[産業宣教メッセージ/ 2006.6.17 /ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(107) -体質だけ変えれば必ず答えられます
(ゼカリヤ4:6)


@序論:イスラエルが一番難しくて重要な時期に会いました。その時、神様が一言で方法を知らされたのです。それも総督に知らせられました。それがゼカリヤ4:6のみことばです。紙一重の差で、信仰生活に勝利することができます。なぜなら、直ちに皆さんが職場に行けば、彼らと共に仕事をしなければならないためです。重要な秘密がなければできません。
▲重要な秘密:一般信者であるから、未信者と一緒に暮らさなければなりません。ここで重要なことが起きます。一緒に暮らさなければならないから、秘密がなければなりません。秘密はあらわれるのではない。
ここに明確におっしゃられた。‘わたしの霊によって’この秘密を持っていてこそ、未信者全体を動かせるのです。信者にくださった神様の特別な秘密であるためです。これを分かれば、現場も変えられます。そうでなければ、未信者に勝つことができず、むしろ負けるようになります。それで、聖書は秘密におっしゃっているのです。Iコリント4:1に見ると、このようなみことばがあります。‘こういうわけで、私たちを、キリストのしもべ、また神の奥義の管理者だと考えなさい。’それで皆さんは、神様が与えられる力を得てこそ、世の中に勝てるのです。ところで、これを別に捜し出すのではなく、すでに来ているのです。すでに聖霊は、私たちの中に内住しておられます。‘聖霊内住’です。そのような程度ではなく‘聖霊充満’と聖霊の力でともにいるということを約束されました。この間に選択できることが一つあるのですが、まさに‘聖霊の導き’です。他の見方をすれば、聖霊を私たち思いのままにするのではなく、救われた者とともにおられるのです。唯一選択できるのは、聖霊の導きです。それならば、どのようにすべきでしょうか。まさに体質だけ変えれば良いのです。それでは、必ず答えが起きるようになっています。健康も体質の問題です。水準と文化も体質の問題、政治、経済も体質の問題、体質が変わらなければ、祝福と答えを受けても味わうことができません。

1.変えなければならない体質(マタイ17:1-9)すべての人が体質をすべて持っています。紙一重の差で、信仰と不信仰の間を行き来するのです。
(1)人間中心本主義
△一言で人間中心主義を捨てろということは、神様の子どもなのに、神様中心でないということです。人間中心主義は、人を根本にした主義です。しかし、ほとんど、人間中心主義に陥るのです。私たちが少しだけ理解すれば、本当に答えを受けます。ここに牧師がたくさんおられるのですが、事実、信徒がある長老が良いから教会に行こうという人はあまりいません。その教会の牧師夫人が大丈夫だというので、教会に行こうというのは悪い意味です。女伝道師が大丈夫だとしながら教会に行こうというのは悪い意味です。そのような教会は、事実、あまりありません。‘牧師のメッセージが良い。何か真に福音中心だ。その教会に行かなければならない。’こういう人がさらに多いのです。こういう人が大部分です。それで、牧師は全く気をおとさずに、福音だけよく伝えれば良いのです。もちろん、教会の雰囲気、長老、みな関連ありますが、最も重要なのは、それではありません。牧師が人間中心主義を使えば、とても損になります。しかし、大部分の牧師が、人間中心主義を使っているのです。それで困難がくるのです。人間中心主義は、神様中心ではないという話です。怖い言葉です。私たちが少し足りなくても、神様中心に生きれば、みな帰るようになっています。私たちも知らない間に、人間中心主義を使うのですが、そのように習ったためです。
①君主論、韓非子-他人に勝つ理論です。限りない戦いが続くのです。賢い方々でしたが、事実、見れば愚かです。韓非子もこの理論を使って王に捧げて、結局は王に殺されました。こういう理論が、私たちに深々と入ってきているのです。負ける道であるのが明らかなのに、このように考えているのです。韓非子を読んでみれば、とても一理ある話が多いのです。韓非子が王に上げた話の中で、特異な話があります。‘誤った人が出てくれば、完全に殺してこそ、国が生きる道だ。’これが韓非子理論です。さらに怖い話をしました。‘時々、王に反逆するのは、力あるためなので、あらかじめ負かさなければならない。’限りない戦いが続くのです。マキャヴェリの君主論は、どのようにすれば相手に勝つかです。こういうものが強い覇権国家が、うまくいくように見られたのですが、結局、ほろびました。
②覇権国家
③成功した人々-成功したように見えます。だから、地球上に問題が終わりなくくるのです。ひょっとして、皆さんが社会生活をよくして牧師、長老になられる方々が多いでしょう。このような方々は、経験が多くて、長所も多いのです。決定的な瞬間に、人間中心主義に陥りやすいのです。そんなことをいつも注意しなければなりません。
(2)律法主義
△信じる人の大部分が律法主義です。正確に話せば、福音中心でないということです。律法は正しいことですから、戦えば律法が勝ちます。しかし、福音がなくて来る霊的問題を知らないのです。代表的な例が、パリサイ人です。正確に話せばパリサイ主義では救われません。律法は習わないでも、ほとんど律法主義に属しています。一度は、ある酒を飲む人が教会に訪ねてきました。お金をくれと言ったのです。‘あなたは、お腹がすいている人でなく、酒を飲んでくれと言うから、あげない’と言いました。礼拝をささげに行くべきなのに、何度もお金をくれと言いました。ちょっと良くない話をしたところ‘イエスを信じる人が怒っても良いのか?’と言いました。こういう人にも律法主義があるのです。精神病院に行って、伝道を一度してみれば、同じように言う話があります。この人、あの人、恨むのですが、みな律法主義です。だから、パリサイ人が律法主義に陥ったので、終わりなく戦うしかありません。律法が違っているということでなく、律法主義になるから問題なのです。福音なく律法すれば、相手も知らずに、自分も知らないうちに、律法主義となります。
①パリサイ人
②韓国教会
③世界教会
(3)神秘主義
△これでもあれでもなく、優しい人がすることが神秘主義です。事実、福音、神様も神秘です。しかし、神秘主義は怖いことです。一言で、何でも勘違いする人々です。昨夜に夢を見たというやり方です。夢というのは正しいものもありますが、ほとんど違っています。皆さんが腹が痛くて眠れば、その日の夜に戦争が起きる夢を見ることがあります。一度は、寝ていたら、夢を見ました。夢の中で、我が家に火事が起こって消防車がきて、大騷ぎしている夢を見たのです。起きてみたら、時計の音でした。
①異端
②いんちき
③不健全集団
なぜこの団体に付いて回るのかと思っても、神秘主義だから力があるのです。本来、神秘主義をする人が集まって自分たちどうしの話をよく聞きます。前に死んだ自称、神様といった永生教の教祖は、おかしな話をするのに、人々が追っていきます。ここで、いんちき、不健全集団が出てくるのです。一度は、永生教の教祖が飛行機に乗ったら、私のそばに座りました。通路の向い側に座ったのです。奥さんと一緒に座ったようでした。飛行機乗るやいなや、心配がいっぱいな深刻な対話を継続していました。詳しく聞いてみました。‘自分が神様なのに、心配するのか’という考えをしたのですが、少し後、監獄に行きました。

2.そろえなければならない体質
(1)福音体質
イスラエルが滅ぼされる理由を一度見ましょう。私たちは福音体質に変えれば、すばらしい働きが起きます。それで、私と今タラッパンをしない教会の牧師との差は一つしかありません。私は長い間、福音体質に対してたくさん話しました。そうしたら、福音体質について、たくさん知ることができます。年をとった私たちが、福音体質になることは難しいのですが、はやく変えなければならないのです。
①動機(Ⅱコリント7:10) -動機を変えれば、はやく福音体質になります。
②関心
③感謝
ところで、多くの人々が動機と関心を変えて、感謝しないので、問題がくるのです。米国には、ものすごい復興が起きているのに、ほとんどのタラッパン教会がならずにいます。ますますたくさん集まるのに、各教会はだめです。ある長老夫婦が、耐えられずに教会を出てしまったのです。‘それでも、牧師を助けるべきなのに、出てくればどのようにするのか’と話しました。‘とても福音体質と反対になることを言うから、耐えることができなくて出てきた’と言いました。全く根拠ない話ではないという考えになります。福音がだめだから、度々人間中心主義、律法主義、神秘主義が出てくるのです。今は韓国で訓練を受けた若い牧師を米国の隈すみに派遣するべきではないだろうかという気がしています。例えば、ハワイでは訓練を受けてタラッパンしながら教会に通わない人がとても多いのです。自分たちどうしで集まってインターネット礼拝をささげています。とても福音体質にならないのです。一度は、イ・サンベ牧師が‘なぜそうなのでしょうか?’と尋ねました。それで怖い話をしました。‘福音がなければできない’と言いました。事実、福音を真似ようとするなら本当に大変です。とても福音と合わないためです。自分の体質と人間中心主義、律法主義、神秘主義と合うようになるのです。福音体質だけなれば、本当にすべての問題が解決されるのです。
(2)聖霊の導きを受ける体質
とても正確な人生が、まさに聖霊の導き、最も成功が保障されるのが聖霊の導き、最も答えを受けられる道に行くのが聖霊の導きです。この話を理解しなければなりません。そのように見れば、世の中を生かす力をくださいます。
①怠惰
②早急(過熱、ぼう大)
③事実
(3)聖霊充満を味わう体質
①創世記41:38 -ヨセフを見て、これほど神の霊に満たされた人がいるのかと言いました。
②ゼカリヤ4:6 -力でも、権力でもだめだが、わたしの霊によってです。
③ヨエル2:28 -聖霊充満を受ければ、夢を見るようになって、将来の事を言うようになると言われました。これよりもっと大きい祝福がどこにあるのでしょうか。長老、執事が、どのように聖霊充満を受けるのかと言うでしょうが、そうではありません。私たちの最も重要な秘密は、まさに福音体質、聖霊です。
④使徒1:8 -主も聖霊充満を受ければ力を受けて、地の果てまで証人となると言われました。

3.今でも聖霊の約束が成就しているのか?(使徒1:8)
地の果てまでだと言われたのは、今でも聖霊で働くということです。
(1)レムナント7人-レムナント7人の特徴はすべて聖霊充満です。
(2)初代教会-宗教、ユダヤ人、ローマに勝てる力を持っていました。
(3)21世紀伝道運動

@結論
(1)体質-聖書に見れば
①イスラエル民の奴隷
②カナンの地に入っても偶像に仕える体質
③捕虜
④植民地
体質がこのようになるには仕方ありません。それで変えなければならないのです。
(2)唯一性
しかし、(only)聖霊があなたがたに臨めば、この話は他の方法はないということです。唯一性とは、全体の中で私ができることを捜し出さなければなりません。
(3)人を生かすようになります。
Iコリント4:1-2のみことばを見れば、管理人に求められることは忠実であることです。
①忠実-私たちの産業人が、忠実な心を持っていれば良いのです。
△事実-忠実と最も近い言葉は事実です。あの人と仕事をしてみたら、本当に事実で、忠実な人だな、このようにならなければなりません。どんな職業を持っていても、このようになれば成功します。靴磨きをしても成功します。大部分の人が、このようになりません。
②キリストの働き人
③神様の奥義
このようになれば、すべての人を生かせます。
△この三つだけ持てば、産業人は必ず成功します。過去に捕われる必要がありません。奴隷、偶像、捕虜、植民地から抜け出せば良いのです。ところで、多くの人々がこの状態にいます。契約を捕まえれば、唯一性の答えがきます。この時から、人々を生かすようになるのです。未信者、教会も生かして、私たちのために全てを生かすようになります。この3つのことだけ持っても、いくらでも世の中を生かせるのです。これが産業人が受けなければならない祝福です。
△なぜ聖霊充満なのでしょうか。最も簡単なこと一つが、聖霊充満しなければ‘悪霊充満’にならないためです。聖書を読んでみると、このような結論が出るようになっています。多くの人々が、悪霊充満の支配を受けているという考えをするようになります。だから、私たちの産業人、長老、執事は、聖霊充満のなかで神様が与えられる力を得ることを望みます。私たちの産業、家庭にも、その力が現れることをお祈りします。

--メッセージ要約--
<共同体と産業宣教(107) -体質だけ変えれば必ず答えられます。(ゼカリヤ4:6) >
健康も体質の問題です。水準と文化も体質の問題、政治、経済も体質の問題、体質が変わらなければ祝福と答えを受けても味わうことができません。
1.変えなければならない体質(マタイ17:1-9)
(1)人間中心主義
①君主論,韓非子 ②覇権国家 ③成功した人々
(2)律法主義
①パリサイ人 ②韓国教会 ③世界教会
(3)神秘主義
①異端 ②いんちき ③不健全集団
2.そろえなければならない体質
(1)福音体質
①動機(Ⅱコリント7:10) ②関心 ③感謝
(2)聖霊の導きを受ける体質
①怠惰 ②早急(過熱,ぼう大) ③事実
(3)聖霊充満を味わう体質
①創世記41:38 ②ゼカリヤ4:6 ③ヨエル2:28 ④使徒1:8
3.今でも聖霊の約束が成就しているのか?(使徒1:8)
(1)レムナント7人
(2)初代教会
(3)21世紀伝道運動