<序論:福音の内容と動機>   



なぜ必ずイエスのみを信じるべきなのか?
(イザヤ40:9〜31)
 
(イザヤ40:31)‘しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。’
 
1 なぜ人間は、苦しみの中でさまよっているのか?
 1) 霊的に孤児、また、こじきの状態
 2) 霊、肉ともに罪の中にあって、そこから逃げ出すことができない。
 3) 真の礼拝の対象が見つけられない
 
2 人間の根本的な問題は何なのだろうか?
 1) 創世記3:1〜5、ローマ3:23−神から離れている人間
 2) 問題の発端(サタン、悪魔)−創世記3:1〜5、エゼキエル28:14、
           イザヤ14:12〜14、創世記3:16〜20、使徒10:38
 3) 神から離れた人間の実存
  @ 悪魔の子ども(ヨハネ8:44)
  A 裁かれている罪の奴隷(エペソ2:1)
  B サタンの奴隷(エペソ2:2)
  C 御怒りがとどまっている(エペソ2:6)
  D 死が待っている(ヘブル9:27)
  E 裁きがある(ヘブル9:27)
  F 地獄の刑罰(ルカ16:19〜31、マタイ25:41、黙示録14:9)
  G 悪霊に仕える生活(Iコリント10:20)
 
3 なぜ他の宗教には救いがないのだろうか?
 すべての人は、原罪をもっているからである(ローマ3:23)
 そのような宗教生活は、やればやるほど苦しみに迫られる
                (マタイ12:43〜45、11:28)
 
4 なぜ律法や良い行いでは救われないのだろうか?
 1) 原罪を解決できない
 2) 律法を完全に全うできない
 3) さらに罪を犯してしまう(イザヤ64:6)
 
5 神様が備えられた唯一の解決策は?
 1) ヨハネ14:6、ヨハネ1:1、1:14、8:56、10:30、14:8〜9
 2) Iヨハネ3:8
 
6 救い主としての資格は?
 1) Iペテロ3:18  2) 創世記3:15、イザヤ7:14
 3) マタイ16:16、ヨハネ1:14、ヨハネ20:28
 4) ピリピ2:6  5) Iコリント15:3〜5  
 6) 使徒1:11   7) 使徒1:8、マタイ28:20
 
7 本当の救いとは何なのか?
 1) エペソ2:1−過去の問題の解決
 2) エペソ2:2−現在の問題の解決
 3) エペソ2:6−未来の問題の解決
 4) エペソ2:7−現実において証拠
  
8 いつ救われるべきなのだろうか?
 1) 箴言27:1   2) ルカ16:19〜31   3) ヨハネ5:24  
 
9 どうすれば救われるのだろうか?
 1) ヨハネ1:12    2)ローマ10:9〜10   3) ローマ8:2
 4) マタイ16:13〜20  5)マタイ10:32〜33  6) 黙示録3:20
 
10 救われるとどう変わるのだろうか? 
 1) ただちに身分が変わる(ヨハネ8:44→Iヨハネ3:2)
 2) サタンの力から解放(エペソ2:4〜5)
 3) 死の力から解放(ローマ8:2)
 4) 地獄の運命から解放(マタイ25:41→ヨハネ14:3)
   
----------------------------------------------------------
<序論:福音の内容と動機>
               なぜ必ずイエスのみを信じなければならないのか?
働き人用          (イザヤ40:9-31)
 
     = 10種類の基礎の質問と解答 (福音の内容と動機) =
 
 (イザヤ40:31)" しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。"
 
1 なぜ人間は、苦しみの中でさまよっているのか?
 1) 霊的に孤児、また、こじきの状態だから。- 霊的父母の神様と断絶されているためです。それで、人は生まれる時から、生まれながら御怒りを受けるべき子(エペソ2:3)です。この本質的な呪いは、人間を絶えず苦難と苦しみに追い立てます。
 2) 霊、肉ともに罪の中にあって、そこから逃げ出すことができない。. - 創世記3:1-20節の不順従の罪の結果生じた断絶として来る苦しみです。
 3) 真の礼拝の対象が見つけられない - 神様を離れた後に、神様の代わりに代理の満足を追求するために偶像、宗教を探すのです。しかし、そこには真の満足や解決がありません。人は神様に会わないと真の幸福がないためです。
 
2 人間の根本的な問題は何なのだろうか? - <唯一の 問題>
 1) 創世記3:1-5, ローマ3:23 - 神様を離れた人間、死 ; 不順従で "神様の栄誉を受けることが.." できない問題が人間の根本問題です。
 2) 問題の張本人(サタン, 悪魔)
  創世記3:1-5 - エデンの園のアダムとエバを誘惑して、不順従にさせ、善悪を知る木の実を食べるようにさせました。
 エゼキエル28:14 - 元々は、神様に仕える天使長(油そそがれた守護者)でした。
  "わたしはあなたを油そそがれた守護者ケルブとともに、神の聖なる山に置いた。あなたは火の石の間を歩いていた。"
 イザヤ14:12-14 - 音楽担当の天使長ルシファーが、高慢になって堕落したのがサタンです。
  "暁の子、明けの明星よ。どうしてあなたは天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ。どうしてあなたは地に切り倒されたのか。(13) あなたは心の中で言った。『私は天に上ろう。神の星々のはるか上に私の王座を上げ、北の果てにある会合の山にすわろう。(14) 密雲の頂に上り、いと高き方のようになろう。』"
  創世記3:16-20 - 人間が堕落した結果、苦しみ、病気、悲惨、死を持ってくるようにした張本人
  使徒10:38 - 今でもサタンは、未信者のたましいをつかんでいます。
  "それは、ナザレのイエスのことです。神はこの方に聖霊と力を注がれました。このイエスは、神がともにおられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。"
 
 <未信者の6つの状態>
・ 悪魔の子供(ヨハネ8:44) - "あなたがたの父である悪魔から出たものであって..." ; 身分
・ 悪魔のしもべ(エペソ2:2) - 世の中の風俗に捕えられている ; 迷信, 偶像, 不信仰な思想
・ 精神的な平安が無い(エペソ2:3) - 生まれながら御怒りを受けるべき子供 ; 呪いがずっとくる
・ 肉体の苦しみ(使徒8:4-8) - 各種の病気
・ 地獄に行くことになる(霊魂存在に対する無知)(ルカ16:19-31, 黙示録14:9) ;原因を知らずに死
・ 子孫が滅びる(偶像崇拝、供養、迷信)(Iコリント10:20, 出エジプト20:4-5) - このような呪いと問題の中から抜け出てくるために苦闘した最後が、宗教を持つことです。しかし、その宗教はいのちがない宗教で、偶像崇拝であるだけです。その背後にサタンが働く宗教なのです。したがって、宗教は、罪、サタンから抜け出て来ることができません。ところが、罪、サタンから抜け出てくることがあるのですが、それはただ福音だけです。
 
3 なぜ他の宗教には救いがないのだろうか?
 1)すべての人間は原罪を持っているため(ローマ3:23) - 原罪の解決ができないので、他の宗教では人間を 救うことができません。まるで、それは海賊船に乗った人と同じです。悪魔が親分である海賊船に乗っている人が、すなわち、未信者の身分です。海賊船からおりて、福音船に乗らない限り(受け入れ) 原罪問題の解決は不可能です。
2) その宗教生活は、すればするほど苦しみに追い立てられる(マタイ12:43-45, マタイ11:28)
 (マタイ12:43-45)" 汚れた霊が人から出て行って、水のない地をさまよいながら休み場を捜しますが、見つかりません。(44) そこで、『出て来た自分の家に帰ろう。』と言って、帰って見ると、家はあいていて、掃除してきちんとかたづいていました。(45) そこで、出かけて行って、自分よりも悪いほかの霊を七つ連れて来て、みなはいり込んでそこに住みつくのです。そうなると、その人の後の状態は、初めよりもさらに悪くなります。邪悪なこの時代もまた、そういうことになるのです。" - 原罪の解決がない宗教生活とは? 心を空けて、掃除して、修理する修養訓練であるだけです。ところが、そのような精神、心の修養した後には、悪い霊が七つより連れてくる結果になります。それで、精神修養や修練に回って、徳を高め、気を強める人々が、はじめには何かの超能力が現れると喜ぶのですが、結局は、サタンに完全に捕えられる道になってしまうのです。それで、後ほどは悲惨になって、完全な悪魔のしもべのようにならざるを得ません。
 ムダン(霊媒師)は、超能力を表しますが、それ以後には、多くの苦しみ(病気)や、子孫の滅び、家系の衰退等の、明かな呪いが現れます。その人々が応対している悪霊が、まさに強盗であり、盗賊、偽りの父、光の天使(偽装術の専門家)であるためです。
  (マタイ11:28)"すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。" - したがって、神様を離れたあらゆる努力は、皆、苦労と重い荷物であるだけです。
 
4 なぜ律法や良い行いでは救われないのだろうか?
  1) 原罪の解決が不可能 - 律法と良い行いは、最初見るのには良いことですが、人間の根本問題の原罪を解決出来ません。それで、律法や良い行いでは救われないのです。これを仏教とカトリックがよく知らずにいます。
  2) 律法を完全に守ることはできない - この土地で、誰も律法を完全に守ることができる人はいません。 イエス様以外には、皆失敗しました。言いかえれば、皆、罪人です。罪から来る報酬は死であるだけです。それで死のくびきを誰も脱げなかったのです。
  3) 罪をもっとたくさん犯す(イザヤ64:6) - 原罪をよくしらずに、人間の腐敗する性質をよく知らないで律法を守って、良い行いをするならば、自分を誇り、自己陶酔に陥って、誰かが少しだけ間違っても‘それもできないか?'と言いながら、人をむやみに罪に定め、裁いて、結果として間違いを行うようになりやすいのです。
  (イザヤ64:6)"私たちはみな、汚れた者のようになり、私たちの義はみな、不潔な着物のようです。私たちはみな、木の葉のように枯れ、私たちの咎は風のように私たちを吹き上げます。"
 
5. 神様が与えられた唯一の解決策は? - <唯一の解決策>
1) ヨハネ14:6 - イエス様だけが唯一の道であり、真理であり、いのちです。
  ヨハネ1:1 - はじめにみことばがいらっしゃったのですが、この方はすなわち神様です。
  ヨハネ1:14 - このみことばが、肉体となって、この地へいらっしゃったのですが、その方がすなわち、キリストです。
  ヨハネ14:7-8, 10:30, 8:56     
(ヨハネ14:7-8)"あなたがたは、もしわたしを知っていたなら、父をも知っていたはずです。しかし、今や、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのです。 (8) ピリポはイエスに言った。「主よ。私たちに父を見せてください。そうすれば満足します。」" - イエス様を通じて、父なる神様を知るようになります。
 
 (ヨハネ10:30)"わたしと父はひとつです" - 父なる神、子なる神はひとつです(三位一体)
 (ヨハネ8:56)"あなたがたの父アブラハムは、わたしの日を見ることを思って大いに喜びました。彼はそれを見て、喜んだのです。" - アブラハムも、来られるキリストを信じて救われたという意味です。
 
 2) Iヨハネ3:8 - あらゆる人間問題の張本人のサタンをたたき壊して、滅ぼすために、イエス様がこの地にいらっしゃったということです。
 したがって、イエス・キリストだけが唯一の人間の問題の解決者です。
 
6 救い主としての資格は?
1) Iペテロ3:18 - 原罪がない義人であるべきです。
 "キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、私たちを神のみもとに導くためでした。"
2) 創世記3:15, イザヤ7:14 - 原罪がない女の子孫、処女が産んだ子供でなければなりません。
3) マタイ16:16(キリスト), ヨハネ1:14(人性, 神性), ヨハネ20:28 - キリストとして神性と人性を持つこと
  (ヨハネ20:28)"トマスは答えてイエスに言った。「私の主。私の神。」"
4) ピリピ2:6 - 神性を持った神様本体
  "キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、"
5) Iコリント15:3-5 - 復活なさらなければなりません。死に勝つことができるお方(預言の成就)
6) 使徒1:11 - 再臨なさる方(完全な救い者)
7) 使徒1:8, マタイ28:20 - 聖霊で働かれ、いつも保護し、導く方
 
7 本当の救いとは何なのか?
1) エペソ2:1 - 過去問題の解決 ; 罪と罪過の問題の解決(原罪+自犯罪)
2) エペソ2:2 - 現在問題の解決 ; 悪魔問題, 世の中風俗の解決(偶像、運命、運勢、呪い)
3) エペソ2:6 - 未来問題の解決 ; 死以後に天国に座る(死の問題解決)
4) エペソ2:7 - 現実の中の証拠 ; 救われた証拠を与えられる(答え) "あとに来る世々において..."
 
8 いつ救われるべきなのだろうか?−まさしく、今!
1) 箴言27:1 - 明日に持ち越したら、機会を永遠にのがすようになります。
 "あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。"
2) ルカ16:19-31 - 財産と世に目がくらんで、明日と重要なことを準備できない、重要なことは目に見えないのです。この金持ちは、たましい、来世、地獄を知りませんでした。
3) ヨハネ5:24 - 今、そのまま信じさえすれば、過去、現在、未来の問題が解決!
  "まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち(現在問題の解決) さばきに会うことがなく(未来問題の解決)、死からいのちに移っているのです。(過去問題の解決)"
 
9 どうすれば救われるのだろうか?
1) ヨハネ1:12 - 受け入れること救われます。受け入れれば、すべての呪いから解放されます
2) ローマ10:9-10 - 受け入れる方法 ; 心で信じて、口で義と認められる
3) ローマ8:2 - すると、罪と死から、あっという間に解放されてしまいます。運命が変わるのです。
"なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。"
4) マタイ16:13-20 - 主は生ける神の御子キリストです(罪、世の中、サタン)
 "シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」" 信仰告白
5) マタイ10:32-33 - 人前で神様を認めてこそ、神様からも認められます
  "ですから、わたしを人の前で認める者はみな、わたしも、天におられるわたしの父の前でその人を認めます。 (33) しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います。"
6) 黙示録3:20 - 心に主人としてお迎えしましょう!(しもべや秘書ではなく!) 無条件に従順にして、主人としてお迎えしましょう。!
 
10. 救われればどのようになるのか?
1) 直ちに身分の変化(ヨハネ8:44 --> Iヨハネ3:2) - 悪魔子供 -> 神様の子供
2) サタンの力から解放(エペソ2:4-5)
3) 死の力から解放(ローマ8:2) - 罪と死の原理から解放(いのちの御霊の原理で!)
4) 地獄から解放(黙示録14:9, ヨハネ14:3)
(ヨハネ14:3)"わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。"
    
1. 苦難、さまよい-理由
2. 人間 - 努力
3. 解決策-神様の方法
4.救い-祝福(変化)
 
1)苦難の理由
(1)霊的-孤児状態、乞食状態
(2)罪問題-抜け出てこれない
(3)真に礼拝する対象-さがせない
 
2)根本問題
(1)創世記3:1-6,ローマ3:23-神様を離れる、死
(2)問題張本人-サタン,悪魔
・身分-悪魔子供(ヨハネ8:44)
・生活(運命)-悪魔のしもべ(エペソ2:2)
・精神-平安が無い(エペソ2:3)
・肉体-苦難(使徒8:4-8)
・来世-地獄に行く(ルカ16:19-31,黙示録14:9)
・子孫-滅びる(Iコリント10:20)
 
1)宗教-救いがない
(1)あらゆる人間-原罪のため(ローマ3:23)
(2)宗教生活-苦難(マタイ12:43-45)
2)律法、良い行い-限界
(1)原罪解決-不可能
(2)律法-完全に守ることができない.
(3)罪-よりたくさん犯す(イザヤ64:6)
1)イエス・キリスト-サタン,罪,神様から離れたことを解決
(1)エペソ2:1-過去問題解決
(2)エペソ2:2-現在問題解決
(3)エペソ2:6-未来問題解決
(4)エペソ2:7-現実の中の証拠
2)救いの方法
(1)受け入れ-ヨハネ1:12
(2)どのように-ローマ10:9-10
(3)告白-マタイ16:16
(4)結果-ローマ8:2(解放)
1)即時、身分変化;悪魔子供(ヨハネ8:44->Iヨハネ3:2(0子供)
2)サタンの力から解放(エペソ2:4-5)
3)死の力から解放(ローマ8:2)
4)地獄から解放(黙示録14:9,ヨハネ14:3)