[ 2005.8.27./ソウル産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(68) -文化と宣教
(使徒11:19)


@序論:‘さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者にはだれにも、みことばを語らなかった。ところが、その中にキプロス人とクレネ人が幾人かいて、アンテオケに来てからはギリシヤ人にも語りかけ、主イエスのことを宣べ伝えた。 (使徒11:19-20)’言わば宣教の門が開いたのです。私たちが時々、信仰生活すれば苦しい時があります。
* 全体:その時は、部分だけ見ずに、全体を見なければなりません。普通、交通事故を起こす人は、全体を見られないからです。前後左右を見るべきなのに、片方だけ見て事故がおきるのです。
* 使徒11:19 (迫害危機):この部分をさっと見れば迫害の危機が起きたのです。しかし、全体を見れば、良いチャンスです。エルサレムでだめなので、アンテオケに門をあけられたのです。事実上、ペテロではだめなので、パウロをたてられたのです。さっと見る時、使徒11:19迫害、この話はとても重要な言葉です。私たちの韓国社会が動いているのも、全体的には大きい問題がないと見なければなりません。それが未来、過去を見つめる時、ありえることだと見ることができるのです。韓国は世界福音化する主人公がたくさんいるから、神様が特別に保護されています。問題は、部分だけ見るから、問題なのです。皆さんの人生も、部分だけ見れば、失敗であることがあります。普通、信徒は、全体を見なくて部分を見るのです。それで、信仰生活もそのようにするのです。ですから、聖書を読む時、理解ができないのです。聖書は、過去を含んでいて、永遠という時刻表で見なければなりません。私たちが人を見ても、部分だけ見つめるのです。部分だけ見る人と、全体を見る人は、産業宣教を見る目も違います。私たちのタラッパンには、いつも集まるチームがあります。他の集いは、部分に集まるのですが、全体に集まる核心の集いがあって、産業宣教があります。この二つの集いには、全体がいつも集まっています。それで、頭がある人ならば、核心を利用しなければなりません。それで、青年集会でこういう話をしました。核心集会を利用して青年の集いをしなさい。青年たちは、各教会の働きをしているから、時間を作るのが大変です。あらゆる分野に青年が入っているから、多くのことをします。大学生のように別途に訓練をすれば、教会に支障を与えることがあります。この全体集会を利用しなさい。その中の一つが産業宣教です。産業宣教は、特別集会でなく、ずっと集まっています。それなら、産業宣教で全体レムナント集会組織を活用しなければなりません。それがローマ16章です。
* 組織-専門担当者:それで、これから産業宣教会は胎・嬰児から中高、大学部が共に集まらなければなりません。それと共に、小学生から組織を活用しなさいということです。これが専門担当者まで集まらなければなりません。これが産業宣教集会を通して、いつも集まらなければならないのです。大邱(テグ)のような所では、産業宣教をする時、レムナントがたくさん座っています。形態が産業宣教なのに、重要なレムナントが1/3を占めています。それは良くしているのです。なぜそうだろうかと考えてみたでしょうか? 皆さんの子どもが、いつかは恵みを受けるようになります。それで‘私の人生をどのように生きるべきか’鳥瞰図が見えるようになるべきなのです。それを産業宣教で見せなければなりません。産業宣教には、大人たち中心に集まるので、現場を見られるのです。それで、学生たちが現場を見る唯一の道は、産業宣教しかありません。皆さんを見て、対話して、それが現場です。この話をはやくキャッチしなければなりません。学生たちが、自分たちが歩いていくところをあらまし見るのですが、事実は正しく見ていられません。それが、産業宣教を通して何か知らず、見られなければなりません。それを活用するのが、核心より良いのが産業宣教です。核心は、全体がたくさん集まって混乱しますが、産業宣教ではじわじわできるのです。この間も、長老に産業宣教に参加しなさいと言いました。それでこれがまさに土台ではないでしょうか? 子どもたちが土台を見るのですが、皆さんを見て土台を見るのです。何でもないようでも、全体を見れば重要なのです。それで産業宣教という自体が重要です。皆さんがそばの人を見れば、重要でないと見えても、全体を見れば重要だと見えます。それだけでなく、ここでメッセージをいえば、全国と世界へ出て行きます。学生たちの中で家族は、一緒に見たりもします。こうすれば、それ一つだけ持っても、考えがある学生たちがまた来ます。これくらい、私たちが全体を見るということは、部分も理解できるということです。それで、もしヨセフが部分だけ見たとすれば、何度かを気をおとさなければなりません。また、ダビデのような人も、部分だけ見れば、何度か気をおとさなければなりませんでした。それで、ホレプ山に行く前にエリヤが気をおとしたのも、部分だけ見たのです。‘私はだめなんだな。私の状況は最悪だな’このように見たのです。自分の全体人生を見たとすれば、他のものが見られます。‘死ぬ、生きるということが問題ではなくて、今が重要な時間だな。なぜこのようにしなければならないか’と考えられるでしょう。このようにしてこそ、文化に対して目を開けられるのです。
* 文化:それで文化を正しく活用できなければ、宣教もできません。そうだと見る時、これから産業宣教で世界宣教も関係がなければなりません。なぜなら、今までしてきた宣教は、事実上、影響を与えることができないことでした。最も速い方法で影響を与えようとするなら、文化に影響を与えなければなりません。
1.神様が一番最初になさった祝福が文化です。
(1)創世記1:1-13:神様が創造して良かったと言われました。それが、まさに文化です。
(2)創世記1:27-28:征服して治めなさい。それが文化です。
(3)創世記6:14:ノアが箱舟を作ったのも、文化です。今ならば、船を買えば良くて、そのように作る必要がありません。
(4)創世記14:14:自分の家にしもべを持っていたというアブラハムも、その当時の文化です。今、皆さん家で軍隊を募集しても良いでしょうか? それも文化です。
(5)創世記45:1-5:ヨセフが全世界に米を売ったのですが、それも文化です。
(6)出エジプト2:1-10:結局、神様がモーセをエジプトに養子として送られました。そこで重要な神様の計画があったのです。エジプトの文化を知るようになったのです。知らなければ、エジプトを征服することも、抜け出すこともできません。
(7)Iサムエル17:1-47:ダビデが羊飼いの時に、石を投げること、みな文化です。
(8)ピリピ3:1-20:パウロが自分の話をしたのですが、パウロが用いられたのは、文化にすばらしい機能を持っていたからです。結局、そちら側の文化を理解できなければ宣教もできなくて、やられてしまうようになります。聖書に苦難を受けたのを見ましょう。このようにしてこそ、世界宣教が可能です。イスラエル民族をエジプトに送ったのが世界宣教です。文化を理解することができないと、このような途方もない結果が出てくるのです。

2.文化を理解できなければ全てのものが失敗します。
(1)エジプトとヘブル民族、ペリシテとカナン、アッシリヤとイスラエル、バビロンとユダ、ローマとイスラエルとユダ:戦争が起きたので苦しみにあいました。しかし、戦争を通して世界文化が統一されたのです。良いという言葉ではないのですが、それしか方法がありません。イスラエルが全く悟れないので、アッシリヤ、バビロンに捕虜で送らなければなりません。悟れないので、ローマに植民地にさせなければなりません。ある面で、神様の方法です。福音を知らなかったのですが、結局、世界文化を知らなかったということです。福音も悟れないので、そのようにされたのです。
(2)政治、経済:政治経済が文化と関係あります。金正日(キム・ジョンイル)が政治をしていると思いませんか? 取り込んでいるのは、政治をどれくらい上手にしているということでしょうか? しかし、文化を知らずにいるのです。それで飢え死にそうになるのです。経済も文化を知らないながら、どのようにするのでしょうか? それでずっと生きるのが大変です。事業が良くできません。こうした話は、過去の話でなく、続くでしょう。これからもっと深刻になるでしょう。その理由が何でしょうか? 文化パラダイムが、はやく変わるのです。それを知らずに生きているために大変だということです。文化パラダイムを知らなければ、事業に失敗します。韓国が、朝鮮時代に子どもたちを学習塾で勉強させて、学校に行かせました。言わば、学校勉強する文化パラダイムが変わったのです。それを知らずに、学習塾でデモを行ったのですが、いくらしても効果がありません。それで伝道できる核が福音ですが、文化です。
(3)伝道:伝道する時、一番最初に見ることが文化です。日本宣教をする時、日本文化一つを分からなければなりません。日本文化は、何でもみな良いということです。これが日本文化です。彼らがイエスを信じるのも‘みな良いからイエスを信じる’ということです。徳川という人物が、日本にそのような影響をおよぼしました。話はしなくても、日本文化を引っ張ったのです。その人々がよく信じるようでも、その文化が根をおろして、それを理解できなければ絶対にだめです。ヨーロッパのような国の文化を見ましょう。福音を思い切り話せば、とても良いと言います。‘とても良いから、あなたも逃さずによく信じなさい’と言います。そうしておいて‘私は信じられない。とても良いからあなたがしなさい’こういう文化です。唯一性の福音を誤った話をすれば、対話になりません。そうだという時、文化を理解できなければ、宣教もできません。

3.文化を理解できなければ宣教できません
(1)使徒11:19:ステパノの迫害の危機で、アンテオケに移されました。使徒9:15パウロに使命を与えたのが、すべての異邦人に証人としてたてるということです。使徒13:1それと共に、事実上、宣教師派遣が公式に初めて起きました。ここの中心人物がパウロです。パウロは、いよいよ世界宣教の門をあけたのです。
(2)使徒13:1-12:パウロが初めて働きを起こした現場です。ここに魔術師と関係したことが行われました。それが、この現場の文化です。
(3)使徒16:16-18:ピリピで起きた事件です。そこで占い師を癒しました。
(4)使徒19:8-20:混乱して、デモが起きるほど問題になりました。それがそこの文化だったのです。
(5)使徒27:24:パウロと神様と通じる話があります。‘パウロ。恐れてはならない。カイザルの前に立たなければならない’この話は、他の人々が聞けば、正しく理解できません。パウロはローマ市民権を持つ人でした。カイザルは皇帝の称号です。そして、イスラエルがローマに植民地になったのをパウロがよく分かっています。それで、カイザルの前に立たなければならないと言われたのです。そして‘暴風の中で恐れるな’と言われました。パウロだけわかる言葉です。この話をわかってこそ、正しくこの言葉が何か分かります。これくらい文化が重要です。それで今日、メディアの人が集まったのですが、文化宣教にすばらしい祈りをしなければなりません。そのうちの核が何でしょうか?
* 福音を理解できなければ、文化を征服できません。:この文化を何で征服するのでしょうか? 福音で征服しなければなりません。一人ずつ、答えを与えなければなりません。それで、一つずつ崩れます。パウロがキリストで答えを出したので、イスラエル文化が崩れたのです。それを持って、パウロに会った人々が、ローマ地域に行って、彼らが福音を受けたので、ローマが福音化されたのです。簡単な方法です。文化を理解するのが、全てのものを理解することです。文化を征服するのは福音です。
▲おかしなことがあります。外国を出て行って、黒人に会ってみると、私たちと文化が違うということをわかるようになります。他の所では似ているのですが、黒人に会ってみれば違います。おかしなことがあります。福音を悟る人が出てきます。全く言葉が分からないのに、通じるのです。本当に不思議です。私たちがニューヨーク集会に行けば常に参加する黒人の女性がいます。集会に必ずきます。それで‘何をする人なのか?’と尋ねました。女伝道師のような人です。それで、集会を終えて出て行くのに、私に挨拶をします。挨拶をしながら、笑いながら、握手をします。それだけでも通じるのです。この人は、福音がとても良いのです。簡単に話せば、恵みを受けたのです。笑いの中に‘正しい’というそのような感じがあります。話を一度もしてみなかったが‘ただイエスだけ’というものが私に感じられるのです。ですから、この福音がどこでも入って、征服できるのです。文化と宣教という単語は、タラッパンで一番強く捕まえなければならず、皆さんだけができるのです。文化と宣教をこのようにする時、産業宣教が最も目を開かなければなりません。
@結論
宣教現場で絶対に産業宣教が強くならなくてはだめです。これから産業宣教がしなければならない速度や弾力がとても無尽蔵です。簡単に話せば、産業宣教メッセージが強く入らなければ、宣教がだめです。それで神様がなさるでしょうが、産業宣教という単語は、宣教現場にとても必要です。2つの結論が出てきます。
(1)産業宣教は、国内でレムナントが上がってくる組織を作りましょう。
他のチームが作っては、絶対に現場ではないので、レムナントが現場を見られません。復興会を毎日いつもしても、子どもたちが現場を見られないのです。修練会をいくらしても、現場を見ないからだめです。産業人を通して、現場を見るようにしなければなりません。ソウルで試みなければなりません。ソウルがむしろ遅れています。大邱(テグ)、光州(クァンジュ)で祈りのスクールを作って、レムナントと産業人が会うようにしています。何でもないのですが、レムナントにとても役に立っています。
(2)そして、産業宣教が国外の現場の中にメッセージで入って行かなければなりません。産業宣教が起きない以上、世界宣教は大変です。誰か1,2人がお金をたくさん持って現場を生かすといっても、正しく現場を福音化することができません。現場の既成世代が、このメッセージをつかんでいなければなりません。それで、私たちがタラッパンだけでも、宣教を正しくしなければなりません。現場に産業人を起こしましょう。どの程度に起こすべきでしょうか? 私たちが宣教大会といえば、宣教師を招待します。普通、一年に1億円ずつかかります。私は静かに思いながら、祈りながら、私たちの産業宣教が力を得なければならないと思いました。宣教現場にある産業人が集まって‘私たちの宣教師が韓国で宣教大会に参加する。私たちが力を合わせて押して差し上げよう.’この程度まで出てこなければなりません。この人達が本当に力を合わせれば良いのです。ロシアに行ってみると、貧しいようでも、地下経済がものすごいのです。中国の人が食べ物をもらっているようですが、自分たちが食べることみな出しておいてもらって食べるのです。この人たちが、本当に力を得れば、起きられます。それで、私たちがより大きい働きができます。まさに世界宣教大会が、力を受ければ、実際に宣教現場のレムナント、牧師の子どもを正しく育てられます。ある面で、それがより大きい宣教です。各宣教地域で、そのような祈りが出てこなければなりません。各国に産業宣教が起きて‘私たちも宣教師を派遣しよう’と出てこなければならないのです。そのように出来なければ、正しく彼らが成長できません。韓国に一番最初に入ってきた宣教師が、アンダーウッド、アペンセラー、アーレンのような人々です。彼らが良くやったことが一つあります。韓国に来たら、めちゃくちゃでした。古いお手洗いを使っていたり、アスファルトはあるでしょうか? めちゃくちゃでした。宣教師が会議をしました。‘韓国がとても貧しい。方法がある。手助けするのをやめよう。自ら起きるようにしよう。’と結論を下したのです。それが、有名なネビウス政策ではないでしょうか? そして‘役員会議を作りなさい。あなた方が祈って、伝道師牧師も招きなさい。そして自ら神学校も作りなさい。’このように指示をしたのです。これが正しく成功したのです。それで、韓国で米国の次に宣教師をたくさん送っています。こういう影響を与えようとすれば、産業宣教しかありません。産業宣教が違う使命を持たなければなりません。すべての現場を、メッセージで生かす使命を持たなければならないのです。そのようにしなければ、レムナントが、いろいろな土台を持つようになります。‘私たちが得て使うのではないか’と言います。私が、私たち幼い時、私の息子に一番最初に教えたのがそれです。幼い時、長老、大人たちに名節(韓国固有の盆・正月)に挨拶しに送りました。そして、どこでも、可能ならばもらって食べないようにしました。昔に見れば、牧師の子ども、伝道師の子どもが厚かましい理由が、食べる習慣があるからです。それで、開拓当時、一番初めにした話がそれです。‘何でも家に持ってくるな’と言いました。何でももらって食べるのが、子どもたち教育にとても良くないのです。何か現場で、信仰で起きるようにさせなければなりません。いくらなくても、精神をまっすぐ持つようにさせなければなりません。これができる唯一の答が、復興会でもなくて、唯一の答が産業宣教です。できなくても、祈りの課題を与えなければなりません。‘私たちも宣教師を派遣しよう。私たちが助けてもらわずに、宣教師を手助けしよう’と考えが変わって出てこなければなりません。その核が産業宣教です。どれくらい重要でしょうか? 産業宣教の集いを通して、何でも活用しなさい、そのうちに2つのことを銘記しましょう。私たち上がってくるレムナントの組織の土台になるようにしなければなりません。すべてのメンバーが力を得るようにしなければなりません。そのうちの方法が文化です。皆さんに遠い話のようですが、近い話です。この祈りを一つずつ一つずつしていれば、具体的な答えがきます。だから、神様が征服して治めなさいという答が出てくるのです。これを祈りの課題で捕まえて、世界を生かす産業人になることをお祈りします。
-要約-
<共同体と産業宣教(68) -文化と宣教(使徒11;19) >
1.神様が一番最初になさった祝福が文化です。
(1)創世記1:1-13   (2)創世記1;27-28   (3)創世記6:14   (4)創世記14:14
(5)創世記45:1-5   (6)出エジプト2:1-10   (7)Iサムエル17:1-47   (8)ピリピ3;1-20
2.文化を理解できなければ全てのものが失敗します。
(1)エジプトとヒブル民族、ペリシテとカナン、アッシリヤとイスラエル、バビロンとユダ、ローマとイスラエルとユダ
(2)政治、経済   (3)伝道
3.文化を理解できなければ宣教できません
(1)使徒11;19,使徒19:15,使徒13:1   (2)使徒13;1-12
(3)使徒16:16-18   (4)使徒19:8-20   (5)使徒27:24
* 福音を理解できなければ文化を征服できません。