<序論:現場福音化のためのメッセージ>    


現場福音化のメッセージ 5つ
 (使徒17:1-3)
             
 イエス・キリストは、単に思想や概念、教訓などを残して去られた方ではなくて、今もすべての信徒とともにおられる御方である(マタイ28:20)。だから、その方とともにその方のメッセージも伝えられるべきである。つまり、次の五つのことを語り告げ知らせることである。  
 
イエスのいのち
 1) ただ唯一の道だから(ヨハネ14:6)
 2) その方のみによって解放されるから(ローマ8:2)
 3) その御名を通して御霊が臨まれるから(ヨハネ14:26)
 4) 人間のすべての努力は挫折するから(マタイ11:28)
 5) その方を通して神様が見上げられるので、真の望みや真の目標、真の力
   真の勝利が与えられる
 
イエスの力
 1) イエスのみが罪に打ち勝たれた(Iペテロ3:18)
 2) イエスのみが世に打ち勝たれた(ヨハネ16:33)
 3) イエスのみがサタンに打ち勝たれた(Iヨハネ3:8)
 4) 三つの質問
  @ 救いの確信  A 救いの方法  B 救いの証拠
 
イエスの治療
 1) たましいの治療(マタイ8:16)
 2) 心の治療(マタイ11:29)
 3) 肉体の治療(マタイ8:16〜17)
 
祈りがきかれる
 1) マタイ18:18〜20、ヨハネ16:24、ヨハネ15:7、
   Iヨハネ3:24、Iヨハネ5:14
 2) 正しい祈りを教える
 3) 正しい方法を教える
 4) 祈りの課題を集める
 5) 祈りの課題の分かち合い
 6) 祈りの答えの分かち合い
 7) 祈りの答えを証しするように
 
伝道の働き
 1) イエスを体験する道(マタイ28:20)
 2) イエスの力を証しする道(使徒3:1〜12)
 3) 神の用いられていることが悟らされる道(使徒8:26)
 4) 神のご計画を知る道(使徒8:4〜8,10:3、16:14〜15、16:31)
 5) 神の力を体験する道(使徒1:8)
 
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働き人用
<序論:現場福音化のためのメッセージ> 
           現場福音化のメッセージ 5つ
              <使徒17:1-3>
 初代教会のパウロは何をしたのでしょうか? 使徒17:1節に "彼らはアムピポリスとアポロニヤを通って、テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった。"と言われています。聖徒をイエス運動するように、みことばを持って地域に送りだせば、伝道運動は自ずから起きます。これ以外には、他の方法がありません。どんなに理論が良くても、理論であるだけです。イエスのいのちを持った人を取り入れて作ること以外には、道がありません。神様に会う道を実際に話すこと以外には方法がないのです。
 
 福音を受ける人はものすごく多くいます。今この時間にも、迷信を探して、占いを探し回ってさまよう人々が多いのです。今この時間も、健康だった多くの人が、わからない不治の病にかかって死んでいくのです。病院には今、病室が足りません。それほど患者が多いのです。今、私達ができる道は、本当に神様に会える道があるならば、その道を提示することしかありません。
 
ここで "... テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった"と書かれています。皆様もこのように目がぱっと開くように願います。他の人は見ることができなかったのに、パウロは見たのでした。
 
(使徒17:2)"パウロはいつもしているように、会堂にはいって行って、三つの安息日にわたり、聖書に基づいて彼らと論じた。" 言い換えれば、みことば運動を開いたのです。それで主は "あなたがたは、行って弟子としなさい!"と言われたのです。もっと重要なことが、3節に出てきます。みことば運動も、みことば運動主体です。どんなみことば運動か?ということが重要です。
 
(使徒17:3)"そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明し、また論証して、「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです。」と言った。"イエスがキリストであるという事実を宣べ伝えるみことば運動です。今でもイエスがキリストで、キリストならば、みな解決する!と言う時、信じない人々が多いのです。
 
ドイツ教会が、イエスがキリストならばすべてだ!'と習わなくなり始めて、ますます門を閉めました。それで死ぬのです。新神学者が現れて、イエス・キリストを信じることができないようにするから、霊的にみな死んでしまったのです。ドイツ教会、英国教会はみな死にました。旅行に行ってきた人々の話によれば、ある教会は‘今、担任牧師は3ケ月間の旅行中だから、他の教会に行って礼拝をささげるように願います!’という案内がかけてあった教会も多かったそうです。それほどになっています。米国、ドイツ、英国で、牧師達が、ご飯を食べることができなくてアルバイトする人々が多いのです。アルバイトをする時間がどこにありますか? なぜ、そのようなのでしょうか? 他のことを話すから、教会が死ぬのです。メッセージもメッセージが主体です。キリストを話すべきです!
 
"キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明し、また論証して..." そうです。今でも、十字架を負って復活なさった主が、助け主聖霊を送って、教会と聖徒を治めることを信じてくださるように願います。それが復活主日です。福音をあまり悟らなかった人が、復活主日を守ることであって、福音を正しく悟った人は毎日が復活主日です。復活主日は、歴史的に復活なさった日です。日曜日が聖日という方がいますが、実際にはすべての日が聖日です。日曜日は、ちょっと特別にしようということであって、すべての日に礼拝をささげてもかまいません。
 
今、教会が死ぬ理由は、生きておられるイエス様を言わないためです。それで、悪魔の餌食になって死ぬのです。
 
今、米国の教会は交わり中心の教会で、会う場所がないから、教会で会うのです。会って、安否を聞いているのです。
 
(使徒17:3)"そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明し、また論証して、「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです。」と言った。" イエス・キリストが神様に会う道です。サタンの道から解放される道であり、世の中から抜け出てくる道です。
 
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主は思想、概念、理念だけを残して行かれた方ではなくて、すべての聖徒と共にするお方です。したがって、その方に対するメッセージも、その方とともに伝えられなければなりません。五つを宣布しなければならないのです。
 
 ‘私たちのタラッパンには、なぜ証拠が現れないのですか?'と質問するのですが、だめなのではなく、なっている途中なのです。私はなぜ証しがないのですか? と悩む必要がありません。証しがないことが、よりうまくいっている場合もあります。非常にむかしに変にしたから、証しが多くあることもあります。正しくすれば、証しが少なくしかありません。それで、証しがないことも、良いことであるということです。
 
皆様が患難を受けている時に、皆様に最も大きい祝福の瞬間になることができます。神様が初代教会で250年間、静かにおられながら、聖徒が迫害受けることをそのまま見ておられたかのように見えたのに、実際には、その時に地上最大の働きをなさったのでした。
 
はじめに罪が人間から始まったのではなくて、天国から始まりました。神様に帰すべき賛美を、神様にささげない天使の罪が、罪の開始でした。この堕落した天使が、空中の権威をとらえて、追われたので、アダムとエバを倒したのでした。
 
アダムとエバを倒した悪魔は、ヨハネ8:44節を見ると、アダム以後のすべての人間を掌握しました。はなはだしきは、救われた人もだまして、はなはだしきは教会もだまします。このことが、いつ終わるのでしょうか? 主が再臨して来られる日まで活動するのです。
 
ところが、主は人間をそのまま置いておかれず、イエス・キリストを送られて、サタンの力を完全に破ってしまわれました。その事実を悟って、信じるだけで救われます。これを教えて、イエスのいのちと言います。初代教会は、イエスのいのち運動を開きました。
 
 だれが何と言っても、イエスのいのち運動を悟ろうとするならば、創世記3:1-6節を知っていなければなりません。サタンが人間アダムとエバを倒し、今でも私と皆様を倒そうとしています。これが普通の存在ではありません。それで、イエスのいのちを悟ろうとするなら、死から生き返ったということを知っていなければならないのです。
 
いのちの反対の言葉は死です。エペソ2:1節に "あなたがたは、罪と罪過によって死んでいた..."と言われています。
 
1. イエスのいのち
 
1) ただ唯一の道であるから(ヨハネ14:6)
 カトリックとプロテスタントがともに聖書を翻訳した時に、イザヤ7:14節で問題が生まれました。"処女がみごもって男の子を産む..."というみことばを "女が男の子を産む.."とカトリックの翻訳者がしようと言ったのです。プロテスタントは"処女が男の子を産む..."と言わなければならないと執着したので、論議が沸騰しました。この二つの話は天地の差です。"処女が男の子を産む..."この話は、なんの話でしょうか? アダムの子孫でなくて、サタンの子孫でなくて.... という意味です。それで使徒信条だけ告白しても、サタンが逃げて行くのです。これを理解してこそ、ヨハネ14:6節の "わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません!"が分かります。この時から、使徒4:12節に (使徒4:12)"この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。"
 
2) その方のみによって解放されるから(ローマ8:2).
 主だけが救ってくださるということを理解してこそ、主だけ解放を下さいます方であることが悟れます。
 (ローマ8:2)"なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。"
 
3) その御名を通して御霊が臨まれるから(ヨハネ14:26)
 イエスの名前で聖霊が臨まれます。旧約時代は血、新約時代は十字架のイエス・キリストです。
 (ヨハネ14:26)"しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。"
 
4) 人間のすべての努力は挫折するから(マタイ11:28) - それで、すべての努力が疲れる重荷になってしまうのです。
 
5) その方を通して神様が見上げられるので、真の望みや真の目標、真の力、真の勝利が与えられる
 
 この運動を初代教会でずっと展開したのです。これを、いわゆるイエスのいのち運動(たましいの救い、受け入れ運動)と言います。
 
2. イエスの力
 初代教会が何をしたので、力が現れたのでしょうか? イエスの力運動です。
1) イエスのみが罪に打ち勝たれた(Iペテロ3:18)
  "キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、私たちを神のみもとに導くためでした。"
 
2) イエスのみが世に打ち勝たれた(ヨハネ16:33)
  "わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。"
 
3) イエスのみがサタンに打ち勝たれた(Iヨハネ3:8)
 ものすごい力でサタンの力を破ってしまわれました。旧約の過越しの祭りを考えてみましょう。エジプト 400年間、エジプトの権力者パロ王の手から出られなかったのに、羊の血を塗った瞬間に出てきました。同じように、イエス・キリストの十字架の血のものすごい力で勝利したのです。
 (Iヨハネ3:8)"罪のうちを歩む者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現われたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。"
 
4) 3つの質問
・ 救いの確信 - あなたは救いの確信がありますか? ないならば、まだ救われていないのか、でなければ救いが何かよく知らないためです。救われても救いの確信がない人は、この地でたくさんさまようようになります。
・ 救いの方法 - 主は生ける神の御子キリストですということを知って、信じて受け入れて、受け入れることが救いです。
・ 救いの証拠 - イエスの力(祈りの答え)の証拠がくるようになっています。現場で証拠がない人は、救われていないか、受けてもさまよっているところであるためです。したがって、イエスの力運動を繰広げなければなりません。
 
 
3. イエスの治療
 このイエス様が、今生きていて、働かれるのです。それで3つの治療が現れるのです。ヨハネ16:4-24節に、主が再臨して来られる日まで、わたしはあなたがたを孤児のように捨てておかないで、聖霊を送ってあなたがたと永遠に共にいると言われました。みことばを語られた父なる神様、人のからだを着て来られた御子なる神様、今私たちの中におられる聖霊なる神様、この父、御子、聖霊の神様は同じ神様です。ペテロがこの事実を悟って、完全に力が生まれ変わってしまいました。パリサイ人達が集まった死の威嚇の前でも、堂々と話したのです。 "私が神様の話を聞くことと、人の話を聞くことのどちらが正しいか考えてみなさい。私が見て、聞いたことをいわないわけにはいかない!”と堂々と話しました。イエスの名前で話すな!と威嚇されたら、 (使徒4:12)"この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです..."と言いました。そのようにして祈ったら、使徒4:29-39節に聖霊がそのまま臨まれたのでした。復活なさった主が働かれたのです。これがだめになれば、皆様の働きがだめになります。使徒2:1-13節を見ると、マルコのタラッパンで祈ったら、復活なさった主がそこに働かれたのです。ペテロが力を得ました。 "金銀は私にはない。私にあるものをあなたにあげよう。ナザレのイエス・キリストの名前で歩きなさい"と言いながら、復活なさった主の名前で話したら、足のきかない者が立ち上がってしまったのです。本当にとても驚くべき事が行われたのです。ずっと起こります。向こう見ずで、イエスを信じる人を捕まえて殺そうとしていたサウロの前に主が現れられたのでした。その働きがいままで続いています。
 
 ある人は、大きい失敗をします。使徒1:8節を遺言だと言うのです。イエス様が死なれたのでしょうか? 遺言をなさるように? 復活なさった、主の最初の命令です。 "しかし、聖霊があなた方の上に臨まれれば、力が与えられ..." この話は ‘わたしの霊があなたがたに働けば'という話です。 (使徒1:8)"しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。" この話は、イエス・キリストが、特別に生きておられる証拠で働かれるという意味です。このみわざが今、そのまま起きています。信じてくださるように願います。
 
1) たましいの治療(マタイ8:16) - たましいの治療が最も優先です。たましいの治療は、ただみことばでだけ可能です。イエス様は、みことばで霊的に問題の中に陥った、悪霊につかれた者をいやされました。
  " 夕方になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れて来た。そこで、イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、また病気の人々をみなお直しになった。"
 
 2) 心の治療(マタイ11:29) - たましいが治療されて、みことばを聞いて、心に恵みが臨めば、古い習慣と古い人の心がだんだん消えて、キリストの心を見習うようになります。それがまさに心の治療です。
 "わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。"
 
 3) 肉体の治療(マタイ8:16-17) - 最も最後に肉体治療がなされます。たましいと心が治療されれば、肉体治療は当然になされていきます。
 "夕方になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れて来た。そこで、イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、また病気の人々をみなお直しになった。(17) これは、預言者イザヤを通して言われた事が成就するためであった。「彼が私たちのわずらいを身に引き受け、私たちの病を背負った。"
 
 
4. 祈りの答え
 イエス様の権威を教えました。いのちに対しては、サタンと罪を知らなければならなくて、力に対してはイエス・キリストがサタンに勝たれた事実を知らなければならなくて、治療に対しては今、働いておられる聖霊を知っていなければなりません。ところが、祈りの答えはどのように現れるのでしょうか? 今、イエス・キリストの名前の権威で起きるのです。
 
例) 鎮海の近くにある祈梼院の院長が言うのには、‘井戸を掘ると水が出て来ない所なのに、出てくるという啓示を受けたので、水が出てくるまでずっと掘りました。それで水が出てきたので、この水は普通の水ではありません。飲みさえすれば、どんな病気もよくなります'ということです。
 普通の問題ではありません。終わりまで掘って水が出ない所がどこにあるでしょうか? そして、良い水と空気は途方もない薬です。水を売って商売する人々が多くいます。むかしにいたキム・ソンタルがそうで、パク・テソンがそうでした.... 健康の秘訣は空気と水です。これが、神様が与えられた秘密です。その中にものすごい祝福があります。水の中に力があるというのではなく、ただイエス・キリストに力があると言うべきです。
 もしあなたがたにみわざが起きたら、何の話もせず、イエス・キリストの力だけと言いましょう! それが正常です! イエスの権威はものすごい名前です。サタンが縛られてしまって、聖霊が働かれるのです。間違いありません。
 タラッパンでメッセージを聞いている途中で、座って祈って病気が治療される場合がたくさん起きるはずです。こういう証しが地域ごとに現れるはずです。これが正常です。イエス・キリストと関係したのです。
 18年間不治の病で苦労した人が、タラッパンで初日にメッセージを聞いて、特別祈りをした瞬間にみわざが起きてしまった場合もあります。そのようなこともあります。それは私がしたではなく、主イエスがなさったことです。この権威は、信者ならば誰にでもみなある権威です。イエスを信じる者にみなある権威です。したがって、復興師にはよく会うべきです。復興師が言うのに‘私が40日断食祈りを3回したら、力が現れて...'というのです。聖書をどんなに読んでも、40日間断食祈りをしたら、はらわたが絡むほど痛くて、みわざが起きるというみことばはありません。 "信じる者にはしるしが従うでしょう"と言われています。したがって、おかしな話を聞いてはだめです。断食するのはなぜするのでしょうか? 私たちに問題が多いからです。私達がはらわたがくっついて餓死する直前に置かれれば、その時、ひとつだけ答えて下さる神様ではありません。イエス・キリストの権威でなされるのです。
 いやしの賜物とは?特別に病人を治療しながら伝道する使命を持った人のことです。他の人が病気をいやしてはならないのではありません。説教の賜物とは? 特別に牧師が講壇から説教して生きるようにさせたのが、説教の賜物です。あなたがたが説教してはだめでしょうか? そのような話ではありません。聖書の解釈を正しくして、神様が与えて下さった祝福を正しく悟らなければなりません。イエス・キリストを持ったあらゆる人は、力があることを信じてくださるように願います。電気のスイッチを上げるのに、必ず聖霊充満を受けた人だけ上げるのでしょうか? 誰でも上げればよいのです。イエス・キリストの名前を持った者は、ものすごい権威を持っていることを信じてくださるように望みます。これを「答え」と言うのです。
 
1) マタイ18:18-20 -"ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです" 権威がある主が、"なんでも答える"と言われました。
 ヨハネ16:24 - "あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。"
 ヨハネ15:7 - "あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。"
 どんなに祈っても答えがない人は、信仰がないのか、うつわがとても大きいからです。それでも、まちがいなく答えられます。答えがなければ、解答が出てきます。イエス・キリストの名前で答えお受けねばなりません。
 Iヨハネ3:24 - "神の命令を守る者は神のうちにおり、神もまたその人のうちにおられます。神が私たちのうちにおられるということは、神が私たちに与えてくださった御霊によって知るのです。"
 Iヨハネ5:14 - "何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。"
 
2) 正しい祈りを教えなければなりません - 主が教えてくださった祈りが基準です。
 
3) 正しい方法を教えなければなりません - 私に向かった神様の正常で大きいみこころを探して成し遂げることが祈りの最も良い方法です。
 
4) 祈りの課題を集めるべきです - 重要な契約を握った祈りになるように、祈りの課題をよく選んで、いつも記憶して祈らなければなりません。
 
5) 祈りの課題を交わさなければなりません - お互いにとりなしの祈りをして、一致協力して祈る時に大きいみわざが起きます。
 
6) 祈りの答えを交わさなければなりません - 生きておられる主をいきいきと知るようになって、祈りに対する励ましを得ることになります。
   
7) 祈りの答えを証ししなければなりません - 私たちに祈りの答えを下さるのは、生きておられる主を証ししなさいという意味です。したがって、受けた答えを当然に話さなければなりません。それが、すなわち伝道です。
 
5. 伝道(証拠) 運動
 伝道運動とは? 証拠運動です。神様が生きておられる証拠が、あなたがたにあれば、話さざるをえません。マタイ4:19節に "わたしについてきなさい! わたしが、あなたがたを人間を捕る漁師にしてあげよう!" (マルコ3:13-15)"さて、イエスは山に登り、ご自身のお望みになる者たちを呼び寄せられたので、彼らはみもとに来た。(14) そこでイエスは十二弟子を任命された。それは、彼らを身近に置き、また彼らを遣わして福音を宣べさせ、(15) 悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。" みことばを持って地域、地域に入っていくべきです。水準高い説教よりも、生きておられる主のみことばを正しく伝えてしまえば、それが水準です。今働いておられる主を信じて祈れば、答えがきます。その主を言えば、みわざが起きます。一番水準が高いことが、神様を知っていることです。使徒11:21 "主の御手が彼らとともにあったので、..."と言われていて、使徒11:23節に "神の恵みを見て.."と言われています。これが一番水準が高いのです。皆様の産業に主の御手がともにあるように願います。皆様の家庭に主の御手がともにあるように願います。ダビデが恵みを求める時 "神様。私は、人に審判されることを願わなくて、神様に審判されることを願います" それで、ダビデが困難にあった時、Uサムエル7章に "あなたの祝福によって、あなたのしもべの家はとこしえに祝福されるのです!" 違ったことでは受ける必要がないから、主の恵みで祝福してくださいと願ったのでした。
 
 伝道とは? 神様が私とともにおられることを宣べ伝えることです。皆様にこういう運動がずっと起きることを希望します。初代教会は、下の五つの証拠で全地域を福音化させました。確かに聖霊がこの場にきてともにおられ、皆様の家庭を導かれるはずです。伝道とは何でしょうか?
 
1) 主を体験する道(マタイ28:20)
  "また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。"
 
2) 主の力を宣べ伝える道(使徒3:1-12) - キリストを宣べ伝えるのに奇跡がおきる
 
3) 主が私を用いられることを悟る道(使徒8:26) - 福音のスケジュールの中に入っていく
  "ところが、主の使いがピリポに向かってこう言った。「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。」(このガザは今、荒れ果てている。)"
 
4) 主の計画を知る道(使徒8:4-8, 10:3, 16:14-15,31) - 福音を伝える働きに、神様の最も大きいみこころを見せてくださる
 (使徒10:3)"ある日の午後三時ごろ、幻の中で、はっきりと神の御使いを見た。御使いは彼のところに来て、「コルネリオ。」と呼んだ。"
 (使徒16:31)"ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。"
 
5) 主の力を体験する道(使徒1:8) - 福音が宣べ伝えられる所に聖霊の力が臨む
 "しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。"
 
現場メッセージ 2     現場福音化のメッセージ 5つ(使徒17:1-3)
 
1. イエスのいのち
2. イエスの力
3. イエスの治療
4. イエスの答え
5. イエスの証拠
 
1)ヨハネ14:6-唯一の道
2)ローマ8:2-運命、呪いから解放
3)ヨハネ14:26-イエスの名前で助け主聖霊が臨む
4)マタイ11:28-人間の努力は挫折する日がくる
5)ローマ10:13-主の御名で救い(真の希望、真の力、真の勝利)
 
1)Iペテロ3:18-イエスだけが罪に勝つ
2)ヨハネ16:33-イエスだけが世の中に勝つ
3)Iヨハネ3:8-イエスだけがサタンが勝つ
4)3つの質問
(1)救いの確信-Iヨハネ5:12
(2)救いの方法-受け入れ
(3)救いの証拠-祈りの答え
 
1)たましいの治療(マタイ8:16)-悪霊を追い出す
2)心の治療(マタイ11:29)-わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
3)肉体の治療(マタイ8:16-17)-弱いところを担う、病気を担う
 
1)祈りの答えの道
(1)ヨハネ16:24-イエス・キリストの御名の権威
(2)ヨハネ15:7-みことば(みこころ)の中
(3)Iヨハネ3:24-インマヌエルの信仰
2)正しい祈りを学ぶ-主の祈り
3)正しい方法-マタイ6:33(神様のみこころ)
4)正しい課題-契約を握った課題
5)とりなし、一致協力-お互いを祈り
6)答えを証し-分け前、激励
7)伝道-答えの証拠
 
1)マタイ28:20-主を体験する道
2)使徒3:1-12-主の力を証拠
3)使徒8:26-私を用いられることを悟る道(福音スケジュール)
4)使徒8:4-8,10:3,16:14-15,31-主の計画を知る道
5)使徒1:8-主の力を体験する道