[ 2007年6月16日/産業宣教メッセージ/ソウル メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(155)-OMCの祈り(14)
-祈りのモデル(聖霊のバプテスマ)
(使徒18:24-28)


@序論:25節に「ただヨハネのバプテスマしか知らなかった」と言われています。アクラ、プリスキラが神の道を正確に解いたということは、聖霊のバプテスマに対して話したということです。私たちの産業人は、アイデンティティーのモデルにもならなければならないが、祈りが何か知らせるモデルにもならなければなりません。皆さんがしなければならないことが多いのです。教会でもしなければならないことが多くて、レムナントとRUTCなどの仕事がたくさん残っています。また、皆さんが世の中に出て行っても、世の中の人々と共に競争の中で生きなければなりません。そして、私たちは未来に関することも心配せざるをえません。私たちの力がすごければ良いのですが、そうでなければ問題になるのです。やや下手すると、役員は、教会に行けば憂いがとても多いこともあります。それで、聖書の信仰人がどのようにしたかを見なければなりません。

1.祈り-祈りとは何か
プリスキラ、アクラ夫婦が成功した産業人で、聖霊のバプテスマを話しました。アポロは、ヨハネのバプテスマだけ知っていたのですが、聖霊のバプテスマについて話をしたのです。これが祈りの核です。皆さんが今からいくつかのことは、必ずのがしてはなりません。聖霊が皆さんとともにおられることは間違いない事実です。未信者は悪魔の子どもであることが間違いないから、偶像崇拝するのです。皆さんと聖霊様が共におられることに間違いないから、それを味わうのが祈りです。
(1)信仰の決断(聖霊臨在):神様がともにおられる聖霊の臨在を味わうのです。聖書を見れば、それを知って信仰の決断をした時、ものすごいことが行われました。
* 創世記13:14-18:それなら、皆さんがこれから行く道に、信仰の決断だけすれば、すごいことが行われるでしょう。先週に申し上げた通り、アブラハムを見るように望みます。いくら神様の働きをしようとしても、働きになりませんでした。その時、下した決断です。確かにあなたとともにいると言われたのですが、それにならなかったのです。その程度ではなくて、あなたに敵対する者はいないようにすると言われました。ところで、創世記12章を見れば、アブラハムが到着するやいなや問題が発生したのです。また、アブラハムと関係なく、飢饉にまでなりました。それで、エジプトに行ってまた問題が生じて、ずっと苦難にあったのです。アブラハムがおいを連れて出たのですが、これがまた問題になりました。家で争いが引続き起きたのです。ところで、それが問題ではありません。アブラハムが事実、これまで隠されている不信仰があったのです。その時、アブラハムが下した決断です。創世記13:14節を見れば「ロトがアブラハムを離れた後に」となっています。それを正確に話せば、アブラハムが信仰の決断を下した後ということです。すばらしいことが行われます。反対に、アブラハムが不信仰の決断を下したのですが、それが今まで問題になっています。それがイシュマエルです。神様の契約を信じないで産んだ息子なのですが、それのために、まだ中東では問題が起きているのです。聖霊が皆さんとともにおられるから、その事実を知って味わいさえすれば、すばらしいことが行われるでしょう。
①Iコリント3:16 -聖霊は皆さんの中にとどまっておられるとなっています。
②ヨハネ2:1-11 -キリストが主人になった時、奇跡が起こりました。私たちとともにおられることが明らかならば、主人になられるのです。
③使徒1:8 -聖霊充満を受ければ世界を生かすことができるとおっしゃっています。しかし、私たちは多くの選択すべきことがいつもあります。問題がくる時もあります。このような時に下した信仰の決断がどれくらい重要かわかりません。私がこういう場合を何度かしてみたのですが、この信仰決断というのは、すぐ答えが起きることではないのですが、重要な未来になります。私が一番難しかった時が副牧師だった時です。教会にいることも難しく、どこかに行くのも難しい状況でした。どこかに行く時もありませんでした。教会にはとても問題が多くて、私は副牧師だったのですが、どのようにすべきか心配になったのです。色々な問題が起きました。このような時に人は揺れます。経済と全てのものが難しかったのです。その時でした。チョ・ウンテク牧師が出てきて食事をしようと言いました。チョ牧師は大きい教会の副牧師であり、私は小さい教会の副牧師でした。チョ牧師が小さい紙を出したのです。当時に牧師を求める教会の名簿を書いた紙でした。30ケ所もありました。はっきりと、チョ牧師はその部分に専門性があります。おもしろいのは、教会の状況までみな書かれていました。また、その教会の実力者までみな記されていたのです。その中で一箇所を選んで履歴書を出せと言いました。私も教会が空いているので、行くならば行かなければならない状況でした。それで、何も言わなかったら、チョ牧師が残した有名な言葉があります。「神様がなさることがあって、人がすることがある」と話しました。そうであるように思えました。その時、私がいた教会は、殴って叩いて争っていました。副牧師が行政や教会の働きに関与できなくて後から見物しているぐらいでした。それで、チョ牧師がくれた名簿をポケットに入れて戻ってきたのですが、その時、幸いに私に朝の祈りを継続してしなさいと言われていました。朝の祈りをして、メッセージが終わって紙を取り出してみたのです。その時、私の考えが完全に変わりました。「これを使う必要があるだろうか」という気がして、すぐにくしゃくしゃにして捨てたのです。「神様が私を導かれるのに、こういうものを頼らない」という決断を下したのです。神様に伝道する教会に送ってくださいと1ケ月祈ったのですが、それが今のインマヌエル教会です。初めて行ってみたら12坪でした。そのように小さい教会は初めて見ました。どれだけ教会が力がないかというと、お金がないから社宅は牧師先生が処理してくださいと話すほどでした。こういう教会もあるんだなと思いました。やっと小さい家を得て伝道を始めたのです。そのような中に、ソウルからある牧師が訪ねて来ました。長老が牧師になった方なのですが、私がよく知っている方で、年上だが財産がある方でした。教会をみな作って社宅も作って建築をしたということでした。それを私に譲ると話しました。私が釜山にいる人ではないと、ソウルに行こうというのに、本当に試みに会いました。「来るなら、はやく来るべきで、なぜわざわざ今来たのですか」という考えになりました。その時、小さい決断だったのですが、信仰の決断を下したのです。「牧師先生、私は12坪を借りている教会ですが、聖徒たちと約束をしたので行くことができません」と話しました。神様のみこころではないことだと簡単に話して行ったのですが、私は今思う時、その時、行かなかったのが、本当に良くやったことだと思います。そこで伝道運動を始めたのですが、爆発的なみわざが起きました。影島のそばにある教会が超緊張をするほどみわざが起きました。私たちが信仰の決断を下すということは、小さいように見られるのですが、非常に大きい祝福を受けられます。現実を見つめれば信仰の決断をするのが難しいのですが、信仰の決断をする時、すばらしい聖霊の働きが起きます。私は力がなくて足りないので、多くの失敗をして、その時ごとに信仰の決断がどれくらい重要なのかを知るようになりました。

(2)聖霊の導き-神様の導きを受けるのが聖霊の導きを受けることです。イエス様が約束されて、聖霊が永遠に皆さんとともにおられると約束されました。聖霊のみわざが明らかならば信仰の決断が必要で、聖霊が私たちとともにおられるとすれば、聖霊の導きを受けるのが重要です。
* 使徒13:1-3パウロが聖霊の導きを受けようともがきました。それをしたら、アジアが生き返ったのです。
* 使徒16:6-10伝道の門が閉ざされた時、聖霊の導きを受けるために祈ったのです。これ一つのためにマケドニヤにみわざが起きました。
* 使徒19:21ローマに行かなければならないという聖霊の導きを受けた以後に、世界福音化が成就されました。皆さんはこの部分に合わないのか知れませんが、皆さんはこの主役です。世の中の人々と合わせて生きなければならないのですが、これは秘密で持っていなければなりません。そうでなければ難しくなり、やられるしかないのです。
①ヨハネ14:16-17、ヨハネ14:26-27
②なるようになる座、成功の座、征服の座

(3)聖霊充満-聖霊充満して世の中を生かすためです。
①使徒1:8 10日間を祈って聖霊充満を受けたのですが、世界がひっくり返りました。
②使徒2:1-47、使徒11:19-30、ローマ16:1-27
③聖霊の実:
使徒2:1-13に見れば、マルコのタラッパンで10日間、祈る中に聖霊充満したみわざが起きました。ここにプリスキラ夫婦が参加したということです。この事実をアポロに話して、アポロがこの話しを聞いて恵みを受けたが、みわざが起きました。体験することが一つもありません。聖霊充満してくださいと祈れば良いのです。率直に話しますが、今、多くの教団で話す聖霊体験をしてみわざが起きるのはレベルが低いのです。聖霊体験は表に現れないのがさらに正確なのです。聖霊は霊です。生かすのは霊で、肉は無益だとなっています。それで聖霊充満を10日間受けたのにみわざが起きます。私はすることが一つしかありません。他のものはする力もなくて、時間もありません。一人でメッセージをする前に、朝と夕方で聖霊充満を求めて祈るのです。私はそれしかする力がありません。時間もそれしかありません。そのようにしたのですが、不思議なことが行われました。聖霊が働かれるから、外国に出てみればレムナントが育つのが前とまた違っていました。今回もシカゴのレムナントが集まったのですが、福音と実力をそろえていました。恥ずかしい話ですが、レムナントが集まって私に祈りの課題を出しました。長老と牧師の心を感動させて、私たちが共に集まれるようにさせてくださいと言いました。おもしろいことです。共に集まって祈ることを出来ないようにするということです。それなら、私たちは完全に上の3つと合わないということです。産業人が外に出て行って、未信者と同じように生きるのに、どのようにこのようにすることができるでしょうか。これは秘密にできるのです。皆さんが世の中に出て行って人々と同じように仕事をすべきなのに、一人で聖霊充満できるでしょうか。これは秘密に持っていなければなりません。姿はその人々と一緒ですが、これらは内容で持っていなければならないのです。秘密というのは誰でも味わうものではありません。これは救われて世界を生かす皆さんだけ味わう祝福です。どんなことが起きたのでしょうか。これから残っているものすごいものを皆さんはどのようにするのでしょうか。皆さんの事業はどのようにするのでしょうか。未信者に勝って、未信者を生かすべきなのに、どのようにするのでしょうか。これからRUTCはどのように作るのでしょうか。教会建築はどのようにして、個人の未来はどのようにするのでしょうか。私たちのレベルではだめになっています。神様の力でだけ可能です。それでまちがいなく証拠がきます。私は福音にあって確信があります。この祝福を最も多く受けなければならない人々が皆さんです。教会に行けば、おばさんたちが祈りをよくして、勧士が聖霊充満を受けていたのですが、聖書で一番多くの祝福を受けた人が産業人です。信仰がないと思うこともあるでしょう。しかし、これはとても秘密で小さいことなのです。全く大変ではありません。また、これは悪魔の他には奪っていく者はいません。私たちが持っているものすごい特権だから、悪魔だけが奪っていけるのです。皆さんが信仰の決断を下すのに、だれが防げるのでしょうか。秘密裏に聖霊の導きを受けて神様の力を受けるのに、だれが防ぐのでしょうか。プリスキラ・アクラ夫婦は、これにモデルになったのです。

2.祈りのモデル
(1)使徒2:10 使徒2:10節の場所に参加した人であることが確実です。
(2)使徒18:1-4そのようなある日、時代的伝道者であるパウロと会うようになりました。
(3)使徒18:24-28それから、子孫の責任を負うべきアポロに証しをしました。それが今日読んだ本文です。
(4)ローマ16:3-4ローマ福音化のために命まで出しました。これがブリスカ、アクラ産業人夫婦の道でした。注釈に見れば、この人たちは多量のお金を儲けたとなっています。ユダヤ人とローマを相手に天幕の事業をしたが、富豪になったとなっています。その人々がそうなるしかないのが、こういう力を持っていたためです。

3.結果
(1)ローマ福音化-命(ローマ16:3-4)結果的にローマ福音化の最高の主人公になりました。記録に見れば、命の危険を冒したとなっています。死ぬこともしなかったのに、命の危険を冒したということは、命をかけたということです。ローマ福音化と世界福音化に何の弁解もないということです。ところで、この風がそのまま終わったのではありません。
(2)アポロ(使徒19:1-7,使徒19:8-20,使徒19:21)
①使徒19:1-7 -アポロこの説明をしたのですが、聖霊の風が起きたのです。
②使徒19:8-20 -そして、この風がエペソで吹き始めました。
③19:21 -パウロがローマ福音化を話しました。このように聖霊の導きは完ぺきです。

@結論
(1)共に:今から産業人はいくつかのことだけ胸の中に入れるように望みます。皆さんが社会生活、教会生活、家庭生活をしなければなりません。しかし、前に私が話した部分だけ皆さんの胸の中に大事に保管しているならば、必ず成功するでしょう。神様は聖霊で完ぺきに皆さんとともにおられます。問題は、この体験ができないから、その次のことにならないのです。そのまま宗教的に信仰生活をしようとするから難しいのです。この力はものすごいのです。牧師は説教する時、説教準備をすることより、この部分がさらに重要です。それで、皆さんがこの部分を持って世の中に入ったら一般信徒で宣教師の役割を果たせます。
(2)レムナント:イスラエル ユダヤでローマを見たように、皆さんが少し先を見なければならないでしょう。今は皆さんだけ集まらずに、レムナントの中で大学生程度なった良いレムナントを一週間に一度運動もさせて、夜明けに起こしたりすることも兼ねて、皆さんと連結をさせなければなりません。そのようにするのと、しないのは差が大きいのです。大邱の産業宣教の集いにレムナントがさらに多くいます。集いの中で半分はレムナントです。この子たちが来なさいと言わないのに、自らきて聞くのです。むしろ、大邱のレムナントが先を行っています。そのためか、海外に行ってみれば、しっかりした子どもたちが、大部分、大邱の子たちです。この子たちが、そのまま信仰生活をするのではないということを悟ります。ソウルで法律の国家試験の勉強をしたり、しっかりしている子どもたちで、大邱の子どもたちが多いのです。今でも産業宣教の集いに行ってみれば、唯一、大邱にだけレムナントが多くいます。今からは表面のことも良くしなければなりませんが、ずっと入っていって、実際的に呼吸ができなければなりません。
(3)メッセージ:ある方が私に挨拶をしようときました。タラッパンする方ではないが宣教師だということでした。とても難しい地域で宣教をしているのに、このメッセージを聞いて力を得たと話しました。誰なのか知らないのですが、自分にメッセージをずっと送ってくれたということでした。それで、その人を探したいと話しました。この人が合宿に入って会うようになりました。私たちの教会のある青年が要請を受けて送ったということでした。いくら要請を受けて送るといっても、数年間、欠かさず送るということは簡単なことではありません。しかし、分かってみれば、簡単なことではないでしょうか。産業宣教の中で行政幹事をした人だけが気をつけても、とても重要な方とエリート、レムナントにメッセージを送れます。見ても見なくても、大統領府にもメッセージを送れます。今、どれくらい良い時代でしょうか。産業宣教でメッセージだけよく送っても多くの人々が生き返れるのです。
(4)出版:専門性ある人々を探して、今まで産業宣教から出たメッセージを出版してみることを望みます。今、そのまま載せずに、文章をよく書ける専門性がある人々が内容を生かして作れます。ずっとこのようにすれば、多くの重要な方々と聖霊の導きを受ける方々が、産業宣教と連結するのです。使徒の働き2章10節から始まったアクラという産業人が、ローマ福音化と世界福音化まできたという事実を見ましょう。ここに皆さんは主役で、皆さんの事業、家庭と全てがこの中に全部、入っているから、勝利することができると確信しています。この祝福のモデルになることをイエスの御名でお祈りします。

-要約-
<共同体と産業宣教(155)-OMCの祈り(14)-祈りのモデル(聖霊のバプテスマ) (使徒18:24-28) >
1.祈りとは何か
(1) 神様がともにおられる聖霊の臨在を味わうことである
① Ⅰコリント3:16 ② ヨハネ2:1-11 ③ 使1:8
(2) 神様の導きを受けることが聖霊の導きを受けることである
① ヨハネ14:16-17、ヨハネ14:26-27
② 成り立つ場所、成功の場所、征服の場所
(3) 聖霊に満たされて世の中を生かすためである
① 使1:8
② 使2:1-47、使11:19-30、ローマ16:1-27
③ 御霊の実
2.祈りのモデル
(1) 使2:10
(2) 使18:1-4
(3) 使18:24-28
(4) ローマ16:3-4
3.結果
(1) ローマ16:3-4
(2) 使18:24-28、使19:1-7、使19:8-20