20150517 インマヌエル教会聖日1部


エルサレムの陥落
(Ⅱ列25:1-7)


序論
▶皆さんの中で、健康のために心配している方もいらっしゃると思います。こういうときはどうしたらよいのか。今日のみことばを通して、大きな答えを得ていただきたいと思います。また、ある方は、大きな危機の中にいらっしゃる方もいると思います。それより重要な問題は、私が生きる意味が分からないという方は、とても重要な時刻表でありながらも、危機の前に確かに立っているということを認識してください。そして、これから勉強をする方たちは、どういう方向性をもって勉強すべきか。また、神様に栄光をささげるために、私の職業はどうしたらよいのか。このような部分に対して答えを得ていただきたいと思います。神様にずっと用いられるために、自分の仕事や職場でどのように行っていくべきでしょうか。また、様々な職業があると思いますが、その職業を通して本当に神様が望まれることは何か。実に重要だと思います。そして、多くの青年の方たちも、今後どのように生きれば神様の栄光の生き方になるのか。このようなすべての部分において、答えを得ていただきたいと思います。
▶今日の本文は、イスラエルの歴史上、最も悲惨なことが記されています。イスラエルの最後の王はゼデキヤ王です。そのゼデキヤ王の治世の時でした。バビロンによって攻撃されました。ときに飢饉に会わされている時代だったのですが、バビロンの攻撃によってイスラエルはつぶされそうになりました。とりあえずエルサレムの神殿が崩れてしまったのです。そして、神殿も破壊されてしまいました。破壊する前に、神殿に飾られたすべての神様のものが奪われてしまいました。残ったエルサレムの神殿は燃やされてしまいました。これは歴史上にあったことです。そして、ゼデキヤ王を呼び出しました。ゼデキヤの子どもたちを王の前で殺してしまいました。ゼデキヤ王の子どもたちが、国民の目の前で殺されてしまいました。目がえぐり出されている状態ですから、完全に目は見えません。そして、両足は鎖でつないでしまいました。そして、手も手錠でつないでしまいました。そして、両手両足全部、鎖でつないで、馬によって引きずっていくようにしました。バビロンまで引きずっていきました。全国民が見るように。バビロンの言葉を聞かないと、このような者の状態になると、全世界に宣言します。バビロンまで行くのに、約2千キロになります。そこまで引きずられて行ったのです。これがゼデキヤ王を通したイスラエルの最後の滅亡の姿です。皆さん、いかがでしょうか。
▶ここにはとても重要な教訓がたくさん含まれています。皆さんが必ず記憶しなければならないことです。ここには、歴史的な話も入っていて、宗教、偶像と教会の話も入っています。皆さん個人的な話もここに含まれています。つまり、イスラエルはバビロンより力がない状態でした。今日の現場を見ながら、答えられる神様の計画は何かを見つけていただきたいと思います。
▶歴史や教会史を見ると、驚くほどの原理が一つあります。ほとんど90%の人々は何かがうまくいかない状態です。では、残りの10%を誰が握っているのか。すべての世界がまったく同じです。学生も実は全体の10%ぐらいの学生が勉強ができるかなというくらいで、残りの90%は実はできていないのです。これは個人的にどのように理解したらいいのかというと、皆さんの重要な人生の中で、幼児期があると思います。この時期は基礎が作られます。この幼児の時代に、90%の人なのか、10%の人なのかが決まります。そして、思春期を迎える頃になりますと、例えば裁判官だとか弁護士だとかエリートになる可能性があるかどうかというのは分かりません。誰もが医師になることはできません。だから、方向性としては、10%の中に行けるようにしてあげなければなりません。つまり、思春期のときにそれを見つけないと、一緒、90%の中で苦労しなければなりません。そこで霊的なことは置いておいて、一生の間、食べる心配をし続けなければならないということです。それ自体が神の御心ではありません。皆が同じ状態になるということは、神の御心ではありません。100人のうち10%、10人しかいないのに、90人はどうしたらよいのでしょうか。100人がそれぞれ別の場所で10%の中に入れるようにしてあげなくてはなりません。教育は教会の問題もあると思います。神の御心どおり行かなければなりません。90%の人々が霊的な問題から逃れることができない状態です。そうすると、今度は結婚をする時期が来ます。結婚の時期が、一番霊的に祝福される選択をするか、または一番大きなダメージを受ける選択をするになります。そこで青年の方たちは結婚をまじめに考えてください。これは結婚が問題ではなく、生涯を霊的問題の中でぐるぐる回る人生になるのか、10%に入れるのかです。そして、皆さんに更年期が来ます。この時期は霊的問題がより大きくなります。そして老年期を迎えます。
▶これが個人の時刻表です。では残りの10%はどうなるのか。10%がいいかどうかと考えたときに、これを霊的に見ると、神のいない10%はすべてを発展させながら、世界中に霊的問題を起こす人になります。この聖書どおりに言えば、エジプト、バビロン、ローマ、彼らの背景というのは、サタンの背景です。それが復興のように、非常にパワーがあるように見えますが違います。それがまるで今でも続いている世界の立派な文化のように見えますが違います。だから、地球上は、日が経つにつれ、ますます災いの時代になっていきます。なぜこんなにも地震、飢饉が多く起きているのでしょうか。聖書には、もっとひどくなると預言しています。それらは科学や人間の能力では止められません。もっと恐ろしいのは、サタンは世の中の10%の人材を用いて戦争を起こしていきます。それが今日の聖書の内容です。これは単純な話ではありません。
▶そして、いつでも福音を正しく持っている1%を通して問題は解決されました。レムナントは何が必要になるのか、皆さんはどのようにすべきでしょうか。すぐ方向性が出てきます。こちらにいらっしゃる多くの長老さん方は事業を起こし、また病院の医者や学校の先生などをしておられますが、どちらの方向に行くのが神のご計画なのかすぐに分かると思います。難しくありません。神の御心がそこにありますから。神様は福音を持った1%を通して世の中を生かしました。レムナントは、福音を持った1%に入ってください。
▶私は幼稚園の先生や院長先生にこのようなお願いをしました。子どもたち10人で一チームを作ったとしたら、ミュージカルを10個作りましょうと。または演劇を10個作ってみてほしと。そして、その子どもたちをよく見ながら、ローテーションで一人ずつ主人公をさせて欲しい。例えば、いつもハンサムな子や目立つ子だけを主役にして、残りの子どもたちは皆、エキストラをさせてしまったら、その子が卒業して外に出たら普通の問題が来るのではありません。ある優れた先生がこんなことを言いました。自分は、すべての学生にA単位を与えている。それはできない子にA単位を与えているわけではなく、Aが取れるまで再試験を継続してするためだそうです。それが教育の目的だと思います。福音を持った1%というのは、難しく見えますが難しくありません。神様の計画ですから。こちらには多くの副教役者の皆さんがいますが、福音を持った1%という目標をもって教会に献身していくのです。私は何の能力もなく、背景がありませんが、何を見つけたかというと韓国、世界の教会に福音と伝道に問題が来ました。だから、福音を持った1%という計画をもって献身しようと思ったのです。それだけを見つけていくために、すべてのことを没頭して行きました。なぜなら神様の計画だからです。レムナントを育てる長老がこんなことをお話していました。レムナントたちは希望のある子どもたちなのに、インターンシップで仕事をさせてみると、問題が来るとすぐにあきらめてしまう、粘り強くないということでした。本当にレムナントを育てる長老なのですが、レムナントに一生懸命、やらせてあげようと思っても、彼らは粘れる部分がまったくないということで心配していました。霊的に偉大な奥義をもって握っていただきたいと思います。
▶なぜイスラエルがこのように悲惨なことになったのでしょうか。このようにされたイスラエル、神の民がいつこの問題から解決されたかということをお話します。

1.当然の結果-福音で運命を変えなさい(イザヤ7:14).
▶一番です。福音を持った1%の人が今日の問題を解決しました。どのように解決したのでしょうか。見よ。処女がみごもって子を産む。その名をインマヌエルとせよと言われました。偉大な言葉です。これは何を指しているのでしょうか。福音を持った1%の人たちが運命を一変させてしまう言葉だったのです。皆さんは90%のでたらめなところにいることなく、福音を持った1%の中に入り世の中を変えてください。皆さんがこれだけを見つけていくならば、必ず主の御働きは起きると思います。
▶では、問題が来たときにはどうすればよいでしょうか。「なぜこのような問題が来たのだろうか?」のかと言えば解決になりません。「私はなぜお金がないのでしょう?」とすれば死んでも金をもうけられません。「私はなぜ勉強ができないのだろうか?」そうすれば、この方は一生勉強できないと思います。「なぜこのように困難な問題が来たのだろうか?」「イスラエルはどうしてこんなに神殿が燃やされて、神の民は捕えられて、ゼデキヤ王は目がえぐり出されて悲惨な形で死んでしまったのだろうか?」このようなとらえ方、姿勢で質問すれば解決しません。この問題は、当然来るべき問題が来たのだと考えてこそ答えられます。「私はなぜ貧しいのだろう?」。当然貧しい状態になるしかないと問題を見つけてこそ答えられるようになります。「私はなぜ病気にかかったのだろう?」病気になるしかなかったのです。それを悟らなければなりません。「私はなぜこのように勉強できないのだろう?」当然な話です。勉強できないような今までのやり方だったからできないのです。「私はわざとダメになりました。わざと勉強しなかったのです。わざと勉強もしないで、大人になればホームレスになる」というような人は誰もいません。
▶問題は、イザヤが本当に悟ったというところにポイントがあります。イスラエルがこうなったのも当然な結果であったのだということです。私たちの暗やみに陥ってしまったこの運命を変えるべきだ。だから、処女がみごもって子を産む。その名をインマヌエルとせよ。このメッセージを握った瞬間から解決されました。これはただ単純にイエス様を信じて救われるという話ではありません。これはどんなお話でしょうか。
1)創世記3章の完全に陥った運命から早く逃れなさい。皆さんがどんなに勉強して学歴が高いとしても、運命の中に陥っている場合、その学歴を握って死んでいくのです。
2)創世記6章ネフィリムという暗やみに捕えられていないで早くそこから逃れなさいということです。3)バベル塔という滅びる中で人生を投資せずに早く抜け出てきなさい。
▶神様の契約って出てきてほしいということです。そういう意味だったのです。その契約を握った1%の人々を通して、あの陥落してしまった状態からイスラエルは70年ぶりに解放されて行きます。このように、聖書は私たちに明確な答えを与えています。今日皆さんに貴重な日になることを望みます。レムナントは、10%の中に入る方向を握ってください。いらない人達が言っている言葉に耳を傾けないでください。神様から与えられたタラントを見つけてください。法律や音楽を目指している方たちも10%の中に入ってください。そして、ただ10%の中に入りますと絶対に霊的問題が来ますから、福音を握ってください。そして、最終的には1%になるのです。その1%の人が世界を生かす人になるのです。両親も子どもの教育をそのようにしなければなりません。皆さんに似た子どもにさせてはいけません。そうだと思いませんか。また、皆さんができなかったことを満たそうとして子どもにやらせてはいけません。神様が望まれることは何かをやってください。信者も未信者も、必ず神様の計画があります。ですから、このような契約を握ってやっていくことがとても重要です。

2.必然的時刻表-霊的勢力―やみの勢力を縛りなさい(ハガイ2:1-9)
▶2番目です。誰によってこれらが解決されたのかです。これを知るべきです。いつ解決されたのか見ていきましょう。ハガイ2:1-9です。総督に伝えなさい。大祭司に伝えなさい。長老に伝えなさい。民たちに伝えなさい。何を伝えなさいということなのでしょうか。早く戻って神殿を回復しなさいということだったのです。その時から御働きが起きました。それはどういうことだったのでしょうか。
▶問題がきたときには、当然きたのだと理解することと、もう一つは、必然的な時刻表だということを理解することです。ということは何かと言いますと、霊的な勢力をみな縛り上げなければならないということです。暗やみの勢力を縛り上げなければならないということです。どういうことかお分りでしょうか。この時から御働きが起きるようになります。なぜ戻って神殿を回復しなさいと言われたのでしょうか。
1)モーセの幕屋時代に起きた奇跡、内容を回復しなさい。エジプトから出るということが問題ではありません。カナンの地に入ることが問題ではありません。一番肝心なのは何だったのか。紅海が分かれたことでしょうか。違います。それは信仰がないから分けたのです。信仰があれば分けなくても結構です。ヨルダンを渡ったということも重要なことではありません。最も重要なことは何だったのかということです。神の民がこの暗やみの力、霊的問題を解決するために幕屋中心生活をしなさいということだったのです。
▶人間にとって一番重要な部分です。多くの知識人、青年たちが神の存在を否定し、なぜ信じるのかとすごくあざけっていますが、そのような人たちには必ず霊的問題がきます。悟ったときには、もう人生、遅くなっていたでしょう。レベルの高い人達は、自分の問題を隠します。水準の低い人は、隠さなくても目に見えています。そして、たくさん持っている人は偉そうにそれを隠しています。しかし、何も持っていない人は、表に見えるだけです。青年の時、神様を知らない者は、人生で最も肝心な時に自分の霊的問題が出てしまいます。神なしで勝手な人生を生きていたわけですから、肝心な時にどうなるでしょうか。結婚している姿を見るとすぐに分かります。どこであのような人に会って結婚するのかと不思議なくらいダメージを受けています。まるで新聞に広告でも出して選んだかのように、本当に霊的問題のある人は、そのとおりの状態を選んで結婚してしまいます。しかし、苦しみに遭っても信仰生活をやってきた人は、正しい導きを受けるということを見てきました。昔私はある長老のお証しを聞いて本当に驚きました。重要なお証しをされたのです。その長老は「私はなぜ医者になるのだろう」と質問したそうです。「なぜ私は医者をすべきか?」。この質問をしたそうです。一人ですごく悩んでさまよったそうです。さまよっている中で、今の奥さんにお会いしたそうです。だから、あのような悩み、さまよいは必要だと思いました。大事な必要なさまよいは、いい結果をもたらします。でも、ある人々はすごくよくやっているように見えるけれども、肝心なところであれっという結果を生みだしてしまうのです。私たちが神を信じる、福音の中にあるということがどれほど重要かを教会に通う人も知らないのに、未信者がどのように分かるでしょうか。今日、この時間に、私たちが平凡にここに座っているように見えますが、神は皆さんの霊的問題を、人生を、未来を完全に動かすことができる力の神です。主があの御国で御座で皆さんのために両手を上げて1秒間だけでも祝福するならば、人間が1万年かけてもできないことができるようになります。天から降り注がれる祝福を誰がこの地上で止めることができるのでしょうか。
2)ダビデは神殿を回復しました。ところが民が分からないのです。なぜ神殿回復をしたのかと。その祝福を回復しなさいと今日は話しています。ダビデは幸いな祝福を受けました。そして、聖書の中には、結局は神殿は偶像化されてしまったので、だから、燃やされてしまったのです。
3)教会を回復しなさい。神がともにおられる教会を回復しなければ、暗やみの勢力を打ち壊すことはできません。その運動でこそ、サタンに捕らわれてしまった10%の人達を生かすことができます。皆さん、庶民が戦争を起こしているように見えますか。違います。10%の偉い人たちが戦争を起こしているのです。他国に侵略するということが庶民がやっていることですか。違います。サタンが、宗教が誰を握っているか分かりますか。だから福音を持った1%が世の中を生かすことができます。

3.絶対的理由-伝道と宣教を回復する日、暗やみがみな崩れる。
▶3番目です。いつすべてが回復されたと思いますか。重要なことです。いつ回復されたのでしょうか。神様はこのようにイザヤを通して言われました。
1)あなたは高い頂きに昇りなさい。これは苦しいときに言われた言葉です。それがイザヤ40章です。屋根の上に上って言いなさい。何を語るのでしょうか。屋根の上に上がってということは、皆が見えるようにしなさいということです。草は枯れ、花はしぼむ。しかし、まことに神の言葉は永遠に立つということを伝えなさい。人間の手によって作られたこれが本当に神だと思うのか。イザヤ40章をずっと読んでいきますと出てきます。口も聞けないようなものが本当に神なのか。それで言われました。ただ主を見上げる者は新しい力を得ると言われました。
2)そこでイザヤ60章に行きますと、「起きよ、光を放て」そうすると、暗やみに覆われている人たちが戻ってくると言われました。
3)イザヤ62章は、万民に向かって旗を上げなさい。そうすると、万民がその旗を見てみな集まって来るだろう。そして、生かされるだろうということです。
▶暗やみ打ち砕かれるその日、いつでしょうか。伝道と宣教が回復される日です。このとき、すべての暗やみが砕かれていくのです。皆さんがこれを契約として握ってください。今日、今この時間契約を握らなければなりません。「私は結婚に失敗したから、今大変なのだ」と悟っている人はいますか。あの妻をこれからどうするのか。別れようか。あの旦那をリサイクルストアに売るべきか。今、私はそんなことを言っているわけではありません。違います。今日の核心はこれです。実際に福音の中にある契約を握って1%の中に入ることです。私の運命を変えるということです。
▶イスラエルの教育の中に、このような教育があります。あなたがやっていることが1番になれず、2番になるのだったら、早く他のものを選びなさいということです。それはすごく競争心を引き起こすことに見えますが、違います。神様の計画を発見するようにしなさいということです。それは絶対に2位にならず1位になりなさいということではありません。そういう言葉ではないのです。神様があなたに与えようとしていることを見つけていないのではありませんかということです。だから、ノーベル賞はほとんどユダヤ人が取っています。すごい民族だと思います。でも、福音がないから問題を作っているのです。
▶私たちは、再創造の民にならなければなりません。福音を持つ1%になり、神の国を作っていくわけです。世の中を変える、運命を取り替えていくのです。これからは1%の中に入るということです。皆さんの産業、学業、仕事を1%の中から行ってください。そうすると、御働きが起きます。そして、大きな2番として霊的なすべての勢力を打ち壊していきます。それが神殿回復です。そして、今日の3番目をまとめますと、伝道、宣教、すべての暗やみを打ち壊していくそれらを発見するとき、すべては回復されていきます。

結論
▶今、皆さんは問題を抱えていますか。当然な結果だと思ってください。来るべきことが来たというように。でも、来るべきことが来たということは、これは必然的な時刻表だということです。その中から絶対的な理由を見つけるのです。「なぜこうなったのか」という絶対的理由を見つけるのです。神は神の民に訳もなく苦しみを与えるでしょうか。違います。絶対的な理由があるから与えているのです。では、その理由は何かと発見するということです。発見したときには、運命だけが変わるわけではありません。発見と同時に、今まで私をダメにしたすべての暗やみの勢力は打ち砕かれます。目に見えない未信者は絶対理解できない暗やみの勢力が打ち砕かれていくということです。テロ、戦争、地震、飢饉、なぜこんなことが起きているのか、それを早く私たちは防いでいかなければなりません。契約を握ってください。この世の中、地球は、すぐに終わりません。福音が全世界に入ってこそ、みなが聞いてこそ終わりの日が来るのです。
▶私たちはエルサレム陥落という言葉を、良く理解しなければなりません。悟らなければ同じ状態になります。学生や青少年は、早く10%の方向性を、そして、1%の方向性を持ってください。職場の未信者から「あの人はなぜここで働くか。もうここで働かないでほしい」と思われているのであれば失敗です。社長が見るに「あの人に給料をこれしか渡せられなくて申し訳ないな」というくらいにならないといけません。「あの人に500万ウォンぐらいしか給料を渡していないけど申し訳ない。もっとあげられなくて」というくらいにならなければなりません。「あの人に、給料100万ウォンをあげているけれどもったいないな」となってはいけません。そうだと思いませんか。神が皆さんを導いたのは、暗やみの中にいないで早く運命を変えなさいということです。その答えは唯一なるキリストしかありません。そうでなければ変えることができません。皆さんの運命、サタン、地獄の背景を変えるには、ただキリスト、唯一なるキリストの他にはいません。それを握る瞬間から、回復の門が開かれて行きます。その時から、早く戻って神殿を再建しなさい。皆さん、教会建築が外見的に重要だということではなく、すごく霊的な意味があります。そして、起きて光を放てということです。
▶これらが全部回復されたら、皆さんについてくる3つの大きな答えがあります。
1)まず一つ目は、霊的な流れを変えることができるということです。私は行く所々でだめな人と、関わっている人たちと喧嘩することなく、全体的な雰囲気を見て霊的な流れを変えようと思いました。私が重職者や副教役者だったら、そのようにしたいです。みな教会に行きますと、いらないことばかりを話しています。ポジション争いだとか、例えば人のことを言ったりとかします。だから、私はそのような雰囲気の中でも霊的な流れを変えようと思ったので、本当に福音的な人を選んで、一緒に集まって祈って、伝道と宣教、それをシェアーしながらやってきました。霊的な流れを取り替えていくのです。それで取り替えました。重要です。皆さんもできると思います。皆さんもそのような答えに預枯れるように、神様が導いてくださると確信します。
2)私たちは喧嘩する必要がありません。霊的なシステムさえ作っていけばよいのです。戦う必要ありません。患ったりしないでください。戦わず勝ちます。
3)3番目の答えは何ですか。産業宣教大会でもお話ししましたが、霊的な文化を変えるということです。
▶これらを全部産業人大会でもメッセージしましたが、このメッセージの内容を私が仕えていた先輩の牧師先生方も聞いておられます。私が仕えていた教会の昔の大先生が今回の産業人大会に参加されまして、「私は柳牧師のメッセージを毎週聞いていますよ」と言われました。その牧師先生よりも牧師夫人の方がもっと熱心に聞いていらっしゃるそうなのです。牧師先生が昔、その教会に赴任されたときに、私に「あなたも来なさい」とよく誘われていました。それで私が行ってみたら、教会の状況がみな喧嘩していなくなってしまい、日曜学校の先生をやれるような人もいませんでした。答えは簡単です。神の計画があるでしょう。そこに行って私は伝道運動をしました。多くの弟子が起こされました。青年の弟子だけで数百人が起こされました。祈らない人はみな何でも心配です。幾人しか残っていないのを見てそこの長老たちは集まって心配していました。「大変だ、今私たちの教会は」。祈っていない他の長老たちが、私がその教会を生かして何百人と青年が立てられたときに、不信仰をしていた長老がやはり心配したのは、「あの人たちはみな柳光洙牧師が伝道してきた。以前もうちの教会がみな喧嘩をして伝道師さんについて出てしまったから、今回も柳牧師についていくのではないか」ということで心配していました。そのときの主任牧師先生は1回そのような傷があるから、長老たちが言うことに耳を傾けてしまいまして、結局、私は青年部を辞めさせられて、他の偶像だらけの町、アンチャンという町に行かされるようになりました。そこで働きをしなさいと。私はそれももちろん受け入れました。なぜなら、福音を悟ったから、言い訳も理由も不満も不平も恨みもないからです。「分かりました。行きますよ」。私はなぜそこに送られたのかすごく分かりました。けれども、私にはその理由など関係ありませんでした。その町は全部、占い師の町です。今は少し発展しましたが、昔20年ぐらい前というのは、ほとんど占い師の町でした。私は自分の伝道人生の中で、占い師のところに行って伝道するなどとは夢にも思わなかったです。私は占い師や霊媒師などはあまりタイプではないので、夢にも思っていませんでした。そういう人たちに伝道するなどとは。でも、私はとりあえず気持ちを入れ替えて行きました。そこに小さなお店があってテーブルがある。そこに毎回行って祈りながら考えました。どのようにすれば、この占いの町の霊的な流れを変えられるのだろうか。どのようにすれば、しっかりとした福音のシステムをここに立てられるのだろうか。どうしたら、この暗やみの文化を変えられるのだろうか。それを祈りました。伝道のトラクトを配ることが問題ではありません。この3つの部分についての答えが出なければなりません。毎回その場所に行って祈ったら、ある日、私の横におばさんが座りました。おばさんに聞いてみました。私は慎重に尋ねました。「もしかして教会に通ったことがありますか」。イエス様を信じていますかということは、聞けない状態だったので、「もしかして教会に行ったことがありますか」と尋ねました。すると、すごい低音で、自信がありそうな声で、「私が教会に行くように一度してみたら」という感じで言われました。何かドキッとしました。私はおどおどと聞いたのに、相手は自信をもって「私を教会に行けるようにして見なさい」とため口で言われました。「分かりました。そうしてみます」と言いながらも、内心は実はおどおどしていました。どうしたらよいか分からなかったので。そのおばちゃんの家がどこかということを聞きました。その家には旗がかかっていました。それは「私は占い師です」というしるしです。私は他はともかくすごくそういうことをキャッチするのが早いので、私に対して相手はすごく堂々と、私に対して自信感を見せつけられたのですが、瞬間、私はとまどいまして、こういうことを口に出してしまいました。「私は来週からあなたの家に行きますから、来週から私と会って話をしましょう」と。実は私は内心おどおどしていたので、1週間整理する時間が必要だったので今からとは言えず来週からと言いました。私はちょっと下を向きながらお店から出てきました。そして、次の週になりまして、約束の時間より少し早目に行きました。またいつも通りのテーブルに座って気持ちを整理し、人生にとって占い師に伝道するのは初めてで少し緊張しました。自分なりにもメッセージのウォーミングアップをしようということで。準備ができて入ろうと思ったら、あるおばあちゃんが「ちょっと牧師さん。そこにいちゃいけませんよ」と言われました。ストップとブレーキをかけられたので「どうしたのですか」と聞くと、おばちゃんは言いました。「あの女もきちがいだ。あの人は昔、伝道師だったのよ。神学校も出ている。神学校も卒業して教会で伝道師までやったのに、あんなことを屋っているよ」と私に言われました。「あの部屋に行ってみてください」。行ったら、占い師なのに神学校を出た卒業の写真まで壁に貼り付けて、それで人のことを占っているのです。その言葉を聞いた瞬間、今までおどおどしていたそんな気持ちはどこかに行って、ものすごい憤りとすごい自信感が私にわいてきて情熱をもってがーっと入りました。本当には行ってみたら、神学校の卒業写真が壁に貼られてあって占い師をやっていました。私はもう序論もなしで突然、思いきりため口で言いました。「あなたは神学校を出たでしょう。伝道師もやったでしょう」と。「あれは神学校の卒業写真でしょう」。偶像崇拝をしたらどうなるかわかりますかということで未信者の状態を説明しました。どういう問題が来るのかということです。全部、聖書的に説明しました。説明が全部終わっていないのに、奥の部屋から「そうです」という誰かの声が聞こえました。なんと病気になって寝たきりになっていた夫でした。もう片方の部屋には、娘が病気になって寝たきりでした。みなイエス様を受け入れました。部屋中の偶像を全部、私は引き出しました。その女性も占い師の階級があるようで、この女性は数十人の占い師を私のところに連れてきました。それで占い師の集会をやりました。それくらい伝道運動が広がっていきました。その町に小さな高神側の教会が一つあったのでお願いしました。「みな受け入れをしたので集会をやりたいのですが、場所がないのでちょっと貸してくれませんか」と。すると、その教会の担当の牧師は、すごく不愉快そうに「人の町に来て勝手に伝道してこんなことをするのか」という感じで言われて、縄張りという言葉を使いますが、自分の領域に入ってきたということで嫌がるのだなと思い、借りるのをやめようと思いました。受け入れをしたおばさんの占い師(今は占い師ではなく元占い師ですが)にお願いして、他の老人ホームみたいなものを借りてそこで集会をやったりしました。こういう形でその町に小さな教会が誕生していったのです。それがキャンプです。占い師は霊界の人たちですから、祈るとすごくいうことが習慣づいていたのですごく祈って、霊界にいた人たちは、霊的な話をするとすごく理解してくれるのです。一般の長老が理解するよりもはるかに理解しやすい人たちです。聖書のお話をすると、その当時の占い師の一人が私にこんなことを話してくれました。「牧師先がもし占い師なっていたら、すごく強い占い師になったはずですよ」と言われました。霊界のことについてよく分かっていらっしゃるから。私は笑いながら「いや私は知っているというか聖書の話です」と言いました。私はそのアンチャンという町に行ったからこそ、未信者状態を深く知るようになりました。神様に大きなメッセージをいただきましたし祝福されました。多くの霊的なシステムを発見しました。その働きをした後に、この東三第一教会に導かれ伝道運動するようになりました。そして、全世界に弟子を起こされ伝道運動をするようになりました。伝道運動のベースだったということです。
▶これからどんなことが起きるか私は予想はしています。神様の驚くべき内容が回復されていくと思います。皆さんがこの祝福を受けるように、貴重な一日であるようにお祈りしたいと思います。


(祈り)
神様、感謝します。私たちに福音を与えてくださり本当に神様に感謝します。今日、私たちの運命が変わる日になりますように。私たちの周りにあるすべての霊的な暗やみの勢力は打ち砕かれますように。すべての災いの勢力が打ち砕かれて行きますように。イエス·キリストの御名によってお祈りします。アーメン。