[2006年10月21日/産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(124) -改革の主役(13) -霊的対決
(使徒13:1-12)


@序論:使徒の働き13章7節を見れば「この男は地方総督セルギオ・パウロのもとにいた。この総督は賢明な人であって、バルナバとサウロを招いて、神のことばを聞きたいと思っていた。」と言われています。8節を見れば「ところが、魔術師エルマ(エルマという名を訳すと魔術師)は、ふたりに反対して、総督を信仰の道から遠ざけようとした。」と言われています。戦いにならないのは9節を見ると「しかし、サウロ、別名でパウロは、聖霊に満たされ、彼をにらみつけて、」と言われています。私たちの産業人や指導者は、一つの単語を記憶しなければなりません。聖書に用いられた人もそうで、今は霊的対決であることを分からなければならないのです。パウロは、エペソ6:12節に私たちの戦いは血肉ではないと言いました。私たちの戦いは霊的戦いだと言ったのです。この部分を銘記して、皆さんの年齢を記憶しなければなりません。
* 教会:いくらがんばっても、ここに座っておられる方々は10年、20年、30年たてば働きを正しくできません。それで、皆さんの教会を正しく強固にしなければならないのです。皆さんの教会をいくら強固にさせても、皆さんが年を取れば関係なくなります。それでレムナントを育てようというのです。
* RUTC:それでRUTCという単語を捕まえてするのです。これが単純な話でなく、霊的な対決です。事実は、戦いにならないのですが、私たちは知らずにいます。今現在、偶像宗教は統一教のように、とてもはやく行っています。反対に、私たちクリスチャンと指導者の考えは、とんでもないところにあります。それでは、どんな結果をもたらすか分かるでしょうか? 神様はここに負けません。その時ごとにいつでも表面に現れるのが戦争が起きることです。これにならなければ、神様は戦争で解決されるのです。これがイスラエルと聖書の歴史です。神様がエジプトに負けることができないのに、イスラエル民族が負けたので、出エジプトの働きが起きたのです。皆さんの年齢を考えて、皆さんがどれくらいで働きができないということを分からなければなりません。それで霊的戦いができる準備を正しくしなければならないのです。

1.未信者の産業:未信者の産業を見ましょう。未信者の産業は聖書にあるように三つに分けられます。
(1)偶像経済:偶像経済です。最もやさしい例で、今、世界経済を征服したニューエイジが偶像経済です。創世記6章のネフィリム時代が偶像経済です。創世記11章も見れば、バベルの塔を築くのが偶像経済です。出エジプト記3章に、イスラエル民族が労働をするのも、イスラエル民族がエジプトの偶像文化のために労働をする偶像経済です。その時、ピラミッドを築いたのです。話にならないのです。イスラエル民族がエジプトの偶像を築くのに使われたのです。まさに私たちが悟れなければ、皆さんの子どもがそのようになります。教会が遅れるので、私たちの信徒がほとんど文鮮明財団の歌を歌っているのです。文鮮明がそれを知って、米国でだけ10個を作りました。私たちはバカのように悟れずにいるのです。
(2)淫乱経済:未信者はお金になることを探して、ほろびるのを知らないから、淫乱経済を作るのです。これを商業にするのです。一番お金になるので商業にするのです。彼らは後ほどほろびるということを知りません。だから、ここにサタンが介入しているということも知らないのです。これを商業化だけさせることでなく、どんどん文化化させます。そうするうちに、どんどん個人化になるのです。
(3)犯罪(暗闇)経済:それと共に、彼らはこの程度で終わるのではなく、犯罪経済に行くのです。世界で一番お金がうまくいくのが2つあるのですが、一つは麻薬で、もう一つはギャンブルです。これは一度、顧客になれば永遠な顧客になるので、商売がうまくいきます。これを知ってマフィアは麻薬を捕まえて入ったのです。私たちは福音運動に何の関心がないのに、マフィアは麻薬で世界征服を計画しているのです。記録に見ると、10年前、この人たちが麻薬販売対象の1位に韓国を選んでいました。これを皆さんの子どもがどのように分かるでしょうか? 皆さんの孫が生まれて、これをどのように分かるでしょうか? これが文化だと思うでしょう。それだけ、私たちの誤りが大きいのです。

2.産業宣教人:私たちは今、どのようにしていくべきでしょうか? 皆さんが受けた祝福は、ものすごく大きいのです。皆さんは単なる産業人ではなく、産業宣教人です。
(1)福音経済:それで、これを生かせる答えが福音経済です。これを難しいと思うのですが、難しくありません。福音を持ったレムナント一人だけ正しく育てれば良いのです。もしコンピュータを作って多量のお金を儲けた人一人が正しく福音が入れば、ひとりで世界を生かすのです。これから教会がレムナントを育てることには惜しんではいけません。それでは暗闇に負けるのです。すぐ実が出なくても、レムナントをずっと育ててこそ、私たちが勝てるのです。例えば、今、サッカー選手一人をよく育てて、世界的な人物が一人出てくれば、すぐできるのです。今回見たら、チェ・ジンホという子がゴルフで優勝をしました。ホ・イル牧師の教会に出ている私たちのメンバーです。この子が一度優勝したのですが、3日間ずっと再放送されるのです。万一、タイガー・ウッズに福音が伝えられれば、どうなるでしょうか? タイガー・ウッズは、今、ゴルフを止めても3-4代が食べて生きられるほどお金を儲けました。それで、私たちが福音経済というものは、福音を持った人が経済の中にいれば、大きいことが行われるのです。神様の願いは、創世記1:27-28を回復することです。私たちにこれをしなさいということでなく、分かるだけでもかまわないのです。今、未信者は暗闇に行っているのに、教会は全く知らずにいるのです。関心さえもないのです。そうすれば負けるのです。
(2)ピューリタン経済:それで一時米国を掌握した人々が、ピューリタン経済で出て行ったのです。これが一時世界を掌握しました。事実、福音よりも神様のみことばだけ捕まえたのにできたのです。神様の立場では、祝福されるしかないのです。それで、私たちは神様がくださる他の力があるのです。
(3)創造的経済:私たちを見て、単に熱心に仕事をしなさいと言われるのではなく、創造的経済です。出エジプト3:18-20節を見ると、エジプトからイスラエル民族を救い出すのに、こういう方法でしなさいと言われたのです。同じ内容です。イザヤ43:18-21を見れば、荒野に道をつけて、荒野に水を出すと言われました。海の中に道をつけるということは創造的能力を言います。砂漠に水が湧くようにすると言われました。イエス様が確かにおっしゃったのに、使徒1:8に聖霊充満を受ければ地の果てまで証人になるということでした。この言葉を心に抱いて、産業宣教会に行き来しながら祈らなければなりません。ある時は、疲れてくるのが難しい時もあるのでしょうが、皆さんがくるのがすでに世界福音化の重要な門になるのです。言うまでもありません。神様が誰を祝福されるでしょうか?

3.祝福:福音がない聖徒たちがどれほど多いでしょうか? 彼らを祝福されません。それで、イスラエルに戦争が起きたのです。
(1)福音がない信徒(隠れた目):未信者よりさらに嘆かわしい人が福音がない信徒です。だから、この人たちは、宗教、お金側に行くしかなくて負けるのです。
(2)肉体祝福:そして、信仰生活をするのに肉体の祝福が目標である人々がいるのですが、彼らは宗教人です。
(3)福音を持った産業人:しかし、皆さんは福音を持った産業人です。だれが何と話しても、皆さんは福音を持った産業人なので、神様が皆さんを祝福されるしかないのです。この部分を契約でつかまなければなりません。聖書は確かに話しています。こういう人10人だけいても戦争がないと話しています。義人10人だけいても、神様は災いをくださないと言われました。今、全世界の産業人が起きて皆さんのメッセージを聞いています。いつかは創造的経済の門が開かれるようになります。いつかは神様が砂漠に水が湧くようにされる中で、こういう創造的経済の門が開かれるようになるでしょう。
@パウロ:パウロを見ましょう。この人が一番悟りました。パウロが宣教をするのに、これを捕まえたのです。ここに2つの特徴があります。どんな特徴があるのでしょうか? 産業人を相手にしました。そして、パウロは霊的な戦いすることに強い意志を持っていました。
(1)使徒13:1-12:パウロが宣教師として派遣されて起きたのです。そうだといえば、パウロが偶然にしたことでないということです。
(2)使徒16:16-40:パウロがマケドニアという地域にはじめて着手したのです。ところで、なぜよりによって悪霊につかれた者、占いを癒したのでしょうか? これを抜いてしまえば、宣教を知らないことです。ここに関連した人が産業人です。
(3)使徒19:8-20:さらに重要なのは、使徒19:8-20節にローマに行く直前です。パウロがどれだけ強い意識を持っていたかというと、21節を見ると、ローマも見るべきだと言いました。ここがエペソ地域なのに、こちらがローマに行ける最後の重要な都市なのです。ローマ15:28節を見れば、私はイスパニヤまで行かなければならないと言いました。その理由は、当時、イスパニヤを地の果てだと見ていたので、地の果てに行かなければならないと言ったのです。実に簡単です。9節に見ると、パウロというサウルが聖霊充満したと言われています。皆さんは確かに福音を持っているので、少しだけ福音体質になれば働きが起きます。核心の時、話すでしょうが、他のことではなく、体質にならないためなのです。しかし、皆さんは福音を持っていることが確実なので、福音体質だけなれば働きが起きます。
* 弟子:それで福音を持った弟子があちこちに敷かれているのです。
* 専門家:こういう中で専門家が出てくれば簡単なのです。ローマ皇帝の家系に福音が入ったので、ローマ福音化は簡単なのです。こういうすべてのことができる土台の中の一つが産業宣教です。それで、一年に一回ずつ産業宣教、レムナント大会、宣教師大会をするのです。これが共に連合してするのです。
* 子ども:この時、皆さんの子ども、子孫の中で、こういう答えを持った人物が一人ずつ出てくるのです。
* レムナント:結局は、皆さんが行かなくても、この土地にレムナントは残るのです。だから、皆さんの胸の中に置かなければなりません。タラッパンの文化が全部レムナントに向かって出せるように作らなければならないのです。ある面では皆さんがお金をたくさん集めても死ぬ瞬間に終わります。持って行くこともできなくて、何の効果もありません。むしろ、これを子どもに与えれば問題になります。皆さんが行く前に、皆さんの子どもは独立しなければなりません。私は両親が適当な財産を残す人の中でうまくいくのを見たことがありません。初代財閥の中で企業を作って子ども達ができるようにすることならば分かりませんが、財産は何の威力もないのです。だから産業人が胸の中に置かなければならないのです。ユダヤ人は、ほとんど経済をレムナントに集めています。それで行く所ごとにミッションホームと会堂を作るのです。ところで、残念なことに、パウロが話した通り、彼らには福音がないのです。だから、福音を持った者が目だけ開ければ良いのです。タラッパンは無知な方法でするのに、どうしてどんどん復興するのかと思えば、この部分を知っているからなのです。絶対、無知な方法ではありません。どうして、私たちは今、レムナントが10年前から起きるのでしょうか? 神様が祝福されようと思われる重要な部分を私たちが見たためです。ある時は、牧師が不思議に思う時があります。牧師がお金もあまりないのに、お金を集めて子どもたちを伝道して、レムナント大会を行くこと見れば、不思議に思うのです。世界で私のように集会する人はいません。行ってみれば、すでに自分たちどうしキャンプして恵みを受けているのです。私は単にみことばを整理して核心を投げれば良いのです。それで、お知らせをしなくても組織があって、全部集まるのです。タラッパンは集会があるとすれば、自分たちどうし連絡してくるのです。集会して戻れば牧師がずっと入ります。ずっと入って神学院、核心を継続するのです。これがついでに一度、二度でなく、私たちが10年していることは、単にするのではありません。この確実な希望を産業人と牧師が持っていなければなりません。1人だけ出てくれば良いのに、一人だけしか出てこないでしょうか? それでレムナントという意識をずっと植えるのが、一人だけ出てくれば良いのに、一人だけしか出てこないでしょうか? それで、私はさらに使命があらわれるのが、レムナント教育で私たちの教会が遅れたということです。今、中学校、高等学校、大学はおかしな思想を持った教師たちが入って植えておいたのです。事実、今は通常の問題ではありません。それで、子どもたちにみな植えておいたのです。昔に特定の人々が共産主義の話を聞くのは聞いて、反省しなければなりません。問題は、子どもたちにずっと植えておいたことです。これから投票すれば、また出る可能性があります。今、中学生、高校生、大学生は考えが完全に違います。今、考えが共産主義側に近いのです。こういうレムナント教育を幼い時から継続したのです。教会がしたのではありません。私たちの教会があまりにレムナント教育をしなければ、今からくる問題は深刻です。皆さんの中で、この教育を受けた人がいるでしょう。部分的に正しいのですが、全体的には正しくありません。今はデジタル時代で行かなければならないのです。そして、聖書にある通り、グローバル時代で行くべきなのに、反対に行くので問題が起きるのです。100年間、韓国教会が動かしてきたのですが、エリートの中で福音を持った人が一人もいないのです。韓国教会が100年になったのに、指導者の中で福音で根を下ろした人が一人もいないのです。私の目で見る時は、完全に失敗です。皆さんの胸に重要な契約を持ってレムナント運動と産業人運動をしなければなりません。すでに今、学生たちと対話できません。完全に入っているのです。今、教会で福音を言っても、それが必要かと言います。こういう考えが学生たちの中に入っているのです。それで正しい考えを植え付ける弟子が出てくれば良いのです。ところで、実際に見れば、霊的な勢力の影響力が強大ですが、詳しく見れば何の力もないのです。これが何か力があるのでしょうか? ものすごい文化と政治を掌握しているけれど、何の力もないのです。自ら苦しめられているのです。それでパウロの一言にひっくり返されたのです。だから、一人だけ出てきても良いのです。皆さんの子どもとレムナントの中で福音を持った者一人だけ出てくれば良いのです。皆さんが今、どれくらい貴重な席に座っているのか、皆さんがどれくらい貴重な人なのか、確認しなければなりません。世界を生かす霊的な隊列の中に皆さんは主役で座っているのです。産業人に明らかな神様の計画と約束が成就されるようになります。はやく福音体質に変えて、大きい答えを受けることを望みます。

-要約-
<共同体と産業宣教(124) -改革の主役(13) -霊的対決(使徒13:1-12) >
1.未信者の産業
(1)偶像経済  ①創世記6:1-20 ②創世記11:1-8 ③出エジプト3:1-8
(2)淫乱経済  ①商業化 ②文化化 ③個人化
(3)犯罪(暗闇)経済  ①麻薬 ②ギャンブル
2.産業宣教人の産業
(1)福音経済  ①創世記1:27-28 ②創世記3:l5 ③出エジプト3:18 ④イザヤ7:14 ⑤マタイ16:16
(2)ピューリタン経済  ①福音 ②人生 ③証人
(3)創造的経済  ①出エジプト3:18-20 ②イザヤ43:18-21 ③使徒1:8
3.神様は誰を祝福されるでしょうか?
(1)福音ない信徒(隠れた目)  ①宗教 ②お金 ③証人
(2)肉体祝福が目標である世の中(宗教人)
(3)福音を持った産業人(一般信徒宣教師)
霊的対決  
(1)使徒13:1-12 (2)使徒16:16-40 (3)使徒19:8-20