[2006.2.4 /産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(88) –役員が神学的背景を理解しなければならない理由
(出エジプト18:21)

@序論:出エジプト18:21モーセの一番大切な時に、イテロ長老が言ったことです。“あなたはまた、民全体の中から、神を恐れる、力のある人々、不正の利を憎む誠実な人々を見つけ出し…”今年は人生、文化、宗教改革をおいて話しています。最もはやくできなければならないことが牧師改革で、役員改革です。牧師は神様の御声を聖徒たちに聞かせてあげなければなりません。そうするならば、伝道、現場の部分を分からなければならないのです。牧師は伝道現場一つだけ理解すれば良いのです。神様の目標であるためです。一回だけこれに対する体験をしなければなりません。この改革ができなければ、一生困難にあいます。その中で、重要な役割をする方が役員です。皆さんは、教会に行けば、重要なことをしなければなりません。
▲それで、今年から役員は、21世紀に合う
(1)指導力を学ばなければなりません。韓国ではすべて改革されているのに、最も重要な政治、教会だけが改革されないのです。政治をする人を見れば、世界を見通すことができなくて、理念の争いだけをしています。時代に合わないのです。破壊が起きる程、時代が変わっているということです。教会も改革されないで、大きい教会は牧師が自分の息子を立てようと戦いが起きています。教会の全長老、聖徒たちが牧師の息子で良いと言っても、立てようか、やめようかと思うべきなのに、無理に立てようとするのです。そのような方式は、封建時代の方式です。21世紀と全く合いません。
(2)経営も習わなければなりません。
(3)神学が何なのかを理解しなければなりません。特別に、教授が共に集まったのですが、学校でしている指導者に対する教育があります。韓国は、急成長しているから、学閥に関係なく、社長を教育させる制度が出てきました。幸いだと思います。しかし、未信者がすることだから、神学的背景がないから、教会と合わないこともあります。なぜならば、マキャヴェリが教える指導力と聖書が教える指導力は正反対です。マキャヴェリは、相手を殺してこそ私が生きると話します。しかし、聖書は相手を生かしてこそ私が生きるとなっています。メッセージたくさん聞く教授と共に役員に合う神学過程を作る必要があります。ソウルから‘役員時代’を作らなければならないのです。

1.重要な理由
(1)教会の働き的理由-誰がなんと言っても、役員は働きに影響を与えています。何も話さなくても、影響を与えるようになっているのです。牧師ぐらいではないのですが、影響を与えます。教会の雰囲気は、ある面で役員によってなされているといえます。働き的理由のためにも、神学的なことを理解しなければなりません。
(2)牧会の同労的理由-役員は、牧師と同労する部分もあります。
(3)子孫の指導的理由-実際に見れば、教会の多くのパートで指導もしています。

2.役員が神学的働きをのがす時におきること
多くの失敗がきました。
(1)エジプト時代(奴隷) -エジプト時代に最も良いチャンスに会いまいた。指導者と一般信者が、この祝福をのがすから
①祝福が災いに変わりました。
②宣教現場が失敗現場になりました。
③出エジプト3:18理由を知らないのです。
△指導力、経営力、神学もなくなったのです。奴隷しかなることがありません。簡単に話せば、貴族でエジプトに引っ越ししたのは、絶好のチャンスだったのです。エジプトに行く時、奴隷で行ったのではありません。貴族で行ったのに、歳月が流れて奴隷になったのです。役員が、この部分をのがしてはいけないのです。
(2)カナン時代・王政時代-福音、宗教の区分をできないから偶像に陥りました。
①偶像崇拝
②預言者、祭司を迫害
△偶像時代になるから、預言者、祭司を迫害する、おかしな状態になったのです。宗教、福音を正しく区分できなかったためです。誤解される言葉ですが、統一教も福音を伝えない教会も同じようなものです。福音運動しないで律法運動する教会や、天理教と違うでしょうか。頭が悪い人は誤解するでしょうが、統一教側は文化運動もします。福音を正しく伝えないならば、一般の寺も教会も違うところがありません。今、この話をわからないから、カナンの地に入って偶像に陥ったのです。ここに大きい影響があるのが役員です。もちろん、指導者の責任は話す必要もありません。
(3)捕虜時代-結局、捕虜時代になって、どんな結果になったのでしょうか。
①神殿喪失
②十分の一献金思想消滅:マラキ預言者が最後にした話が十分の一献金の話です。
ですから、全てのものをみななくしたのです。
(4)中世時代-役員の目が完全に暗くなってしまいました。一般信徒が聖書を見ないようにしたのです。カトリック、サタンの戦略です。一般信徒、役員などが、聖書を見ないようにしました。中世時代には、どれほど多くの戦いと紛争が起きたでしょうか。学閥、職業と関係なく、役員は特別に訓練を受けなければなりません。

3.役員が神学的祝福を回復しなければなりません。
教会史や聖書を見る時、役員が必ず神学をしなければならないと思います。一般の神学校に行って勉強するのはむしろ損です。時代に合う指導力、経営、神学を勉強しなければならないのです。タラッパン訓練をされた教授を呼んで、新しく組織を作らなければなりません。タラッパンの教授が正しく働くことができる時刻表がきました。霊的な目を開いて福音を持った教授が経営などをよく教えるはずです。神学者になれということでなく、少なくとも神学的なことを抜かしてはならないということです。最も伝統的な神学をある程度理解してこそ失敗がないのです。これを正しく勉強しなければ、この頃起きている事をほとんど解釈できません。直ちに私たちの現実の前に起きている問題が多くあります。一つの例をあげてみましょう。ある教会では、女長老を立てよう、立ててはならないという戦いがあります。これをどのように解釈すべきでしょうか。牧師たちに尋ねます。正しく祈って、信仰生活を良くする女性を長老に立てれば、牧会に損でしょうか。私が見る時は、損はないと思います。私は釜山で一番金持ちの釜山中央教会にいました。チョン・スクフィ勧士という方が、すべての長老より献金を一番よくしていました。実際にお金も多かったのです。信仰も一番良かったのです。とても賢い人でした。釜山市内の観光ホテル、デパートなどを何個も持っていました。国際市場中に、ビルディングをいくつか持っていました。一人でそのように儲けたのです。顔だちがよい女性なのに、結婚の申請がくるから男装をして通ったということです。女という理由で何もできないのです。神学背景がなければ、理解できません。‘イエス・キリストを伝えるのは遅れた神学だ。今は社会に関する話をしなければならない。’このように持ち出した神学が自由主義神学です。‘2千年前のイエスを話すのか。抑圧された者を解く神学をしなければならない。このように持ち出しながら黒人も解放させなければならない。’正しい言葉でもあります。しかし、この神学がどの段階に入ったかというと、福音も必要なくて、政治的に解放しなければならないというようになったのです。何人かがお金を持っていてはだめだから、経済も解放させなければならないと主張して出てきました。いわゆる解放神学と言います。よりによって、この神学を主張する人々が、女性問題を持ち出さなければならないのです。だから、保守神学者は反対するしかありません。福音が必要ないという神学者が出てきたためです。多くの戦いが起きました。神学勉強を正しくしなければ、何の戦いなのかも分からないのです。それでは、保守神学者は福音を持っているのでしょうか。そうでもありません。律法を持っているのです。律法も完全なのではありません。律法でもなくて、保守思想です。ある人が論文を書きました。韓国のキリスト教思想は、全部、儒教思想だということです。何の背景なのかも全く知らないのです。もっとも牧師も神学3年して、よく知らないのです。やっと神学校に行って試験としてレポートを何度か書いて出てきたのに、知ることができるでしょうか。ものすごい背景が流れているのです。こういうものを区分できる指導力が、ある程度はなければなりません。長老は、講壇で祈るから、ある程度は背景を持っていなければならないのです。それで、神学校に行って、神学生たちと勉強するのでなく、役員と共に訓練を受けなければならないのです。
(1)イテロ長老(出エジプト18:10-21)
△普通の勇気がある果敢な人ではありません。普通の神様導きを受ける人ではありません。モーセがとても苦労すること見て、そのようにしてはならない。才徳を兼備した者を選べ。神様を恐れる者を選べ。不正な利益を嫌う人を選べ。その人を選んで、五十隊長、百人隊長を立てなさいと助言しました。モーセがカナンの地に入る時まで準備する間、とても重要なメッセージでした。役員が、この程度の指導力、同労できる頭なければならないと思います。時代を見通して、牧師と同労できる目がなければならないのです。イテロ長老は、現在と未来を見通しました。モーセの位置、立場、すべてを把握していたのです。元々、普通の人ではありません。人を殺して逃げたモーセではないでしょうか。その人を婿としたとのことだけでも、偉大な人です。
(2)初代教会(ローマ16章)
△エルサレム教会が福音を正しく持ったが、最も足りなかったことが何でしょうか。正しくなされた役員運動がなかったのです。エルサレム教会は、どの程度のレベルなのでしょうか。ペテロがコルネリオの家に行って是非を論じました。役員などが世論を形成したのです。福音をあまり悟らなかった人々で世論を形成するから、ペテロが話す言葉がなかったのです。役員が正しく悟って、このように言うべきでした。イエス様が復活された後、メッセージが成就した。地の果てまでと言われたが、この話だな。全く訓練できてないから、とんでもない話をしたのです。異邦人の家に行って食べても良いのか。このように出てきたのです。ある程度、福音を聞いて悟ることはあったのですが、ユダヤ思想、神様が一番嫌われるパリサイ思想をそのまま持っていたのです。今でも目に見えないようにおきることです。ソクラテスがした話なのですが,‘罪の中で最も大きい罪が無知な罪’です。刃物を上げたのが罪ではなく、無知なのが罪なのです。良くしたと言うべきなのに、それが違ったのです。教会は、一時代を生かす砦です。韓国教会は教権に陥りました。他の人らがあざ笑うかも知れませんが、神様は皆さんを捕まえてタラッパン運動をしておられます。明らかな答を持ってレムナント運動を起こすでしょう。このような時、役員、教授、産業宣教の方たちは、ここに目を開かなければならないのです。
△それで、神様はパウロを捕まえて、この運動をされたのです。ローマ16章は、役員運動です。牧師の保護者。牧師が重要なのではなく、福音が重要で牧師を保護したのです。自分の財産を惜しまないで命まで出す同労者の役割をしました。全く経済を心配しないように、家主の役割をしたのです。伝道者の親戚のように、聖書にローマ16章は、このように記録しています。牧師も考えを変えなければなりません。一般の教団は、役員を立てることに対して、恐れのようなことを感じるのですが、本当に誤った考えです。多くの役員を立てなければなりません。役員は、どこの部分を先に立って、どこは言葉を慎んで、またあるものは牧師に任せて、あるものは役員がしなければならないと、区分すべきです。簡単なことでなく、韓国、世界教会に向かった役員に関する何が出てこなければならないのです。
(3)改革教会(一般信徒運動) -改革教会の最も大きい鍵が何でしょうか。役員に聖書を開いてあげる役割をしました。カトリックで役員に全くみことばを見ることができないようにしました。それで、聖書を見られるように開いたのです。
①聖書は司祭だけが見なければならない。聖書はむやみに解釈してはいけないから、一般信徒がむやみに見てはいけない。教会運営は司祭中心に行くのだ。このように話をしました。こうするから、全く役員が神学、色々なことを見ることができなかったのです。暗黒時代がきました。
②長老教団-カトリックの司祭中心教会に反発して出てきたのが長老教会です。
△この二つは骨がある言葉です。気力の戦いをするのです。司祭は、一般信徒を押して、私たちがしようというのです。長老は足りない人々(司祭)が教会を思いのままにするから、長老が処理しなければならないと言います。この話です。歴史的背景がついている事件です。それで、牧師、役員は、目を開けなければなりません。私たちも知らない間に、私たちがこういう時代を作っているならば大変なことです。わざわざこういうのではなく、知らなくてするのです。このように見る時、とても重要です。
△産業宣教の役員がすることがあります。
@結論:教会で2つのことをしなければなりません。
(1)共同体をおいて祈祷会をしましょう。これしながら、正しく祝福を受けられるように、恵みを受けられるようにしなければなりません。
(2)教会建築-無条件に献金を出せという時、失敗するのです。役員中心にすべての教会が一つになるように動かなければなりません。これをしなければ、絶対に成功するのが難しいのです。しても問題がきます。ですから、韓国教会が作っておいて売ろうと出す教会がとても多いのです。ヨーロッパは、すでに深刻な状態です。いよいよ、これを知って見る目があった、イスラム、ニューエイジが教会を買い入れています。それで、教会の中で建築をしようが、しなくても2つのことを作りましょう。共同体献金した人々を集めて、毎週、祈祷会をしましょう。地域文化を掌握する建築をおいて、すべての信徒を集めて役員が祈りましょう。この時に、経済祝福が回復して、すばらしいことが起こります。この役割を役員がしなければならないのです。ヨルダンを渡る前に何と言われたのでしょうか。ヨシュア3章です。つかさが通いながら話しなさい。契約の箱をかついだ祭司について行けと話しなさい。この運動を言うのです。出エジプト記3章で、モーセに何と言われたのでしょうか。イスラエル長老に話しなさい。民に話せといわないで、長老に話しなさい。私たちの主が私たち民族全員を連れて出ると話しなさい。いくら奴隷になっても親分がいます。この人たちがすえての民に話すようにしたのです。今年は正しく、産業宣教、役員の祝福が回復する開始をしなければならないでしょう。そうでなければ、恵み、答え以前に、役員がいつも経済に苦しめられるのです。どこでも経済に苦しめられれば、信仰生活になりません。外に出て行って未信者の間で苦しめられて、教会きたら職分に苦しめられるのに、どうなるのでしょうか。知らないと行き過ぎることでもありません。一時代を生かす神様の民なのに、知らないということではありません。それで、毎週集まる産業宣教を神様が与えられたのだと思います。これ自体が奇跡です。どんな団体でもメッセージを受けるために、このように集まれません。ここですでに神様のサインを思わなければなりません。徹夜の祈りも終わって一番大変な時なのに、このように集まれるでしょうか。インターネットで聞く人も多くいます。学生たちですら、メッセージを聞いて祈っています。今年は、産業宣教、役員が本当に力を得る力の年になるように、主の御名で祝福します。

--産業宣教要約--
<共同体と産業宣教(88) –役員が神学的背景を理解しなければならない理由(使徒2:9-11) >
1.重要な理由
(1)教会の働き的理由
(2)牧会の同労的理由
(3)子孫の指導的理由
2.役員が神学的働きをのがす時におきること
(1)エジプト時代(奴隷)
①祝福が災いに変わる
②宣教現場が失敗の現場にされる
③出エジプト3:18理由
(2)カナン時代・王政時代
①偶像崇拝  ②預言者,祭司迫害
(3)捕虜時代
①神殿喪失  ②十分の一献金思想の消滅
(4)中世時代
3.役員が神学的祝福を回復しなければなりません。
(1)イテロ長老(出エジプト18:10-21)
(2)初代教会(ローマ16章)
(3)改革教会(一般信徒運動)