20150419 インマヌエル教会聖日1部


ヒゼキヤ王
(Ⅱ列19:35-37)


序論
▶昔にロシアを行ってみました。そして、中国、ヨーロッパも行ってみました。博物館や多くの人が集まるところに行ってみました。そこで共通点を見つけました。その人々は知らずに行ったかもしれませんが、ロシアやヨーロッパに行くと、いつも同じようなことがあります。博物館には絵が展示してあります。その絵の中には、いつもキリストがいない、亡くなる絵を描いていました。彼らは知らずに描いたと思います。私は断言して伝えました。ヨーロッパとロシアには、福音が伝わったことがないと言いました。だから、共産主義になってしまい、霊的な問題が来たと言いました。人々はみな否定していましたが、私はそれが本当の理由だと思っています。今回も、スペインとトルコの地域に行ってきました。教会堂ごとの中に置かれているものがありました。それはすべてうわべだけのものなのですが、形にすぎない偶像がたくさん置かれてあって、それを見に教会に来るのです。数百年前のものです。実はその中に入るとあまり見るものもないのですが、人々はそれを見物するために来ています。そして、たくさんの人々がそこに集まったりします。でも、教会堂ごとに書かれている絵は、ほとんど蛇の絵だったりします。例えば、門の周りの絵も全部、蛇の頭だったりします。よく見ると、すべての模様の中にも龍や蛇が入っています。なぜでしょうか。私はそれらの作品を作った人に会うならば、答えを与えることができます。「あなたは、福音がない。そして、福音についても分からない。あなたは霊的な問題をいやして行かなければならない」と伝えたいです。そして、私は私たちのメンバーたちにもお話をしました。私はあまり旅行をしたいと思わない。なぜなら、見るものがない。世界を見渡してみても、みな同じようなものだ。最初は行ったことのない国だから興味があっていくかもしれないけれど、周ってみるとほとんど同じです。霊的な流れがまったく同じです。その流れは、エジプトから流れ、今、全世界へ、エジプトからペリシテに続けて流れています。皆さんがこのような目が開かれてこそ、信仰生活が成り立つと思います。皆さんは、祈りの答えを受けていらっしゃるでしょうか。この目を開かれれば答えが来ます。未来がよく見えないという方いらっしゃいますか。このような目が開かれてこそ未来が見えます。皆さんは幸せでもなければ満足感もないかもしれません。なぜなら、このような霊的な目が開かれなければ見えません。
▶その霊的な流れの中で、代表的な人物が現れました。それがゴリアテです。ペリシテの偶像の力がどれほど大きいかということを説明するために現れたのがゴリアテでした。そして、その霊的背景を知っていた人物がダビデです。だから、すぐに挑んでいきました。しかし、それら霊的背景がよく分からないダビデの兄たちは、みなこのように話していました。「おまえはなぜこんな戦場に来たのか?君がやっていた羊飼いの仕事はどうしたのか。羊飼いをしなければならないのに、なぜこんなところに来たのか。おまえは最初からいつも生意気で傲慢だった。だから、このようにとんでもないことをするのだ」。こんな形でまったく筋の通らない話をしていました。そのときダビデが答えました。「なぜ僕がここに来た理由がないのでしょうか」と。理由があると答えました。海外から韓国に来ているすべての伝道者たち、レムナントたちは、一度しかない人生のチャンスを逃さないようにお願いします。今、全世界に出ているレムナントや多くの使命者たち、皆さんの人生は一度しかありませんので、一度のチャンスを逃さないようにお願いします。私達が間違った福音を持っていたのでは、どれだけダメな人生になるでしょうか。人生は一度しかない、そして、ゴリアテが攻めてきて殺そうとしてくるのに兄たちはなぜダビデにそんな言葉を言ってしまったのでしょうか。また、全世界の重職者の皆さん、世界で放送を通じてメッセージを聞いていらっしゃる皆さんも、本当に聖書的なことがなにかをよく悟らねばなりません。
▶この世の中には、3つの種類の人々がいます。
1)一つ目は、神を信じない人。先進国に行けば、特にヨーロッパ、ドイツのようなところに行きますと、「今だに神様を信じていますか」と堂々と話しています。「最近も、神様を信じますか?」と言います。「それ昔の話であって今もそれを信じているのですか?」。このように堂々と話しています。そのような人々がヨーロッパに多いです。昔から豊かな国です。しかし、明らかな事実は何かを見つけることができずに迷っている状態です。だから、ヨーロッパで最も多いのが精神病と自殺です。指一本のどこかが怪我をしたとか無くなったという問題ではありません。精神が狂えばどうなるでしょうか。ヨーロッパに非常に多いです。精神病が最も多い国が先進国です。すべてが揃っていますが一つだけがありません。何がないでしょうか。幸せだけがありません。だから、その幸せを見つけようと、実力のある人が幸せはこういうものだと作りだしますが、それは一時的なことです。もちろん、たくさんの世の中の発展によって、良い影響も残しました。しかし、幸せはないのです。どのくらいないのかと言いますと、深刻なほどです。皆さんのお子さんがヨーロッパに留学しに行ってらっしゃるでしょうか。ヨーロッパにいる人たちがこんなお話をしていました。ヨーロッパに行くと、無条件10日以内にみな滅びるとおっしゃっていました。それを両親や大人たちは知らないだけです。これは私の言葉ではなく、ヨーロッパに住んでいる人の言葉です。詳細については、話しませんでしたが、可能な限り、その現地の人たちとは結婚をしないように。それはそこに住んでいる人たちの言葉です。つまり、神様はいないと言っています。神がいないと言っていた共産主義は、すでに滅びてしまいました。
2)また、どのような人がいるでしょうか。人生を生きる上で、一生懸命、生きなければならない。だから、神様が必要なことは必要だ。このように信仰生活をする人も多いです。しかし、絶対的な満足感はないと思います。何かにしきりにさまよう人生になると思います。熱心に仕事をして熱心に教会に行く信仰生活をしますが、なぜ答えがないのか。それはまことの神を知らずに、ただ必要に応じて考えている。本当の幸せを求めているのであれば見つけていかなければなりません。私も昔は本当に幸せも満足感もなく、答えもありませんでした。だから人生が苦でした。だからといって信仰生活をやめるわけにもいかないでしょう。
3)そんな中で、ある日、聖書で最も重要な、ダビデが言っていた、多くの人々が言っていた、その理由を見つけました。この福音の理由をヒゼキヤ王が悟りました。Ⅱ列王18章にも記録されています。一体どんな理由を悟ったのでしょうか。このダビデが言っていた理由、ヒゼキヤ王が言っていた理由を、私たちも見つけられるようにお願いします。
▶創世記3章から始まった3章、6章、11章の問題は、政治、思想、理念の中に入っていっています。この部分を知識人たちがまず悟って、そして、信仰生活をされている皆さんが悟らなければなりません。しかし、サウル王はこれを分かりませんでした。でも、ダビデは知っていたのです。創世記3章の事件、あなたが神のようになるのだという事件を知っていました。そこで悪霊にとりつかれてしまったネフィリムの文化。そして、人生はやはり成功だ。神様に関係なく、成功しなければならない。それがバベル塔です。この勢力が今の政治、思想、理念の中に入っています。とりあえずはうまくいっているように見えるゴリアテのような構造があるでしょう。しかし、多くの人々がそれを見てだまされると思います。「すごく強力な人が現れたな」と。しかし、ダビデはそれらをすべて違うと言いました。皆さんもダビデのような答えを明確にしなければなりません。この霊的な流れは今も続いています。この流れは今のヨーロッパに、アメリカに、韓国に流れています。しかし、これらの霊的な流れを無視して、事件を他のとらえ方をしたのでは本当に残念な結果になってしまいます。昔、フランスに行きましたら、ある大学の教授が、ルーヴル美術館の案内を本当に幸せそうにしてくださいました。この方は韓国人なのに、フランス語がよく話せる教授でした。人がすごくたくさんいたのですが、この教授は私に幸せそうにガイドしてくださいました。説明しながら、この方が重要なことを言いました。「牧師先生、私は1週間に1度はここに来ます」。「そうですか?なぜ1週間に1度来ますか」。「私がこの絵を見る瞬間、とても幸せです」とおっしゃいました。私は理解できました。もちろん芸術関係の方ですから、それはありえる話です。でも、やはり、私は最終的に彼女に話しをしてあげなければと思い、お話をしました。「この絵を一度よく見てみてください。世界で最も優れた座にいるフランスのルーヴル美術館の絵を全部見てみてください。すべての絵に、完全に福音から外れた絵が描かれています」。誰かがこう描きなさいと教えてもいないのに福音は一切ない絵を描いています。そこに多くの人々が出かけて感激して見ています。そのためにお金を集めて、写真を撮って楽しんでいます。しかし、なぜそれを見ているのか分からない。人々はそれを見て感動をよく受けるのですが、その感動はいったい何なのか。作品がすばらしいとか、すごいものだと感激するレベルで終っています。その水準では答えは来ません。だから、その水準のまま教会に行けば、当然、神様のみことばと私が合いません。講壇のメッセージが自分と一致しません。ですから、ペリシテに負けてしまうのです。しかし、ダビデは異なりました。彼がなぜゴリアテに向かったのか、なぜ理由がなかったのでしょうか。理由があったのです。
▶皆さん、使徒13章、16章、19章の偶像文化が、すべての宗教と文化の中に浸透していきました。この問題を、日本が分からないから、日本にこの文化を知らせなさい。日本の首相にも伝えなさい。しかし、どのように知らせるのかが問題です。この問題は日本だけにあるのではなく、すべての国にある問題です。本当に自分の国を愛していますか。それならば、滅びないようにさせることです。災いに置かされないようにさせてあげることが愛国です。伝えなければなりません。なぜ首相が靖国神社を参拝するのに韓国と中国が反対するのか分かりますか。それは政治的なものですが、韓国を攻撃していた人々を祀ったところに行くから反対をするのです。しかし、今私が言っているのはそれが問題ではありません。その当時、その神社を作っておいて、すべての人が法的に拝むようにさせました。それは政治的な別の背景があります。しかし、それは何と関わっていますか。ローマが全世界を制覇するときに、ゼウス神殿を作り、全民をそこに崇拝させました。バビロンも世界127カ国を掌握しながら、そこにネボの神殿を作りみな崇拝させました。そして、ペリシテもダゴンの神殿を作り、全世界の人々がそこに崇拝させるようにしました。日本がやっていることも見てください。誰がやらせているのでしょうか。なぜエジプトはピラミッドを作ることにすべてのものを動員させでしょうか。これは同じ脈絡です。何を言っているか理解していただきたいと思います。キリスト教の人たちがただ反対しているのは、それは自分の勢力のためではなく、そのような流れを反対しているということです。
▶それで全世界は、個人個人が滅亡の中に入っていくしかない状態になってしまいました。この創世記3章から始まったすべてのものは霊的問題をさらにひどくさせていきます。そして、今はどんな時代でしょうか。より恐ろしいものが出てきました。各種科学化された気功、超能力運動、瞑想運動などによって人々を惑わしています。
▶イエス様は言われました。終わりの時代は、教会が崩れて霊的な混乱期が来る。マタイ24-25章に預言されています。使徒ヨハネに対しても、終わりの時代の世界を見せながら、ただ信仰によって生かされるようにとメッセージをしました。ヨハネの黙示録に、終わりの時が来る混乱期を説明しながら、キリストによって、信仰によって生かされるようにとメッセージをしました。
▶今日、序論からずっと話をしてきましたが、皆さん、この契約、福音の理由を発見していかなければなりません。

1.なぜ、ただキリストなのか。理由を分からなければならない
▶まず、一つ目は、なぜキリストでなければならないのかです。ただキリストのなっていく理由があります。これは頑固な自分の意見を言いとおしているわけではありません。例えば、すごく性格が頑固な人たちというのは、自分の意見を通さないと気が済まない人がいますが、私はそうしているわけではありません。そういう意味での、ただキリストという意味ではありません。精神的に患っている人だとか、あまり普通ではない人たちが言っています。しかし、精神的に患っている人だとか、あまり普通ではない人たちが言っているような意味で、ただキリストと言っているわけではありません。なぜキリストでなければならないのか、その理由は長い間持っていたこの問題を解決する道はキリストのほかはないということです。
1)この地球上に昔から流れている霊的な問題を解決する神様の方法は、キリストであったということです。
2)このただキリストというのは、7つの災いと未来の問題を解決するキーとなります。
3)皆さんがこのただキリストという福音の契約を正しく持つときに、皆さんが行くところのすべての災いの勢力は打ち砕かれて行きます。確実です。
▶皆さんが証人であり、教会が証人となると思います。これを知らないから、私が命をかける理由が分かりません。教会に通う理由すら分かりません。ただ月に一度だけでいいのではないかと思ってしまうわけです。この理由が分からなければ、献金をする理由も、毎週、毎週教会に行く意味すら分からなくなります。しかし、ダビデもヒゼキヤ王もいのちをかける理由を分かりました。その理由を悟った人をとおして、暗やみの勢力が打ち砕かれる働きが起きました。皆さん一人によって、そのような働きが起きるように願います。それを本当に悟る方には、一千年の答えが現れると思います。理由を知る人になってください。ダビデはこの理由を知っていました。Ⅱ列王18:3を見ますと、ヒゼキヤ王もダビデ王が行ったとおりに主の目にかなったことを行ったと記録されています。

2.ヒゼキヤのように、人生の作品を作りなさい
▶2つ目です。このただという契約を持って、皆さんもヒゼキヤのように作品を作ってください。人生の作品。ヒゼキヤ王は契約を握りました。
1)ヒゼキヤ王は王になってすぐに何をしたでしょうか。偶像をすべて破壊しました。何かを悟ったからです。偶像をすべて破壊して、王になってすぐにアッシリヤに連絡を入れました。「今まで私の父親の代まではあなたの国に税金を払っていたけれども、良く考えると払う理由がない。なぜ私たちがあなたの国に税金を払わないといけないのか。今日からは払わない」と通知しました。ヒゼキヤ王はとても堂々とした勇気のある王でした。偶像をすべて取り除いて、アッシリヤに連絡を入れました。これは偶像を片づけたのが問題ではなく、理由を悟っていたのです。当時の最高の強国であるアッシリヤに連絡しました。
2)それで、アッシリヤはヒゼキヤ王のことを聞いてすんなりと受け入れたのでしょうか。違うと思います。「このヒゼキヤ王はなんと生意気なものだ」と言いました。だから、18万5千人の軍人を率いてヒゼキヤを攻撃しようとしました。皆さん、18万5千人です。どのくらいの数字か分かりますか。イスラエルは、京畿道と江原道を合わせたのと同じくらい小さな町です。そこに18万5千人の軍人が入ったらどうなると思いますか。完全に焦土化させられ、町自体が無くなるくらいです。それでゼキヤ王は少しとまどいました。誰もがパニックになることでしょう。それでⅡ列王18:14で、ヒゼキヤ王がアッシリヤの王に人を送り謝罪を申し込みました。しかし、だからといって、それをアッシリヤが受け入れたと思いますか。だからとまどったうえに、また何をしたかというと、Ⅱ列王18:15を見ると、ヒゼキヤ王は自分の国の銀と金を全部かき集めて、それを渡そうとしました。簡単に言えば、ワイロを使おうとしました。後には、王宮と神殿の金も全部かき集めて渡すくらいの状態にまでなります。あまりにもとまどってしまって、アッシリヤの反逆にまた負けるかもしれないというとまどいがあったのでしょうか、だから今度はⅡ列王18:20-21を見ると、ヒゼキヤ王がエジプトに助けを求めます。するとアッシリヤ王は言いました。「あのいたんだ葦の杖のようなエジプトにより頼むのか」と言われてしまいました。そうなるとエジプトから助けをもらったとしても、その3つの国の戦いになってしまいます。戦争になってしまいます。こんなことを繰り返していたヒゼキヤが、とうとう何をしたでしょうか。
3)アッシリヤ王が18万5千人を連れて入るという手紙を手に持って神殿にひざまずいて祈ります。そして、今日読んだ本文のように、ヒゼキヤ王は本当にまじめに祈りました。最初からヒゼキヤ王は、今日の本文のように祈るべきだったのです。皆さんが問題の前で人や物質、背景にゆだねたり、いろいろな手段、方法を選んでやるよりも、あらかじめ神の御前に立つべきです。最初からヒゼキヤ王はそうするべきだったのですが、とにかくいろいろなことをやっていたあげく、主の前にひざまずいて祈ります。「主よ、どうか私の話を聞いてください」と本当に切実に祈り続けました。自分がそこまでになって祈ったということよりも、本当に契約を回復していくヒゼキヤ王の姿です。
▶その夜でした。Ⅱ列王19:35に出てきます。ヒゼキヤ王が主に祈ったその夜、どんなことが起きたか聖書で考えると分かります。Ⅱ列王記19:35の頭の部分に、その世、つまり祈るときにどんな霊的な科学が働かれるのかということが見えます。その世、主の使いが出ていって、アッシリヤの内で18万5千人をうち倒したと書いてあります。このような霊的戦いは可能です。皆さんが祈るときに、神は主の御使いを遣わして、主の働きをなさいます。記録を見ますとその日の夜、主の使いがアッシリヤの18万5千人を打ち殺した。歴史的にあった事実が記録されています。ここには弁明の道がありません。アッシリヤは、この主の御働きを否定しまして、彼らは伝染病で死んだと言っていましたが、風邪で亡くなろうと伝染病で亡くなろうと死んだことは死んだのです。その夜、祈る瞬間、こんなことが起きました。ヒゼキヤ王は完全な勝利を治めます。
4)Ⅱ列王20章を見ると、重要な記録があります。ヒゼキヤ王が歳月が過ぎて病気になってしまった場面なのですが、この時にもヒゼキヤ王は顔を壁に向けて神に祈ったと言われています。このようにヒゼキヤ王は、契約を握って自分の作品を残しました。皆さんも祈りながら契約を握って人生の作品を残していただきたいと思います。皆さんの人生は一度しかありません。だから人生の作品を、契約を握って残してください。

3.私たちはヒゼキヤ王の永遠な問題と永遠な解答を握りなさい
▶三つ目です。ヒゼキヤ王の三番目のミスが現れるのですが、何を失ったのでしょうか。この部分が大事ですので見てください。ヒゼキヤ王が逃したものは何だったのか。今度は大変な場面を迎えるのですが、ヒゼキヤ王が18万5千人に勝ちましたし、病気にも打ち勝ちました。だから、全世界の人が、ヒゼキヤ王はすごい人だということで世界のサミットが集まり始めました。その中で、バビロンから来た人がいました。この時、ヒゼキヤ王がその人の前で失敗をしてしまいます。相手は聞きます。「どうやって戦争に勝ったのですか」と。その場所にアッシリヤはありません。負けましたから。「あの大変な病気にどうやって治ったのですか」と。その時、ヒゼキヤ王は率直な話をしました。その時は本当はチャンスなのです。主なる神が私とともにおられ、私にこのような健康と祝福と与えてくださった。こう言うべきだったのですが、でも、ヒゼキヤ王は、秘書たちを遣わして自分の宝物庫を見せたのです。これが私たちの国力だと見せたのです。その宝物庫を見せながら、私達の財産はこん名にたくさんあるというように。さらに、王宮に連れて行って、宝物蔵の中にまた行きました。王の財産を集めて置く倉庫です。それを見せたのです。それをバビロンからの使者が見て、すべて報告しました。エルサレムの神殿とイスラエルには、すばらしい宝物と財産があることが分かったので、いつかはそれを奪おうと計画を立てたのです。これがヒゼキヤ王の大失敗の場面です。
▶今日、私たちが握るべき契約は何でしょうか。永遠の問題に対する永遠の答え。ヒゼキヤ王が逃した永遠の問題に対する永遠の答えを握らなければなりません。レムナント7人は何を回復したでしょうか。人類の永遠の問題とその答えを持っていました。私たちも、初代教会とパウロが握った永遠の問題とその答えを持たなければなりません。パウロはこう告白しました。「私の福音と世々に渡って隠されていたものが」と福音に対して告白したのです。正しく悟った人です。自分の永遠なる問題の前でパウロは告白しました。世々に渡る前からあったこの福音が隠されていたが、今や自分に現されたと、そのように告白しました。私たちは、なぜOnlyキリストにならなければならないのかという理由を悟らなければなりません。私のメッセージは多くの方たちが聞いていらっしゃると思います。特に私の福音運動を反対している立場の牧師先生方もたくさん聞いていらっしゃいます。そういう方たちに、私はあえてお話します。私のことを反対している牧師先生方、私と一緒に一週間、精神病院に入院しましょう。自信のある方は、私のところに来てください。しかも、完全に悪霊につかれて気が狂ってしまっている人だけを集めている精神病棟に一週間だけ行ってみましょう。その現場を見て、なぜただキリストでなければならないかということをご説明しましょう。すべての宗教の代表者の方々は一度私と一緒に行ってみましょう。なぜなら、私は他の証拠は見せることができません。なぜ唯一キリストでなければならないのかということを、私は現実的に見せたいと思います。他の知識や他の論理だと絶対にできないことです。神学の学歴で競い合う知識では、こういう問題は解決されません。ただ福音ということが分からないから、統合宗教というものが生まれてしまいました。なぜ宗教が統合しなければならないのでしょうか。同じでしょうか。違います。なぜキリストでなければならないかという契約を悟っていかなければなりません。このただ福音という理由が分かるならば、自分の人生が小さいか大きいかは関係なく、人生の作品を作ることができます。ヒゼキヤ王は病気の前でも死を恐れることなく作品を作りました。最終的にヒゼキヤ王は、ミスをしてしまいました。うぬぼれてしまって。私たちはいいときこそ永遠の問題に対して永遠な答えをつかんでいかなければなりません。

結論-嫌いなこと3つ
▶今週は、王についてお話しさせていただきました。今日の午後には、ヨシヤ王についてお話します。元旦メッセージから3つの方向性を持ってずっとメッセージをしています。
▶私はこの歴史を見て一番、嫌だなと思うことが、3つあります。
1)その一つ目は何か。過去に戻ることです。大変よくありません。過去というのは何でしょうか。福音を知らない過去の自分。霊的によくないときの自分です。子どもの頃育った背景、皆さんの霊的な問題の背景がありますが、その過去に何度も戻ってしまう。行けません。私にメールや手紙を送ってくださる方がいらっしゃるのですが、ほとんど返事を出していません。なぜかわかりますか。その質問自体が間違っているからです。たくさん祈ってから質問してください。なぜ私が答えないのか、返事を出さないかと言いますと、特徴があるのですが、過去にとどまっている人たちなのです。過去にとどまった状態で物事を考えているし、それに基づいて質問をしていますから、それに対しては答えられません。絶対にそこから逃れなければなりません。皆さんが亡くなるときに家系の霊的問題をそのまま抱えて死にたいと思いますか。よくありません。人間というのは、仕方がなく過去に戻ります。無知な状態、福音がない状態、よくない霊的状態、失敗するその姿に戻りたいでしょうか。私の身の回りにもそういう人がいますが、自分を過去に入れていく人たちとは絶対に会話しません。なぜだかわかりますか。簡単な話ではなく、霊的にとても重要なことです。歴史の勉強をしてみてください。そして、教会史、聖書の勉強をしてみてください。アナニヤとサッピラはなぜ死んだか分かりますか。過去に戻ったからです。福音を離れて世的な基準で過去に戻ったからです。夫婦が仲が良いというのはいいかもしれませんが、契約的に変なことを言い出したときには、もう一人の人間が反対する関係でなければなりません。契約関係なしに、いつも仲が良いカップル、夫婦というのは、それで良いのかと思います。アナニヤとサッピラもそうでした。全部の財産を献金にしてしまってどうするのか。子どもの教育問題もあるし、これからの生活費用もあるのに。そんな感じでたぶん夫婦の間で不信仰の会話が出ていたと思います。そんな時を言うときは、思いきり旦那が妻の頬をピンタするくらいの関係でなければいけません。そんな不信仰をするなと。でも、気が合ってしまって一緒に死んでしまった。だから、私は双子のお墓の悲劇だとタイトルをつけました。一気に同じ日に死んでしまったからです。とにかく、福音のない過去に戻る人はあまり好きではありません。
2)私が聖書を見ながら二つ目に嫌いなものは何でしょうか。当然、私たちはサミットに行くべきです。しかし、そのために霊的なことを全部逃して知識のサミットになるのはよくありません。私たちにとって、知識や仕事などでトップになるのは当たり前なことです。当然ながら最高のトップの座につくように目指して勉強することは当たり前なことです。レムナントもただ勉強せずに最高になるために今から勉強して頑張るべきです。それは当然のことです。しかし、その当然なことのために、霊的なことを逃していくならば大変なことになります。それが歴史と聖書の教訓です。
3)三つ目に私が嫌いなことは何でしょうか。福音と教会を人間の利益のために利用することが大嫌いです。牧師がまるで職人さんのように仕事化されることを嫌います。牧師と教職者は、信徒と教会のために犠牲になるべきです。牧師が職業だと思ってやってはいけません。「これは福音のためだ。これは伝道のためだ」と言いながら、すべて自分の利益のためにすることは、一番危険なことです。私たちはこれから祝福の器を準備していけなければなりません。全世界のレムナントたちが起き上がって福音運動ができるように、私たちはRUTC運動を本格的に祈りましょう。本当に教会の文化がいかに幸いなものであるのか、教会はこのようなものなのかということを残して行かなければなりません。そして、正しい福音運動、災いを止める運動、その主役が皆さんでなければなりません。当然ながらこのような契約を握っていらっしゃる方々は、当然答えられると思います。
▶最後に一言お願いがあります。皆さんは自分が受けた祝福がどれだけ大きいか気づいていますか。ほとんどの人は「いや私のような者が」と考えています。一切、そのように考えてはいけません。神様が私のようなものにではなく、神様が私のためにくださった恵みです。それを回復するようにイエス様の御名によってお祈りします。


(祈り)
神様、恵みに感謝します。神様が私たちに救いを与えられた恵みに感謝します。この福音を知らないでいるすべての人にこの福音を伝えることができるよう恵みを与えてください。そして、自分の人生の作品を作ることができますように。永遠の問題に永遠の答えを提示する証人となりますように。イエス•キリストの御名によってお祈りします。アーメン。