[ 2006年11月18日/産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/尹ビョンム牧師]


共同体と産業宣教(128)-改革の主役(17): 動機によってすべてが決まる
(Ⅱコリント7:10))


@序論:動機によって全てのものが決定されます。どんな動機を持つのかによって、私たちの人生が決定されるのです。私たちの動機は、神様が願われることに方向合わせていけば勝利するでしょう。今週、柳光洙先生が光州で集会をされました。
(1)神様がまず願われること(マタイ5:13-16):神様がまず希望されることをおっしゃられました。それがマタイ5:13-16です。あなたがたは、世の塩で、光だとおっしゃられたのです。
(2)光-キャンプ:神様が最も希望されるのが光を放つことです。光を放つことを、一言で話せばキャンプと言います。それで、神様がまず希望されるのがキャンプです。私たちの産業宣教の会員が人生キャンプに成功しなければならないことと信じます。それで今週、キャンプに対する新しい悟りを与えられました。

1.キャンプ
(1)創世記1:2-3,創世記3:15 -創世記1:2-3で光を放つことです。地が混沌としていて、むなしくて、暗闇が深い時、神様は光よあれとおっしゃられました。私たちはいつも混とんと空虚と暗闇に負ける時が多いのです。私たちが創造の光を宣言して、創世記3:15の祝福の中に入らなければならないでしょう。ただイエス・キリストだけが私たちの真の光になります。
(2)イザヤ60:1-22 -光の祝福が私たちに臨むでしょう。「起きよ。光を放て。国々が、王たちが財産を持ってあながたがを尋ねてくるだろう」とおっしゃられました。産業宣教に成功する道です。小さい者が千を成し遂げて、弱い者が強国を成し遂げるとおっしゃられました。
(3)ヨハネ1:1-11 -キリストの光が私たちに臨むようになります。
(4)Iペテロ2:9 –この光を宣べ伝える場にまでなるようになります。

2.自分自身
ところで、私たちはキャンプと話せば地域に福音の光を照らして他の人を伝道することだけを考えやすいのです。今回、柳先生が新しく強調したのが、自分自身に対するキャンプが起きなければならないということでした。私たちが産業宣教をする時も、先に自分自身に対するキャンプが成功できてこそ、産業宣教も成功するということです。自分自身に対するキャンプは、自分の弱点に対して強い光を照らしてやらなければなりません。自分自身の弱点のために、混とんと空虚と暗闇に陥る時が多いのです。
(1)弱点-奴隷根性、傷-解放
私たちの弱点はいつも奴隷根性に捕えられる時が多いのです。傷を担いでいる時が多いのです。イスラエルの民がエジプトから出た後にも、奴隷根性を捨てることができなくて荒野で苦労しました。私たちも、いつも弱い傷と苦しみに陥る時が多いのです。私たちにも、重要な働き人がひとりがいるのですが、多くの弟子をたてて地教会をたてる、そのような働き人です。しかし、たまに見れば、弱さに陥って、傷に縛られて倒れて倒れる時が多いのです。それで一度は、傷ついたメールが携帯電話にきました。それで、私がメールで答えを送ったのです。「契約を捕まえているのか、傷を捕まえているのか? 二つのうちの一つを選択しなさい」と送りました。皆さんは契約を捕まえている時が多いのか、傷を捕まえている時が多いのか? こういうすべての傷を脱いでしまい、本当に契約を捕まえて出て行けば必ず勝利するようになります。私たちはここから解放されるキャンプをしなければなりません。他のことではなくて、キリストの光を私の人生と私の産業に引続き照らしていかなければならないのです。
(2)強力な点-高慢、律法
自分自身の強力な点に対しても、キャンプをしなければならないのです。少しだけ強力な点があれば、人は高慢になります。高慢になれば、私はこのようにするのに君たちはその形かと人を批判して判断します。それで、またすぐ律法に陥るのです。それで、高慢は崩壊の先鋒になるのです。それで、私たちは強力な点のために高慢でなくて「それで、私はキリストが必要です。」といつもキリスト中心に入らなければなりません。
(3)霊的問題:自分自身に対する霊的問題に対して私たちはいつも光を照らさなければなりません。私たちが福音を悟るほど、霊的問題が多くなるのでしょうか、少なくなるのでしょうか? 私はなぜこのように霊的問題が多くなるのか分かりません。昔にはただ私の性格や習慣だと思っていたのですが、知ってみたら、それが全部自分の霊的問題であることを知るようになりました。霊的問題を知らなければ、非常に苦労するようになります。しかし、霊的問題を柳光洙牧師先生が正確に他の言葉で説明をしました。サタンに捕えられた部分だと言われました。まだ、私たちにはサタンに捕えられた部分がとても多いのです。私の人格、産業、経済にサタンに捕えられた部分が多いのです。ですから、みわざが起きることがなくて失敗するのです。すでにあらわれた問題もたくさんあります。決断を下して、霊的戦いを戦いながら、霊的問題に勝利するキャンプをしなければなりません。他人に話せない私だけ分かるおかしな霊的問題が多いのです。使徒パウロにもこういうおかしな問題がありました。パウロには肉体のトゲ、サタンの使いがあったのです。肉体のトゲがパウロにはどんな問題だったのでしょうか? ある人は目の病気、てんかん、柳光洙先生は霊的問題などの色々と解釈が出ています。なぜこのように色々な解釈が出てくるのでしょうか? パウロが話さなかったのです。それで誰も知りません。パウロ自身だけが知っている問題でした。私たちにも、私だけ知っているおかしな問題があります。他人に話すこともできません。私たちにはそのような問題を通して、キリストに深く根をおろさなければならないのです。そのような問題のために、自分自身に対するキャンプにより一層成功しなければなりません。柳先生が、私も知らない霊的問題があると話されました。これのために失敗すると話されたのです。霊的問題を発見できなければ言い訳を違ったところで探すと言いました。人の何かのせいにして、環境の何かのせいにします。お金を恨むのです。しかし、事実はサタンとの戦いで失敗して、私たちの経済にまで失敗をするのです。それで、自分自身の霊的問題に勝利するキャンプに成功しなければなりません。私たち自らに対する霊的問題に光を照らさなければならないのです。

3.人生-味わうこと
人生に対するキャンプにならなければなりません。他の人を伝道するのが先ではありません。他の人を宣教するのが先ではないのです。人生に対するキャンプで、真の味わいがならなければなりません。
(1)みことば-成就:みことばが成就する人生のキャンプにならなければなりません。柳先生が、タラッパンの人々は、メッセージをとても多く聞いて、それが問題だとおっしゃいました。みことばを聞く時は気持ちは良いのですが、そのみことばが成就しないのが問題なのです。イエス様はマタイ13:19で、それは悪魔に奪われることだとおっしゃられました。みことばを聞いて悟ることができない者は、道端に撒いた種と同じだとおっしゃられたのです。悪い者がきて、その心に根がないのを奪うとおっしゃられました。私たちの産業宣教人が朝8時から多くのみことばを受けます。それなら、このみことばが成就すれば、世界的な答えと証拠が必ず現れなければならないことと信じます。ところで、そのように多くのメッセージを受けても、他の人と同じならば、それは最も多くの恵みを奪われているのです。悪魔に奪われているのです。皆さんが奪われることが多いのでしょうか? 成就するのが多いのでしょうか? キャンプに成功しなければなりません。みことばを聞いて、恵みを受けて気持ちだけ良ければ終わらせるのでなく、このみことばが成就することを味わわなければならないのです。産業宣教会に神様の関心と計画が多くあります。私が産業宣教を導いて伝道合宿を導くのに、神様が力を与えられていることを悟ります。神様が本当に産業宣教を喜ばれると感じました。これから世界福音化しようとするなら、必ず産業宣教社が起きなければなりません。世界福音化しようとするなら、必ず経済が必要なためです。それで、起きて光を放ちさえすれば、小さい者が千を成し遂げて、弱い者が強国を成し遂げると言われました。国々が、王たちが財産を持ってくると言われたのです。主のみことばです。それで、私たちの産業宣教師が国々、王たちが財産を持ってくる祝福の中に入らなければならないのです。
(2)祈り-答え
祈りの答えのキャンプに成功しなければなりません。
(3)伝道-時刻表
単に伝道するのではなくて、伝道の時刻表の中に入らなければなりません。

4.教会キャンプ:教会キャンプに成功しなければなりません。
(1)使徒1:8 -聖霊充満をくださいます。
(2)使徒2:1-47 – 5つの答えをくださいます。タラッパン運動の一つの弱点が、教会観が確立されない人が多いということです。神様は、教会を私たちの信仰と人生の岩として与えられました。エペソ3:20-21でおっしゃられます。教会が重要なのでしょうか? キリストが重要なのでしょうか? 教会はキリストのからだなる教会です。教会の頭はイエス・キリストです。教会が万物を服従させられることだとエペソ1:22でおっしゃっています。タラッパンの人々は、キリストには命をかけています。正しいのです。命をかけて私たちはキリストに従っていくべきです。ところで、キリストに命をかけたら、教会のためにも命をかけなければならないのです。キリストが復活、昇天して、聖霊をこの地に送られました。キリストは目に見えないのに、目に見えるキリストのからだなった教会をたてられたのです。それで、教会と教会の中での引き受けた職分のために、私たちは命をかけて忠誠して献身しなければならないのです。エペソ3:21で、パウロは教会を強調しています。「教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。」と話します。教会を通して祝福が代々につながって行くのです。教会を通して真のレムナント共同体が形成されなければなりません。教会を通して使徒の働きに現れた聖霊充満する力と答えを受けなければならないのです。
(3)使徒11:19-30 -アンテオケ教会のような宣教キャンプが始まらなければなりません。
(4)ローマ16章-ローマ16章の働き人と同じ働き人が起きるキャンプにならなければなりません。

5.宣教キャンプ:宣教キャンプに成功しなければなりません。
@本論:私たちは神様が最もお望みのキャンプに成功する動機を持てることを希望します。ところで、最も残念なのが動機が変わらないということです。率直に話して、私もこのように訓練を受けているのですが、動機が変わらなかった部分がとても多いのです。柳先生が惜しまれるのは、役員が本当に動機が変わらないということです。方向だけ変われば良いのに、その方向が変わらないのが問題だとおっしゃられました。動機の重要性に対して柳先生がおっしゃられました。産業宣教でレムナント献金を始めたのがRUTCの開始になりました。これから私たちの産業宣教会で世界福音化の大きい出発点の働きが起きることを信じます。

1.どんな動機を持って献身するのか?
(1)動機によって方法が変わり、方法により答えが変わり、答えにより結果が変わる:結局、動機にしたがって結果が変わるということです。正しい産業宣教、正しいキャンプの動機を持てば、世界が変わるでしょう。
(2)動機が違う人
①ヨセフと兄(創世記37:1-11) -ヨセフと兄は動機が違って、ヨセフは契約を持って夢を持っていました。兄は肉体的な考えだけ持っていたのです。その終わりは完全に違いました。
②ダビデとサウル王(Iサムエル18:6-9) -ダビデはゴリヤテと戦いながらも、神様に栄光を帰す動機を持っていたのです。サウルは唯一、自分の肉体的な考えだけを持っていました。
③初代教会とパリサイ人(使徒4:1-12) -初代教会は死んでも、onlyイエスの動機を持っていました。パリサイ人は、キリストの復活も伝えるのを嫌いました。
④バルナバとアナニヤ、サッピラ(使徒5:1-10)バルナバは自分の財産をみな売って教会を美しくたてました。残った者を戒め、慰める人になったのです。アナニヤ、サッピラは自分の欲望だけ満たして悲劇にあって死にました。
こういう人々と比較しながら、自分自身は、どんな動機を持っているのか考えてみるように願います。ヨセフ、ダビデ、バルナバのような動機を本当に私が持っているかを祈って導きを受けることを希望します。

2.2つの動機(Ⅱコリント7:10)
(1)神様の計画のとおりにする心配は救いを成し遂げる。
私がどのようにすればキャンプ人生に成功して、私がどのようにすれば産業宣教に成功するのか心配さえしなさいということです。
①神様の計画は完全(ヨブ23:10-14,Iサムエル2:1-10):ヨブの告白のとおり神様の計画は完全です。確かに神様は私に向かった計画が産業宣教で、キャンプ人生に成功することです。Iサムエル2章でハンナが「主は生かし、殺しされる。貧しくもして富むようにもされる。低くしたり、高めたりもする。主に敵対する者はちりぢりに破られる。油をそそがれた者の角を高められる」と告白します。神様が高めて下さる動機を私たちが持っているならば、確かに成功するでしょう。
②神様の計画を求める者は何でも答え(Iヨハネ5:14)
③救いを成し遂げる(Ⅱコリント7:10)
(2)世の中の心配は死に達する。
私が神様のみこころを成し遂げる心配が多いのか、世の中の心配が多いのか、自分自身を振り返らなければなりません。
①肉体的動機、悪い動機、不信仰:世の中の心配は、肉体的で、悪い動機、不信仰が多いのです。
②アブラハムの失敗は今でも死に至っています。(イシュマエル-イスラム)
③コリントの信徒の動機(ねたみ、嫉妬、賜物自慢)コリントの信徒の問題が今でも世の中の教会にぎっしり埋まっています。

3.動機を変えれば大きい答えが始まります。
世の中の心配をみな捨てて、聖なる心配に変えなければなりません。どのようにすれば、私が神様のみこころを成し遂げられるのか? どのようにすれば、自分自身と私の産業を通して光を照らせるのか? どのようにすれば、みことば成就、祈りの答え、伝道がなるようになる時刻表の中に入るのだろうか? この福音を回復する動機を新しく始められることを希望します。
(1)福音回復する動機
①出エジプト3:18エジプトを負かすみわざが起きるでしょう。
②イザヤ7:14インマヌエルの証拠が現れるでしょう。
③マタイ16:16-20
(2)聖なる動機(Ⅱコリント7:10)
(3)世界福音化のための純粋な動機

-要約-
<共同体と産業宣教(128)-改革の主役(17) 動機によってすべてが決まる(Ⅱコリント7:10)>
1.どのような動機をもって献身するか
(1) 動機によって方法が変わり、方法によって答えが変わり、答えによって結果が変わってきます
(2) 動機が異なる人々
① ヨセフとヨセフの兄弟 (創37:1-11)
② ダビデとサウル王 (Ⅰサムエル18:6-9)
③ 初代教会とパリサイ人 (使4:1-12)
④ バルナバとアナニヤとサッピラ (使5:1-10)
2.二つの動機 (Ⅱコリント7:10)
(1) 神様の計画通りにするための悩みは救いをなします
① 神様の計画は完全である (ヨブ23:10-14、Ⅰサムエル2:1-10)
② 神様の計画を求める者は何でも答えられる (Ⅰヨハネ5:14)
③ 救いをなします (Ⅱコリント7:10)
(2) 世の悩みは死に至ります
① 肉体的な動機、悪い動機、不信仰
② アブラハムの失敗は今も死に至っています (イシュマエル - イスラム)
③ コリントの信徒の動機 (嫉妬、妬み、賜物を自慢)
3.動機を変えると大きな答えが始まります
(1) 福音を回復する動機
① 出3:18 ② イザヤ7:14 ③ マタイ16:16-20
(2) 聖なる動機 (Ⅱコリント7:10)
(3) 世界福音化のための純粋な動機