6章に、先に霊的な世界を見たのです。この人に重要なメッセージをくださったのです。まさにレムナントのメッセージを与えられたのでした。誰にでもくださったものではありません。旧約の福音書がイザヤ書です。福音を正しく悟ったのです。
(7)Uテモテ2:1-7
▲わが子よ。キリストの恵みの中で強くなれとパウロがテモテにお願いしています。

3.正しい福音と正しい体験の中で祈りが始まらなければなりません。
▲福音を正しく悟って、霊的な体験をすれば、レムナントは勝利します。今日の牧師と長老を見れば、だめになるようになっています。福音が全く理解できていない状況で、体験しようと山に登るのです。
▲ある長老は、福音が全くだめでした。教える者がいないので...見たことはあって、祈梼院で祈りをしたのでした。三日ほど祈って降りてきて、牧師になろうとしたのです。それで、神学校に行って、牧師になったのですが、これもだめで、あれもだめなのです。だから、さ迷うのです。
▲しかし福音を悟った人が霊的な体験をすれば違います。
(1)ダニエル6:10定刻の祈りに力があるのです。
(2)ダニエル6:16,20あなたがいつも仕えている神様だと王が話をしました。これはダニエルがいつでも祈っていることが分かったということです。
(3)ダニエル10:10-20,U列王6:8-23それでは特別祈りは誤っていることなのでしょうか? 一時代を見る、特別な祈りをしました。
▲だから、単純な祈りだと見られますが、福音を正しく理解すれば、すばらしいことが行われるのです。
▲こういう体験がレムナントに本当に必要です。正確な福音を知っている人に、神様が霊的体験をくださるのです。その時から祈りになるのです。
(The end)