[2004年 7月 3日 ソウル産業宣教メッセージ / ソウルメイフィールドホテル / 柳光洙 牧師 ]


共同体と産業宣教(13) 産業人の祈りの背景
(ローマ1:8-9)

 
@ 序論 : “まず第一に、あなたがたすべてのために、私はイエス・キリストによって私の神に感謝します。それは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです。私が御子の福音を宣べ伝えつつ霊をもって仕えている神があかししてくださることですが、私はあなたがたのことを思わぬ時はなく(ローマ1;8-9)” 祈りの課題が10節に出てきました。そのようにして現れた答えが、ローマの事件です。
▲ 何年か前に起きたことです。ユダヤ人なのですが)‘ユリゲラー’という人が韓国にきました。TVで直接、放送をしたのですが、スプーンを曲げて全国の時計もみな直すようにしました。人々が驚いたのです。ありえることです。人も精神を集中すれば、そのようなことがあります。大邱のある人は、ホテルの支配人なのですが、ほとんどの患者をみな直すのです。そうしたあと見ると、ホテルの支配人の役割をするより、人を訪ね歩くことが多いのです。とても事がたくさん起きたので、記事として扱ったのです。月刊雑誌にも出てきていました。もしかしてこの人が、宗教があるのかと思って、詳細に読んでみました。この人は、朝起きて30分黙想するらしいのです。病人と難しい人々を手助けすることができるように黙想するらしいのです。そのように書いてありました。そのようなこともあるでしょう。神様が人間を創造して、そのようにされたのです。
▲ 以前にも、私たちの教会の前の建物に垂幕がついていました。どんな患者でも直すことができるということでした。それが、手だけ置けば癒されるということでした。癌患者だけでも、何十名を直したということです。それで、そのようにする人は、だれか見たら、あるお寺の僧侶でした。ものすごく人々が集まります。
▲ もう一度は、ニューヨークタイムズで見ました。フィリピンのある人が、癌患者に手を付けないで手術したということです。ですから、全世界人々が、飛行機に乗ってきて、バスで駆せ参じます。それが可能でしょうか? 可能です。人間には、動物にないものを与えられました。ある人はコンピュータが初めて出てきた時 ‘サンイル・ビルディング’という所で、一番たくさん使ったということです。ところが、その中にあるコンピュータを合わせた機能 10倍のことが人間の頭にあるということです。未信者もみな祈ります。他の宗教もみんな祈ります。異言のようなものは寺でもします。
* 悪霊 : 問題は、福音がなければ、悪霊のわざが起きるのです。まずは、力が現れます。この部分を注意しなければなりません。易、シャーマニズム人が、実際に、これでするのです。ところが、一般の人が知らずに、駆せ参じます。どんな部分でも、福音を悟ることができなくてする祈りはこれです。福音を知らなければ、これに勝てません。
* 福音 : 宗教の定義をすれば、サタンに捕われたのです。いくらでも証拠があります。
* 福音を持っている人が祈れば
(1) 聖霊のみわざが現れます。
(2) 霊的な事実がおきます。
(3)科学 : それで、祈りは霊的な科学なのです。祈りぐらい科学的なことはありません。祈らなければ、どのようにするのでしょうか? タラッパンでは、メッセージも多くして、巻きこまれていくのであって、本人自身はうまくできないのです。私達が相談をしたり、信徒に必ず教えなければなりません。皆様の教会であるプログラムどおりには、皆様個人はできないのです。個人はなにか葛藤しています。それで仕事が多ければ多いほど、葛藤します。ある日、崩れてしまうのです。
(4) 個人 - 葛藤 : 個人に葛藤が続きます。何か個人が空しいのです。虚無、空白を、仕事で代えようとします。すると、より危険になります。おもに役員は、働きで満たそうとします。牧師も説教、メッセージをして、それで代えようとするのです。そのようになれば、多くの祈りをたくさん話したのに、それが効果がないのです。私たち産業人が祈り始めなければなりません。
 
1. 産業人のための主のしもべの祈り
これがものすごく重要です。パウロが、2つのことをしたのです。福音運動と祈り運動をしました。そこに対する証拠を10ケ所見てみましょう。
(1) Vヨハネ1:2 祈ります : ヨハネが「あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります」と言いました。
(2) ローマ1:9-10 私はあなたがたのことを思わぬ時はなく、いつも祈りのたびごとに : 私たちの産業人、役員のために牧師が祈らなければなりません。一日中、祈りのパターンが捕えられれば、相当なみわざが起きます。その中で一番重要なのが、言葉とメッセージです。これが成就します。福音を持った主のしもべであるから、言葉とメッセージが成就することになるのです。牧師にとっての、最大の武器がこれです。メッセージが成就してしまって、成就にするので重要なのです。
(3) Iコリント1:4 あなたがたのことをいつも神に感謝しています。
(4) Uコリント1:11 多くの人々の祈りにより私たちに与えられた恵みについて
(5) エペソ1:19 あなたがたが知ることができますように
(6) ピリピ1:4 あなたがたすべてのために祈るごとに
(7) コロサイ1:3 私たちは、いつもあなたがたのために祈り
(8) Iテサロニケ1:2 祈りのときにあなたがたを覚え (Iテサロニケ5:12-22)
(9) Uテサロニケ1:3 あなたがたのことについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。
(10) Uテモテ1:3 夜昼、祈りの中であなたのことを絶えず思い起こしては
▲ テモテに言った言葉です。パウロが昼夜なくあなたのために祈りと言いました。これを抜けば、主のしもべの特権がありません。この祝福を抜けば、一般信徒と牧師の差がありません。牧師は講壇で一人でいる時、役員のためにいつも祈りが出てくるべきです。すると、パウロの心と姿を連想できます。主のしもべ、役員のために祈るのです。必ずこのように始めなければなりません。産業人の後に祈りの背景が必要です。
* 黙示録8:3-5 まちがいなく答えが成ります。
* 詩119:1-31 ダビデが天軍天使に対して話しました。
* U列王19:8-19, ダニエル10:10-20 ダニエルが祈る時、天使が助けたのです。
* 使徒12:1-25 教会が祈る時、こういう事がありました。福音を持った主のしもべ、伝道者の祈りは、ものすごいのです。
@ あなたがたが伝道する牧師に会うことだけでも、すごいことなのです。
@ 福音
A 真の伝道者に考えを持って祈ることがすべてです。
主のしもべも人であるから、いろいろな事をします。良いこと、悪いこともあって、働きが起きる時、失敗する時もあります。全部、祈りましょう。パウロはローマ7:24-25 ‘私はなぜこうなのか?’と言いました。 罪しかと言ったではないでしょうか? 私の中に二人がいると言いました。ひとりは、神様のみこころを行なおうとして、もうひとりは罪を犯そうとする。私は罪を犯す肉体に負ける。私は苦しい。誰が死のからだから私を解放してくれるのでしょうか? イエス・キリストを与えて下さった神様に感謝する。私は終わりまでキリスト でなければ耐えることができないと言いました。それを持って祈ったのです。この内容を想像すれば、からだが病気なのではなかったのです。しかし、深刻に表現したのです。それまでも祈りました。
 
2. 産業人自らの祈り
(1) Vヨハネ1:2 : あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。
(2) ローマ16:23 : ガイオチームが、いつも共に祈っていることが出てきます。
(3) 使徒18:24-28 : プリスカ夫婦が述べた言葉です。聖霊に対して話しました。マルコのタラッパンで起きた ことをずっと持続したのです。
(4) コロサイ4:15 : ヌンパの家
(5) Iコリント16:19 : プリスカの家
産業人がどのように祈るかが記録されています。福音を持ったこの人が、メッセージだけ正しく受けても働きが起きます。祈れば、時代的なみわざが起きるのです。
 
3. 教会の祈り
(1) 使徒1;12-15 : 始まる時、集まって祈りからしました。祈りに専念しました。
(2) 使徒2:1-6 : 五旬節の日に聖霊のみわざが起きました。
(3) 使徒4:29-31 : 教会が集まって、定刻でずっと祈ったのです。
(4) 使徒12:1-25 : 危機に会った時、全信徒が祈りました。
▲ 想像することもできない事が行われました。私は祈る時、どんなことがおきるのでしょうか? タラッパンでずっと体験しています。定刻の祈りもしなければならないけれど、常時祈りもしなければなりません。もし産業が常時祈る答を得れば、こういう答えがきます。
(1) 時代 : 一時代を生かす答えがきます。記念碑的な答えがくるのです。これをのがしてはなりません。
(2) 代表的な答え : まちがいなく、来ることになります。ダニエル10章にダニエルが祈ったのに、この答えがきました。ポティファルの家で常時祈りをしていたら、ヨセフにこういう事が起こったのです。こういう祝福をなぜのがすのでしょうか? 羊を飼って祈るのに、ダビデにこういう答えがきたのです。歩みの中に、記念碑的な答えがくるのです。行く所ごとに答えが来ています。
(2) 確認 : 行ってみるならば、答えが来ています。ほとんど完璧です。こういう経験を何回かしました。伝道者が祈り始めれば、何にも変えることができないみわざが起きます。
▲ 皆様もよく知っているでしょう。当時、不戦教会の長老がタラッパンをしたのですが、北朝鮮と韓国で戦争した時、最後の戦闘を知っていました。有名な将軍が戦地に行きながら、こう話したということです。‘先生。3時間後に帰ってきます。部下を率いて行くので、先生が祈ってください.’ 牧師が話が分かったのです。そばにいた長老も将校だったということです。状況室で当直だったので、行くことができずに、中にいたということです。将軍が勝利して帰ってきたのですが、長老が行ってみたら、牧師が帰ってくる時まで祈っていたということです。戦に対する話を証ししたら、全軍が恵みを受けたのです。これくらい牧師の祈りが重要です。
(3) 問題が答えです。問題でも、恐れをなしてはなりません。ヤコブ書に試練の時は、喜びだと思いなさいと書かれています。
▲ 6.25(朝鮮戦争)の時、聖日に眠っていて追われて釜山まで来ました。その時、牧師、長老が祈って釜山で事がなされました。その時は、牧師、長老が集まって、純粋な祈りをするしかなかったのです。それで国連で ‘韓国を手助けしよう、手助けするのをやめよう’を決定するのに、笑わせる逸話が伝えられています。国連で全員一致で決定されなければならないのに、反対したソ連の車のエンジンが消えて、参加を出来なかったのです。それで、国連で韓国を手助けしようと決定したのです。もちろん、その事件は偶然かもしれないと言います。人のいのちが行ったり来たりすることは、偶然ではありません。皆様に苦しみがくることがあります。私たちも知らなく祈って、過ぎてみたら、相当な答えできています。それなら、あらかじめ祈りをしなければならないのです。
* 常時で祈れば、事業する場にみわざが起きます。福音を持った者の差は、この差です。正しく働きが作られなければならないのに、パウロとの差異点があるならば、事業する人々と、長老と彼らとの差異点が祈りです。各教会の祈り、これ一つだけが差が出ます。ところが、この祈りをしてみても、反応がないことがあります。断食祈りをすれば、なにか反応があるようです。しかし、それよりより良い祈りが常時祈りです。定刻の祈りは、これを維持することです。マルコのタラッパンの神様の驚くべきみわざが、私にずっと持続します。私たちは仕事をしなければならないので、パウロが仕事をしながら祈ったことが常時祈りです。あなたがたが、福音を持った者であることが確実なので、二つのことを持って全てのものをできます。伝道者であるから、全てのことができるのです。これができないことはありません。私たちは心配して、肉体的なことになるので、誤った判断するようになるのです。実際にマルコのタラッパンのように祈ると、全てのものがみな入っています。常時で祈るということは、この中に考え、思想がみな入っているということです。特に産業人が祝福されるように、本格的に祈らなければなりません。最後の結論で、教会、事業人もみな生かされるのですが、私達自らが生かされます。私は率直に、神様の恵みですが、伝道運動をしながら、色々な葛藤が多かったのです。からだが病気になることもなくて、経済、事故が起きこともないけれど、おもに人々ゆえに葛藤しました。人が各々 考えが違うので、全く同じようにすることは難しいのです。それで、真実に祈り始めたのです。通いながら祈って、メッセージしながら祈りました。その小さなことが、どれくらい答えになったのか分かりません。どの程度祈れば良いのでしょうか?
* 大変でなくならなければなりません。はじめには大変なのですが
* 自然になる段階となります。
それで、私達が話している聖書でする話は、伝道、祈りもなっていくのです。伝道について知らなければ、しようとするのですが、私たちは伝道はなっていくことです。祈りもなっていくのです。こういう段階になれば、私たちに完成はないけれど、ほとんど完成です。呼吸は、自然になるもので、わざわざしようとすれば問題です。仮りに私達の産業人が、そのようになれば、産業に確かにみわざが起きます。私の場合は、はじめにはうまくできませんでした。率直に良くできないので、神様がスケジュールの中にするようにさせられました。私はせざるをえないのです。今日もソウルに行って、大邱に行かなければならないので、せざるをえません。今晩に家に帰ると、一週間の整理をせざるをえません。夕方に疲れていて、せざるをえません。ところが率直に どこでも私の考えと通じる人が、それほどいません。それで、これをせざるをえないのです。すぐに家に帰ると、家内とも考えが違います。違うというのは、この人が違う事もあり、私が違うことがあるのですが、長老も私と考えが違う場合が多いのです。牧師たちも、立派ですが、私と考えが違います。すると葛藤になります。 祈るしかありません。それで神様が祈りなさいとおっしゃったんだなあと、分かるようになりました。他の理由が一つもありません。
* 肉体ゆえにそうです。これを持っている以上、祈らざるをえません。たましいが幸いを得ているように、あすべてのことにも幸いを得るように祈りますと言いました。牧師、産業人の霊的な祈りが始まらなければなりません。失敗、困難に会っても、今から始まりましょう。驚くべき証しが出てくることをお祈りします。
 
-- 要約 --
<共同体と産業宣教(13) 産業人の祈りの背景(ローマ1:8-9)>
 
1. 産業人のための主のしもべの祈り
(1) Vヨハネ1:2 祈ります
(2) ローマ1:9-10 私はあなたがたのことを思わぬ時はなく、いつも祈りのたびごとに
3) Iコリント1:4 あなたがたのことをいつも神に感謝しています。
(4) Uコリント1:11 多くの人々の祈りにより私たちに与えられた恵みについて
(5) エペソ1:19 あなたがたが知ることができますように
(6) ピリピ1:4 あなたがたすべてのために祈るごとに
(7) コロサイ1:3 私たちは、いつもあなたがたのために祈り
(8) Iテサロニケ1:2 祈りのときにあなたがたを覚え (Iテサロニケ5:12-22)
(9) Uテサロニケ1:3 あなたがたのことについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。
(10) Uテモテ1:3 夜昼、祈りの中であなたのことを絶えず思い起こしては
 
2. 産業人自らの祈り
(1) Vヨハネ1:2           
(2) ローマ16:23
(3) 使徒18:24-28          
(4) コロサイ4:15
(5) Iコリント16:19
 
3. 教会の祈り
(1) 使徒1;12-15           
(2) 使徒2:1-6
(3) 使徒4:29-31          
(4) 使徒12:1-25