[2006年10月28日/産業宣教メッセージ/メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(125) -改革の主役(14) -霊的枯渇を解決する人
(使徒16:31)



@序論:使徒16:31節に「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言われています。普通のことではなく、パウロがマケドニアに入った時、最初に起きたことです。また占いをする悪霊につかれた女の人をいやした後に起きたことです。監獄に入ったのですが、監獄で奇跡が起こりました。その時、看守が尋ねたのです。私たちはどのようにすれば救われることができるのですか? 別に言う言葉が必要なくパウロが「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言ったのです。後ほど刑務所の所長がパウロに謝ったりもすることが行われました。霊的に枯渇した人々が多いということです。さっと見るには、占ってお金を儲けているようでも、霊的には枯渇しているということです。公務員で刑務所の所長のように見えて、看守だったのですが、霊的に枯渇していたのです。私たちはこれを見ながら、また一つ産業宣教が何すべきなのかを考えなければなりません。昨日、東亜日報にも出ていたのですが、金ソンジン博士に対する記事が出ていました。会えて二時間の話をしたのですが、レムナントがとても有益だと思います。多分アジアでは初めてのできごとだということです。世界的な人材が集まって、糖尿、ガンに対する研究所が作られるのです。ほとんどの予算、要人管理を受け持ったということです。それで、とても世界的な団体にしようと始めるのです。多分、医療系統にいるレムナントには、すばらしい道ではないだろうかと思います。金ソンジン博士と食事しながら、こういう話をしました。今、ハーバード大学に備蓄されているお金が270億ドルだということです。ところで、これを持ってどんどん人材を育てるということです。270億ドルならば、日本円で2兆7千億円です。ところで、その話をしようとしたのではなく、それが作られた過程を言おうとしたのです。初めに資金が集まり始めた時、ハーバード大学でそのような頭を使ったのです。ハーバード大学の中に資産運営ができる専門チームを呼び入れたということです。その人々が正しく管理をして、270億ドルにしたのです。それで、どうしてそんなにしたのかと尋ねました。簡単に話せば、とても重要な人々、重要なことに投資して、抜き取ったということです。多分、私たちのタラッパンにもこういう人材が必要なことだと話しました。そうでしょう。世界を動かそうとすれば、そのような頭が必要でしょう。私はフィリピンに行きながら見たら、マニラに降りればバギオに行かなければなりません。飛行機の小さいものがあるのですが、それに乗れなければ、何時間も車に乗って行かなければなりません。道が良くありません。それで、普通、飛行機に乗って行きます。また、私がカザフスタンに行ってみました。そちらからキルギススタンに行くなら、車で4-5時間を行かなければなりません。ところで、見ると5時間ぐらい行くのに、山が一つなく全部、野原です。デコボコするので、道も大変です。行きながら、このように考えました。いつかは誰かが道を整えるだろう。いつかは、誰かがマニラからバギオに行く高速道路を作るだろう。いつかは、誰かがそのようにするだろう。その道を整えるチームが、フィリピンの文化を左右するだろう。いくらでも全世界にお金があるのに、こうしたことを産業宣教がしなければならないと考えました。もし道を整えるようになったら、前後、内外に多くのことが起きるようになります。初めに私が影島に行ったのですが、教会は復興にするのに、方法がないのでした。橋を渡らなければならないから、車が混むと、とても渋滞するのです。それで、私が釜山市長に、このような話をしました。ドイツのハン・ドンフン長老を呼んで、このような話をしたのです。あの町から影島に入ってくる道を作れば、どうなるだろうか? その橋が海雲台に渡っていけばどうなるだろうか? そうすれば、影島がとても発展するようになる。そして、世界福音化にとても重要なことが起きるようになる。釜山がとても発展するだろう。このように言ったら、ハン長老がドイツに話をして、ほとんど予算まで入ってくるようにしたのです。それで、釜山市長もOKしたのです。しかし、いくつもあるのではありません。産業宣教が始まったばかりの時期なので、私たちのメンバーの中で、そのことを推進するくらいの人材がないのです。そして、公務員たちを説得する頭がなければならないのに、だめなのです。そのうえに、アン市長が亡くなったのです。この頃見たら、そのような形で橋が作られるようでした。私たちがある面で見る時、文化次元で見る時、とても伝道できる門が多いのです。なぜなら、すばらしいエリートが、表には出していないのですが、とても枯渇しているのです。それで、私たちは地域、人物に対する投資をとても上手にすべきです。私が見るのに、私たちのタラッパンにもこういう人物がそろそろ起きています。私が見るのに、前にナノを開発したホン・ビョンヒも手助けしないから、米国にそのままいるのです。レムナントの目で見れば、デービッド・キムのような子は、すばらしい資産です。そのような子どもたちが、世界的に動けばすばらしい文化になるのです。それで私が、金ソンジン博士にそのような話をしました。ソウルにつないで、後ほど病院を作りなさい。私たちのタラッパンメンバーだけ行っても病院はできるだろう。病院の名前をレムナント病院としなさいと言いました。皆さんがよく分かるでしょうが、私たちのタラッパンにはすばらしい組織が作られています。伝道のための組織ですから、とても大きな影響を与えられるのです。これからRUTCが建てられれば、レムナント中心にすばらしい働きをしていくようになるでしょう。

1.問題:ほとんどの人々は問題を抱いています。どんな問題を抱いているのでしょうか? この問題は、今現在、世の中で答えを与えられません。
(1)たましいの傷:どんな問題を持っているのでしょうか? 本人も知らず、ひどいたましいの傷を受けています。人間が生まれてから受けるのです。
(2)精神の苦しみ:だから、いくらお金を儲けても、精神的な苦しみに終わりがないのです。
(3)人生の疲労:だから人生は成功をするのに人生がとても疲れるようになるのです。こういう人々が大部分ではなく、ほとんど全部です。エリートの中ではさらに多いのです。この人たちが知らずにいるのですが、自分のたましいに傷があるのを知らずにいるのです。したがって、精神的な苦しみと人生に問題がくるしかありません。
①世の中の悩み:そのうえに、世の中に出て行けば簡単でしょうか? 世の中に出て行けば、私達が知ることができない悩みがどれほど多いでしょうか?
②霊的混乱:外に出て行けば霊的に混乱したことがとても多いのです。
③制せられること(憂うつ):そして人々に一番多い病気が制せられることだいうことです。それで先進国に最も多い病気がうつ病だと言われています。
④比較意識、不平、非難:それで、世の中の人々が霊的なことを知らないから、毎日、比較して、戦って、非難するのです。簡単に話せば、葛藤の中にいつもいるということです。
⑤高慢、優越:そのうえに、少し成功した人は、自分がしたのだと思ってとても高慢です。こういう人々が世の中に広がっていて、こういう人々が教会にくるのです。それで、牧師、長老は説教する時や、話をする時、これをとても用心してしなければなりません。世の中で制せられた状態で教会にくるということです。私たちはたましいの傷から始まって、ずっと教会にくるのです。それで同じ説教をするように見られるのですが、こういう部分を参考にしていれば、とても教会は生き返ります。これを参考にしなければ、教会は反対に向かうのです。副教役者、役員も、教会で行政をする時、必ずこれを参考にしなければなりません。教会が問題が出た時も、必ずこれを参考にしなければなりません。これを参考にしたのが伝道です。

2.答を与えることができない人々:パウロはこれに対してよく知っていました。全部、嘘をついているのですが、この通りなのです。少し成功したように、偉そうに振る舞うのですが、事実はこの通りなのです。答えがないのです。ここに政治、経済、学問が重要ですが、答えにならないのです。
(1)政治(マタイ16:13):政治が必要で重要ですが、これに対する答えにならないのです。
(2)学問(コロサイ2:8-10):今、学問もあまりにも必要なことですが、これに対する答えにはなりません。
(3)経済(ルカ16:19-31):お金をいくら儲けても答えになりません。韓国の人もそうで、信徒も考えを変えなければなりません。先進国は、お金を儲けて社会と国家にみな出すのです。上手なのです。経済では人生の答えになりません。私たちの教会がこういう精神がないなら、世界福音化は大変です。
(4)宗教(ヨハネ3:1-16):いくら信仰生活をしてがんばっても、教会が福音なく宗教化されてしまえば、答えになりません。霊的に枯渇を解決する人がいるならば、すばらしいのです。

3.ローマ16章:ここに対する答えを与える人がローマ16章の人々です。この人たちの特徴三つがあります。私たちの産業人が参考にしなければなりません。
(1)知識人:この人たちは、外形的にはすばらしい知識人でした。必要です。産業宣教も、これからこういう方向でつかまなければなりません。それで、重要な人物をのがしてはいけないのです。それで、レムナントを育てるのは、事実、すばらしい投資です。これからレムナントを通してどんなことが起きるかは、神様がご存知です。産業宣教もそうで、教会もこのようなことに、これから大きい目を開かなければなりません。先進国と後進国の差です。成功する人と成功できない人の差です。そして習った人と習えなかった人の差です。正しく習った人は一つが違います。この人物を探して、投資するのが違うのです。これが正しく習った人です。昔にそのようなことがありました。事業を引き受け始めたのですが、鄭周永氏の自分の工場に火事が起きたのです。何もない状態で金持ちの人を探していきました。それで、土地を担保としてお金を貸してくださいと言ったのです。その社長が簡単に話したということです。担保が必要なく、そのまま貸すということでした。いつ返せということもなくて、そのまま貸すから後ほど返せと言ったのでした。それが韓国経済をひっくり返すことになったのです。それで、ある時は、計算も重要ですが、さらに重要なのが人です。ローマ16章を見れば、世界の人物をリードできる知識人が集まったのです。
(2)専門家:そして、この人たちが、自分の分野にとても内容ある専門家でした。世界福音化の方法は、これしかありません。
(3)福音の人:そして、この2つのことを兼ね備えた福音を持った人だということです。だれが何と言っても、世界福音化の方法はこれしかないのです。産業人が行かなければならない方向もこれです。レムナントの中で多くいます。しかし、私たちはそのままみなのがすのです。私が昔に米国に行った時、カン・マンソク牧師の状態が良くなかったのです。夕方に行ったところ、カン牧師が「私が牧師先生が来られるからといって、LAの山に行って熊をつかまえてきた」と言いました。熊の肉を食べてみてくださいと言うのです。そばを見たら、真っ黒な人がいました。牧師先生、この人がこれから希望があるゴルフのプロだと言いました。今は暮らしむきが苦しくて我が家に来ているということでした。どれくらい難しければ、その家に行ったでしょうか? 私はその時、ゴルフを分からないで、プロが何かと言いました。選手ならば、選手でプロとは何かと言いました。あらまし説明をしてくれたのですが、分かりませんでした。それで写真を撮ってきたのですが、そばで金ヨンギ伝道師が、あの人は有名なゴルフ選手だと言うのでした。多分、米国に土台を置くためにきたようだと言いました。その人がチェ・キョンジュでした。私がその時分かったならば、正しく手助けしたのに、その時はゴルフが何か、なぜ来たのか知らなかったのです。人というのは、自分が一番難しい時、正しく手助けした人を忘れません。私たちがこれを狙おうというのではなく、どこに投資をすべきかを分からなければならないということです。いつも教会がお金がなくて、教会はどこに投資をしなければならないのか知らないのです。牧師である私から、それを見ようとは思わないから、どれくらい世の中を知らないことでしょうか? 私たちは今、多くの人物が敷かれています。それで、知識人、専門家、福音の人を作るのが世界福音化の方法です。皆さんが今ここに座っているのですが、皆さんの子孫とレムナントをこのようにさせるために座っているのです。人々が少なく集まる、たくさん集まるというのが問題ではないのです。私たちは福音を持っているから、少しだけ正直で水準があれば、門はいくらでも開かれます。率直な話で、私たちがこの部分を理解するだけでも難しいことではありません。釜山で、初期の時、ロシアの船がたくさんきていました。彼らが言うのに、技術は全く同じだが、日本は高くて韓国は安いから韓国にくるということでした。それで、船を直しにきたので、影島や甘泉に船をとめていたのです。絶好のチャンスです。船を直すために待っているので、福音を伝えるのです。その中に韓国の人がいて、ロシアに長く住んでロシア語も上手な人がいました。この人に福音を伝えたのです。この人が福音を聞いて、この人の中に変化が起き始めたのでした。自分の家に帰って奥さんに話したら、奥さんが心配したということです。あなたが変になったということです。それは明らかに変化が起きたということです。それで、あなたも聞かなければならないと、奥さんに福音を伝えたということです。その方が、次に韓国にきて言った言葉です。この頃は、自分の奥さんがもっとすごいということでした。家ごとに通いながら福音を伝えるということでした。その家に福音が正しく入ったのです。この人が簡単に話せば、すばらしい人物です。がんばっていたのですが、ある日から見えなくなったのです。船が入ってきても、私たちの教会に来ないのです。確かにこの人は福音を受けた人なのに、なぜ来なくなったのでしょうか? 後ほど他の人に聞いて分かりました。私たちの教会の執事一人が完全に詐欺を働いたのでした。この人に致命的な損傷を与えたのでした。だから、私たちの信徒が問題です。正しく手助けすれば、どれくらい門になるでしょうか? その時、思いました。教会の中に、産業宣教が必要だと。それで、私たちの教会の詐欺師の執事のために考え出したのが産業宣教会です。その時もし、こういう集いがあったとすれば、その人がどれくらい門になったでしょうか? 教会は理解できません。「主よ」と叫びながら詐欺を働くことを理解できないのです。それも小さくではなく、致命的な損傷を与えることを理解できないのです。私が見る時は、事業がそんなに難しいことではないと思っています。少しだけ未来を見て、少しだけ誠実にすれば良いのに、詐欺を働くのです。私たちは少しだけながめれば全世界は畑です。それで、今、このまま産業宣教がずっと動いていけば、こちらで多くの門が開かれるのです。この時、世界福音化が可能です。
* 文化改革:誠実な実力ある働き人がいるならば、全世界で文化改革する所は多いのです。今、ここで献金を送る宣教をすれば、いつ宣教をするのでしょうか? 私がアフリカに行ってみたら、真っ暗で暮らす人々が多いのです。電気がないからです。ヨーロッパや先進国から入って電気工場を一つたてれば、どれほど多くのお金が稼げるでしょうか? それで、私たちの産業宣教が世界に向かってすることはとても多いのです。問題は、知識人、専門家、福音の人にならないからなのです。皆さんがこの契約をつかめば、ローマ16章の働き人、そのまま産業宣教は答えを受けるでしょう。
* Major:私たちは事実とてもMajorこの祝福の中に入ってきているのです。
* Minor:ところで、私たちの考えがMinerの中に入ってきているのです。私たちはとてもMajorの中に入ってきているので、私たちの考えが低ければ困ったことが行われるのです。皆さんは今、すばらしい祝福の中に入ってきています。タラッパンをする教会が時代的な祝福の中に入ってきているのです。しかし、私たちの考えと生き方がMinerなのです。それでは、大きな葛藤が生じます。イスラエル民族は、時代的な契約をとらえてエジプトに勝って出てきたのです。しかし、イスラエル民族は、まだエジプトの奴隷だった時を考えたのです。だから、40年間、荒野で暮らしたのです。私たちの産業人が少し正確な目を開いてレムナントと現場をながめなければなりません。必ずローマ16章の祝福が皆さんにあるようになります。

-要約-
<共同体と産業宣教(125) -改革の主役(14) -霊的枯渇を解決する人(使徒16:31) >
1.人々の問題
(1) たましいの傷 (創3:1-14)
(2) 精神的な苦しみ (マタイ11:28-30)
(3) 生活の疲れ
① 世の中の悩み   ② 霊的な混乱    ③ 制せられる (憂うつ)
④ 比較意識、不平、非難    ⑤ 傲慢、優越
2.答えを与えることができない人々
(1) 政治 (マタイ16:13)
(2) 学問 (コロサイ2:8-10)
(3) 経済 (ルカ16:19-31)
(4) 宗教 (ヨハネ3:1-16)
3.霊的な枯(こ)渇(かつ)を解決してくれる人
(1) 表に現れた知識人 (使17:1-6)
(2) 内容のある専門家 (使18:1-4)
(3) 二つを備えた福音者 (使2:42)
使16:31