[ 2007年11月3日/産業宣教メッセージ/メイフィールドホテル/柳光洙牧師]


共同体と産業宣教(174) -OMCの使命(17)
初代教会OMC
(使徒1:12-14)


@序論:OMCに対する理解をもう少し良くすべきです。
※ RUTC
(1) 10の奇跡、紅海、マナ、うずら、契約の箱(申6:4-9)
神様はモーセに10の奇跡を持ってエジプトに勝つようにされました。そして、紅海が分かれることが起きました。イスラエル民族が行く道にマナを与えられました。またうずらも与えられました。そして、奇跡の証拠である契約と契約の箱をモーセに与えられたのです。これだけでも、ものすごいのです。この契約を子孫に力をつくして教えろとおっしゃいました。これがまさにRUTC運動です。これに心より参加すれば、答えは来るようになっています。ここで答えを受けた人はOMCと言います。皆さんが答えを受ければ、自然になります。しかし、反対に答えを受けられなければ、しようとしても大変です。それでOMCに対する聖書の流れをよく理解しなければなりません。
(2)サムエル(Iサムエル7:1-15)
言葉が一つも地に落ちなかったと言われています。祈ることが一つも失われなかったということは、すごいのです。それには理由があります。サムエルがミツパ運動をしたためです。これがまさにRUTC運動です。特にダビデのような人物を育てました。それで、RUTC運動に正しく参加すれば、他の答えは自然にくるようになっています。
(3)ダビデ(I歴代29:10-14))
王の中で最高の王は誰でしょうか。今までこういう王が出てきたことがありません。正しい王が出てくれば、常に「ダビデのように」となっています。ヒゼキヤ王、アサ王にも「ダビデのように」と言われ、ソロモンが祝福を受ける時も「父ダビデのゆえに」となっています。ダビデは神殿準備をして、RUTC運動を準備した人です。RUTC運動で答えられた人がOneness Mission Clubになるのです。
(4)エリシャ(Ⅱ列王6:8-24)
敵と戦わないで勝って国を生かした、とても有能な答えを受けた人がエリシャです。この現場がまさにRUTCの現場です。聖書の重要な答えは全部RUTCを通してきます。
(5)預言(イザヤ6:13,60:1-12)
最高の預言者がイザヤです。神学者はよく分かるのですが、旧約の福音書と言えばイザヤ書です。イザヤがレムナントを預言しました。イザヤがRUTCを預言したのです。62:6-12を見れば万民のために旗を揚げなさいとなっています。通りを整えなさいと言われています。最高の預言をしたのです。答えを受けるしかないのが、RUTCに対する答えを得たためです。
(6)パウロ(使徒17:1,18:4)
聖書で一番大切に用いられた人、最初の宣教師で、初めて正しく伝道をして、初めて正しく弟子を育てたパウロです。パウロのゆえに、その時代の文化も変わりました。このパウロがどのようにしたので用いられたのでしょうか。もちろん、完全福音と言えます。パウロのように会堂に入ろうとした人はいませんでした。重要な人物に会った時は会堂に入りました。重要な弟子ができた時も会堂で連れて入ったのです。その時は力がなくてRUTCを作れなかったのですが、RUTCの代わりに使ったのです。用いられるしかありません。
(7)テモテ、テトス(250年)
パウロ以後250年間、世界福音化の主役がいます。パウロが最高に認めた人、テモテとテトスです。真の息子と言いました。この人たちが、250年間、ローマを征服するための土台を置いた重要なレムナントです。パウロがした運動をそのまましていったのです。パウロが何の運動をしたのでしょうか。RUTC運動をしました。ここに当然の答えが来るしかありません。答えを受けた人々が当然集まる所がOMCです。私が一度、考えてみました。私はOMCにどのように参加すれば良いかを祈ったのです。献金をよくすべきでしょうか。私が持っているものもないのですが、「持っているものをみなささげるべきでしょうか」と思って、ひとまず私が答えを受けるとおりしなければならないと結論付けました。神様が答えをくださるなら、そのとおりしなければならないと考えたのです。それで、私は毎月最初の週に私一人でOMC献金をすることにしました。毎月、私の力になるようにしなければならないと考えました。死ぬ日までするつもりです。それがOMCです。私が答えを受けるとおりにすれば良いのです。必死に苦労してはいけません。大変だということは、答えを受けなかったということです。私が全く大変でない状態で、私の誠意をささげるのです。そのような人々の集いがOMCです。こういう人々が集まったので、初代教会が生き返ったのです。

@本論
1.初代教会はなぜみわざが起きたのでしょうか。
(1)マタイ28:1-15,使徒1:12-14
イエス様が十字架で死んで復活された内容です。この契約を持った者が集まりました。
(2)使徒4:1-12
ペテロが法廷で言った言葉です。
(3)使徒7:54-60,8:1-8
使徒の働き7章は、ステパノが死ぬ内容です。使徒の働き8章は、迫害の中で伝道しに通ってサマリヤにみわざが起きました。
(4)使徒16:16-40,17:1-6
使徒の働きで見れば、監獄でみわざが起きました。使徒の働き17章では、伝道者を殺すために、ならず者が付いてくることもありました。
(5)使徒19:21,23:11,27:24
パウロが命をかけて船に乗って行く中に暴風に会うようになりました。初代教会のOMCの特徴は何でしょうか。命をかけたのです。それだけ価値を見つけたのです。私は皆さんが当然、答えを受けると信じます。いくつかの教会で大きい証拠が起きるでしょう。それで、神殿建築よりRUTCを先に起こしたのです。どんな証拠がくるのか、皆さんは見るようになるでしょう。これを分かったので、初代教会は命をかけるのも恐ろしくなかったのです。

2.いのちをかけた理由は何でしょうか。
明らかなキリストの約束を捕まえたためです。
(1)マタイ28:16-20
十字架で死なれただけでなく復活されました。確実な約束を与えられたのです。「天と地のいっさいの権威を持って、わたしが世の終わりまであなたがたとともにいます」その約束がいつなくなったでしょうか。今まで続いています。その約束がどこの国でも関係なく、入って行きました。もちろん、むやみに宣教をしてはならないのですが、今回、タリバンで苦労したために、政府と宗教界で話をするのを見ました。未信者は、そのように言ってもかまわないのですが、一緒に信徒までなぜそんなに危険なところを行くのかと話すのは誤っているのです。パウロはさらに危険なところに行きました。韓国で大院君が大砲を撃った時も、宣教師が入ってきたのです。話をむやみにしてもだめですが、クリスチャンがそのようにとても恐れてもだめです。それは主の約束です。誰が来ないでくれと言うから行かなくて、来てと言うから行くのではありません。それは、韓国教会が福音運動が何かわからないからです。もちろん用心しないでむやみにして問題を起こす必要はないのですが、怖くなって福音を伝えないということは、本当に知らずにする言葉です。パウロと初代教会が命をかけた理由は、それに対する約束があるためです。
(2)使徒1:3-8
何の約束なのでしょうか。使徒1:3でイエス様が神様の国に対して40日間説明されました。何もなくてもかまわないのです。それで、聖霊充満を説明されたのです。
(3)使徒2:1-13,9:1-15
この契約を捕まえて集まった所が、マルコの屋上の間です。この契約を体験した人が、その現場にはいなかったのですが、パウロです。マルコの屋上の間にはいなかったパウロが体験したということは、まさに私たちもできるということです。

3.どのように準備して働いたのでしょうか
(1)予想して準備しました。
私たちはむやみにするのではなくて、予想をして準備をしなければなりません。2つのことをあらかじめイエス様がおっしゃられました。
①マタイ24:1-51迫害も起きるとおっしゃられました。いろいろな事が起きるはずだと言われたのです。しかし、すべての民族に福音が宣べ伝えられた後に、終わりが来ると言われました。あらかじめおっしゃられたのです。地球上で本当に福音を伝えながら迫害を受けている団体があるならば、それが聖書にある団体でしょう。イエス様がそのようにおっしゃられました。本来、教権は迫害を受けません。イエス様が確かに迫害を受けるはずだと言われました。「あなたがたを殺そうとするが、それでも心配してはならない。すべての民族に福音が宣べ伝えられた後に終わりがくる。」とおっしゃられました。
②マタイ25:1-46
教会に対する説明をされました。油なく、ともしびだけ持っている信徒もいて、タラントを埋めておく信徒もいると言われました。そしてヤギもいると言われたのです。予想をして心配をすることがありません。恐れてはなりません。
(2)目撃(体験)
確かに体験して目撃したのです。何を目撃したのでしょうか。復活されたキリストの働きを目撃しました。怖くなることがありません。
①マタイ28:16-20
②使徒1:3-8
使徒1:3-8で約束されたのがマルコの屋上の間で成就したのです。
③使徒2:1-13
(3)証人(証拠)
明らかな証拠があったので証人に出たのです。私たちは神様の契約を捕まえた答えを持って証人に出ることであって、説明者ではありません。私たちは保険会社のように説得しに行くのではなくて、証人で行くのです。学校先生のように講義をするのではありません。私たちは証人で立つのです。講壇で最も力がある講壇は、証人で立つことです。私たちがいくら難しい現場でも、その人を生かせるのは証人で立つことです。これをだれが止められるでしょうか。
①使徒2:41-42
②使徒3:1-12
③使徒4:1-12
聖書にあるOMCをよく見なければなりません。特別にその中に使徒1:12-14では命をかけて集まりました。まさにこの人たちが、約束を持っている人々で、方法も知っている人たちです。これが初代教会に始まったOMCです。私たちは多くの答えを受けました。特別に過去にも良くしたのですが、新しい役員陣がOMCを置いて、自分のことも先送りして献身しています。実は確かに実るでしょう。しかし、一つは参考にしなければなりません。タラッパンのなかで本当にRUTCの胸が神様と通じる人は、答えを受けるようになっています。答えを受ける人は、少しずつ来るようになります。その人々はまさにこれを知るようになるのです。命をかける程、価値あることであることを知るようになります。そうなるための内容、方法をすべて知っているから、OMCはなるしかありません。

@結論
(1)24時祈り+共に+世界+時代
私個人は、伝道のために24時間祈っています。24時間が可能なのでしょうか。皆さんが私の立場になれば可能になります。私が昨日も夜通し文章を書いて足りないので、朝まで文章を書きました。私は集会の時は文章が書けません。集会をすべきなのに、文章を書こうとするなら、考えが分散するように感じられるためです。例をあげれば、フィリピンで最後のメッセージをするために、何もしなくてじっとしていました。そして、それが終わって時間ができれば文章を書かなければなりません。今週にも、他の文章でなく、学院福音化一冊の文を書かなければなりません。私のような場合は24時間、祈るしかありません。このようにして見たら、これが単にしているのではないということを知るようになりました。重要な方々とともにするということを分かったのです。単純に私たちが集まって教会を作るのではなくて、全世界と関連していると考えました。これは私たちが一時代を見通すのです。はやく皆さんが感じをつかんで、祈りを始めなければなりません。
* 改革、
今、出てくる単語は、全部改革です。「レムナント集まろう」「RUTCをしよう」「(按手を受けた)役員を改革しよう」という単語は、単に誰かが話していると思ってはいけないのです。この中には、上のものが含まれています。本当に24時間、契約を捕まえていつも祈る方たちが、タラッパンの中にはたくさんいます。また、個人がよく暮らそうとするのではなくてOnenessを成し遂げながら出て行っています。世界を見通しながら出て行くのです。単純な運動ではありません。単純な単語ではないということを理解しなければなりません。誰か1人が偶然に出てきた話をするのではなくて、神様とともにしながら答えで作られたのです。私の場合は、神様が24時間祈るように作られました。寝ながらも夢の中でも、メッセージを準備しなければこの運動をできなくなっています。神様が、このようにさせられるには重要な理由があります。私と皆さんがこの重要なことをしなければならないためです。大変ならばできないから、力が抜けないようにするために24時間の祝福を皆さんに与えておられました。これからあちこちで(按手を受けた)役員がたくさん出るでしょう。その方たちが、これからしなければならないメッセージが多いのです。本当に聖霊の導きを受けなければなりません。それでは、チームが構成されるようになります。本当に神様の祝福を受ける導きを受けましょう。そうすれば、現場が作られるようになります。そちらで福音のために本当に成功しましょう。それが地教会です。このように結論が出なければ、産業も、文化も変えられません。それではなぜ、わざわざ(按手を受けた)役員をたくさん立てるのでしょうか。今現在、レムナントを捕まえてもうけなければならないと思ったら、それはOMCになれません。「レムナントのために献身しなければならない」と考えるべきで「レムナントを通して私が何の利益が得られるだろうか」と思うのは誤っているのです。多くのミッションホームがあるのですが、ヨーロッパのハン・ドンフン長老は、レムナントを通して利益を得ようということではないでしょう。そのようなミッションホームがたくさんできなければならないのです。とても頭が優れた人でなくては、すべての牧師は動機ができます。牧師ということ自体が動機ができるのです。もちろん、長老も動機ができます。みなできるのですが、現場を生かすためには、(按手を受けた)役員が起きてこそ、現場を生かせるのです。それが答えです。動機があろうがなかろうが、現場を生かそうとするなら、(按手を受けた)役員が起きなければなりません。誰がなんと言っても、軍隊を生かそうとするなら、軍人が起きるべきで、私がいくら騒いでもだめです。国会を生かそうとするなら、国会議員が恵みを受けるべきで、私がいくら話をしても、たわごとになってしまいます。今日、世界の大部分の教会がこれを知らずにいるので、だめになるのです。私を含めたすべての牧師は、講壇で動機を持って伝道をしなさいと話すほかはありません。ところで、それを持っては真の伝道ができません。実も出てこないのです。真の伝道は、現場でみわざが起きるのです。そのようにしようとするから、核心が(按手を受けた)役員にならなければならないのです。そのようにしないようにするなら、職業を変えなければなりません。牧師が(按手を受けた)役員になって、(按手を受けた)役員が牧師にならなければなりません。すなわち、その人が現場に行かなければならないということです。仕方ありません。それで答えを受けてみたら、バカでも出てくる単語があります。「この恵みを他の人にも分かるようにしなければならない。」ということがOMCです。当然の話です。それで、このOMCにとんでもない力が集まるのではなく、私たちの誠意が集まってレムナントとOMCに対する私たちの祈りが集まって当然、答えを受けた人々が来なければなりません。RUTCに霊的な目を開けば、一番最初に皆さんの産業に答えがきます。神様の心と通じれば、皆さんの教会にみわざが起きて、個人に証拠がきます。それを受けるためにではありません。当然、来るようになるのです。これがRUTC運動です。そして、これがOMCです。皆さんがこの約束を堅く捕まえて、初代教会の答えを受けるようになることをイエス様の御名でお祈りします。

-要約-
<共同体と産業宣教(174) - OMCの使命(17) -初代教会OMC (使徒1:12-14) >
1.初代教会にはなぜ働きが起きたのか
(1) マタイ28:1-15、使1:12-14 (2) 使4:1-12
(3) 使7:54-60、8:1-8      (4) 使16:16-40、17:1-6
(5) 使19:21、23:11、27:24
2.いのちをかけた理由は何か
(1) マタイ28:16-20 (2) 使1:3-8 (3) 使2:1-13、9:1-15
3.どのように準備して働きをしたのか
(1) 予想して準備した
① マタイ24:1-51 ② マタイ25:1-46
(2) 目撃 (体験)
① マタイ28:16-20 ② 使1:3-8 ③ 使2:1-13
(3) 証人 (証し)
① 使2:41-42 ② 使3:1-12 ③ 使4:1-12