[2009年3月28日 産業宣教 場所:ソウル産業宣教センター]


共同体と産業宣教(242)-OMC時代のための答え(9)
政治と教会
(ローマ16:23)



☆☆☆要約資料☆☆☆
1.教会は政治団体ではありません
(1) ユダヤ国家教会
(2) 中世教皇の政治
(3) 現代政治神学
2.サタンは政治を利用します
(1) 出3:1-8
(2) Ⅰ列19:1-7
(3) Ⅱ列19:14-35
(4) 哀4:1-5、イザヤ6:1-12
(5) 黙2:1-10
(6) 使12:1-25
(7) エペソ6:12
3.神様の大きな計画は、政治家の中に福音を植えることです
(1) 創41:38、45:1-5
(2) Ⅰサムエル16:1-13、Ⅰ歴29:10-14
(3) A.D313年、コンスタンチヌス大帝
(4) ローマ16:23 (The end)

☆☆☆説明資料☆☆☆
序論
▲ローマ16章を私たちがもう一度見れば、名前がずらっと出てきています。ところで、その当時には紙がなくて、革やパピルスに文章を書きました。コピー機がなかったために、一つを書けば持っていってみな集まって座って読まなければなりません。そして、聖書ではなくて大きい荷物です。巻き物です。これを各教会に今、パウロが書いて送ったのですが、14巻も書きました。歴史資料を見れば、コリントに送る手紙の巻き物一つは強盗に奪われたということです。今は、皆さんがコピー機もあって、携帯電話もあって、電話機もあるのですが、今、福音を伝えられないということは話にならないのです。その中で、21節を見れば、私の同労者テモテと私の同国人ルキオと...このように名前1人1人を書きました。とても幼いテモテを見て、私の同労者テモテと言ったのです。そしてルキオとは、ルカに対する言葉だと表現されていますが、同国人ルキオと出しています。その次に、テサロニケにいた重要な人物、ヤソンの名前を出しています。そして、ソシパテロ、さらにこのようにみな名前を出しています。こういう人々が、みなあなたがたによろしくと言っています、このように文章を書いたのです。この時、パウロが年をとっていたので、そばで誰かがパウロが話すのを代わりに書いていたのです。テルテオという人が22節を見れば、この手紙を記録する私テルテオも主にあってあなたがたにごあいさつ申しあげます、このようにパウロが言わなかったのに、書き込んでいます。これは仕事を引き受けた者の特権です。パウロがこの人も入れろ、あの人も入れろと言うから、それでは私も...としながら書いて入れたのです。
▲この話は、簡単な話のようでも、皆さんが教会でもいくらでも皆さんが持っている祝福をよく活用することができるのです。
▲それとともに23節の状況を見てください。私と全教会の家主であるガイオも、あなたがたによろしくと言っています。もう同じレベルの人々です。市の収入役であるエラストと兄弟クワルト。収入役とは、だれにも言うのではなく、長官を言うのです。前の聖書ではたんに財務エラストとなっています。その兄弟のクワルトもよろしくと言っています。
▲ここに、こういう簡単な字が出てきています。政治と教会の部分を見ることができます。

1.政治団体とは違います
▲私たちは、教会は、政治団体ではありません。教会は政治団体ではないということは確実です。それで、私たちは民主党でもなくて、自民党でもありません。教会は、どんなところでも政治はしません。そのようにすればほろびるのです。
(1)ユダヤ人国家の教会 ユダヤ宗教が、国家教会になったのでほろびたのです。
(2)中世法王政治
▲そうするうちに教会は、ただ福音を伝えるべきなのに、中世時代に法王政治に入ったせいでほろびました。
(3)政治神学
▲一時、少し声を出しましたが、現代政治神学がありました。ミン・ギョンベ牧師のような方々が、みな政治神学をする方々です。クリスチャンアカデミーのような牧師、カン・ウォルリョン、こういう人々、みなこうした側で政治神学です。また、ハム・ソコン牧師こういう人々がみな政治神学側にした人々です。もちろん、個人的にはみな立派な方々ですが、政治と神学はつながりません。
▲それで、時代時代ごとにいつでも教会は政治団体ではありませんでした。そのたびに失敗したのです。それで、もう私たちのタラッパンだけでも、私たちは政治色、地方色がない福音運動をしなければなりません。今、そのようにしなければ、韓国にはこれから深刻な問題がくることもあるでしょう。それで、多くの祈りが必要です。皆さんは普通に考えるかもしれませんが、とても祈りをしなければなりません。私が見る時は、とてもそのような理念には、信仰も通じないと思う、それは誤っているのです。皆さんがひょっとして、テグの人だといっても、テグよりは神様でなければなりません。私はその人が救われた人だと思います。皆さんが、いくらチョルラドの人でも、チョルラドよりは神様でなければならないのです。私はその人が救われた人だと思います。そうでなければ、これからずっと深刻な問題がきます。いったい神様もなくて、そのままそちら側にだけ、とてもそのようにするから、国がそのようにしなければ大きい損をします。そうするうちに見たら、1つや2つの問題が生ずるのではありません。それでは、国にいつ問題が起きるかもしれないのです。人間的に見る時は..そして、今、これから私が見るには、北朝鮮のようなところは世界的に、今、普通の問題が起きているのではありません。今でも見れば何万人かずつ脱出しています。現実ではないでしょうか。実際に脱出しているのです。女性はお金3万ウォン、4万ウォン(2~3千円)で売られているのです。1人や2人ではなく、たくさん売られています。中国のどこかに行ってみれば大騒ぎをしています。その現実を、度々否定しようとしてはいけません。現実がそうなっているのです。本当に韓国と同じ民族だという目で一度見てください。私は残念なほどです。それで、韓国の政治家たちを見れば、私が見る時は絶対に統一しようとする心がありません。今の方法ですれば両方とも統一できません。現実が深刻です。何万人かずつ脱出するのに、これから集団脱出すればどのようにするのでしょうか。そうならないという保障がありません。今、縛っておくからであって、開いてしまえば集団脱出するでしょう。それ一つだけ持っても、深く考えてみましょう。いろいろな話をすることもありません。韓国は理念のために神様もありません。ですから、今、私たちまでそうであってはいけないのです。私たちだけでも、本当に北朝鮮のために祈って、韓国のために祈って、本当に祈らなければなりません。

2.サタン-政治利用
▲必ずサタンは政治を利用します。それで祈らなければならないのです。確実ではないでしょうか。サタンが政治を利用します。パロ王の心を動かしました。それで、パロ王の心の中に、イスラエル民族を必ず殺さなければならないという考えを入れたのです。ですからヒットラーの心の中に入ってサタンが動いてしまえば、そうなるのです。そして、アハブ王の心の中にサタンが確かに入りました。Ⅱ列王19章を見れば、アッシリヤのような国の中にサタンが入るから戦争を起こすのです。そして、イスラエル民族を捕虜にして、殺したのでした。黙示2章を見れば、確かにイスラエルの国を迫害するローマに対する預言があります。
▲エペソ6:12 –主権、権威者、そして、パウロはエペソ6:12に確かに話しています。主権と権威と、この政治をする人々と権威者などをサタンが利用することがあるのです。ですから、私たちは当然、祈らなければならないのです。福音を持った人が皆さんしかないのに、皆さんだけでも祈らなければならないでしょう。当然、祈って、私たちの教会が霊的に目覚めなければなりません。それで、私たちは政治を直接するのではなくて、私たちはこのように祈って、国家のために、本当に暗やみの勢力に対して祈らなければならないのです。

3.福音
▲そして、今、私たちの神様の大きい計画は、政治家の中に福音を植えることです。この福音が政治家の中に入れば、最も重要な政治家になるのです。
(1)創世記41:38,45:1-5
▲もし、このようになればどうなるのでしょうか。創世記41:38に、パロ王がした話です。ですから、ヨセフを通してパロ王がこの話をするようになったのです。このようになればものすごい変化が起きるのです。このパロ王が、今、政治的発言をしたのではありません。パロ王が理念的発言をしたのではなくて、本当に主があなたとともにおられるな、と言いました。ですから、創世記45:1-5のヨセフのような人の中に正しい福音がしっかりと植わわれば、すばらしい影響が出てくるのです。
(2)ダビデ
▲ですから、サムエル、ダビデのような王の中に真の福音が入ったから、これはものすごいみわざが起きるのです。
(3)313年-コンスタンチン
▲イスラエル民族が迫害を受け始めてぴったり250年後に、ですから313年です。その有名なローマの皇帝コンスタンチヌスというその人の胸の中に神様が働かれたのです。皆さんがよく知っているのではないでしょうか。この人の中に神様が感動を与えられたのです。そうして、ものすごいことが行われたのです。世界を動かしたローマの皇帝が福音を受けたのか受けなかったのかは分かりませんが、キリスト教を国教として宣言しました。
(4)ローマ16:23
▲今日ここにローマ16:23の人だけ少しの間見ても、とても影響を与える人々です。ローマ16章に出てきた人物を一度研究をずっとしてみる必要があります。私が今、時間がなくてできないのですが、一度、誰か時間がある方がローマ16章を研究してみてください。私がちょっとお願いしたいのは、英語がよくできる人がローマ16章のI.C.C注釈を一度見てください。I.C.C注釈というのがあります。ひょっとして持っていない方は、私が今、総会神学校に本を寄贈したのですが、そこを見ればI.C.C注釈があります。今まで出てきた注釈の中で最も資料が多くて細かく書いた注釈です。International Critical Commentの略語です。とても資料が多い本です。ここに私が一度読んでみたのですが、ローマ16章の人物に対して衝撃を受けるほど、たくさん出ています。その人の本に私が一度読んでみたところによれば、パウロの下の核心メンバーの中でローマ皇帝の特使もいました。ある人は、ローマ皇帝の文書担当の特別補佐官の家族でした。こういう人々の影響が事実上、後ほどこのようにさせたと見られます。私がその時、一度読んでみてびっくりしました。ですから、こういうものすごい背景を持っているのです。政治家たちに、正しく福音が入るということは難しいことですが、入りさえすれば影響はものすごいのです。

4.結論
▲私が見るのには、唯一の福音のために集まる産業人の団体がここです。今、力があるか、ないかということではなく、これまで福音のために行くと集まる産業人は、私が分かることではここが唯一です。これからすべてのことをしっかりと福音中心にずっと持続すればどうなるでしょうか。そうすれば、ある日、こうしたことが出てくるでしょう。そして、皆さん今現在、私が分かることではこういう話をすれば変なのかもしれませんが、本当に私は福音のために行くという産業人がここにくるということです。それなら、これからも、私は福音のために行くという産業人がずっと来るということになります。例をあげたら、そうではないならば来なくても大丈夫なのです。昔にきて来ない人も多いのですが、来なくても大丈夫です。これからここのアイデンティティーは、本当に私は福音のために産業をするという、こういう方々がずっと来る唯一の団体にしなければなりません。そのうえに、ここはソウルです。他の地方では、そのような人がいても集まれません。今、テグ、ホナム、釜山、こういうところは、産業人が集まるのにとても苦労しています。集まれないのです。もし釜山で朝早くこのように集まったら、誰も来ないこともあります。知っていることでは、できません。産業人がみな私たちの常任委員みな来て、私が直接行って講義して、みな来てくださいと言えば来るかもしれませんが、状況がそのようにできません。今、とても私たちのソウルのここが状況が良いのです。こういう祝福を皆さんがよく活用して持続しなければなりません。
▲それでは、ある日、こういうことが出てくるのです。ある日、本当に政治的な力を持った人が本当に福音を悟るでしょう。
(1)弟子中心
▲それで、私たちは難しいのですが、引続きこのようにしていくのです。弟子中心で...それで、ある面では皆さんが考えて、私の考えと少し違うこともあるでしょう。皆さんは、もうちょっと産業人がたくさんきたら良いと思うでしょうが、私はそのような必要もないと思います。歳月が過ぎて、弟子中心にどんどん集まるのです。
(2)使命者中心
▲歳月が過ぎて、使命者がずっと来るのです。
(3)レムナント中心
▲このようにして行くならば、後ほどには誰が起きるのかというと、レムナントが起きます。レムナントが起きるということは、私たちのレムナントが今は成長しているのです。レムナントが成長して、今は良い位置に入ったり、就職もして、こうしたことが行われている。
▲もし私たちこういう(パク・ソウン)レムナントは、今、みな経験をしています。宣教師の娘です。宣教のジレンマを皆知っています。牧師の娘だから、教会での苦労を皆知っています。それでもフィリピンで良いところで勉強しました。フィリピンもよく知っています。そして韓国で長い間、通訳もして、長い間、弟子訓練を受けました。韓国でされているレムナント運動をよく知っています。そして、韓国でも一流大学で勉強したので、韓国の大学をよく知っています。例えば、こういうレムナントが育ってどこかに就職したとすると、このようなレムナントが、どんなパートを作ったということと別のものです。ですから、こういうレムナントが起きて、これからレムナント中心に持続されれば、この時から皆さんの教会も現場もみな強固になります。
▲今は、皆さんが一世たちや高齢な人々を説得させながらしようとするのですが、この子たちが育てば、説得させる必要もありません。そして、今、大人たちは説得してもうまくできない、入ったことがあるからです。この子たちは、今、やさしくできます。それで、今でも海外に行ったり、米国に行けば幸いなことがあります。幸いなのは、私たちのレムナントが集まって、心を痛めて皆さんのために祈っているのです。真に幸いなことです。私たちのレムナントが集まって、心を痛めて自分のお父さんの牧師のために、福音を悟るようにしてくれと切実に祈っています。ところで、教会の信徒が見て、私たちの牧師は福音が悟れなかったといえば気分が悪いのですが、子どもがそう言うと、気持ち悪くなくてみな笑っていました。私が前に米国へ行って、ある牧師が案内するので、そう言いました。今、あなたの息子や娘がみな集まって、あなたが福音を悟るようにしてくれと祈っていたよと言うと、笑っていました。
▲このように、今は私たちのレムナントが、これから育った時は確かに違います。また、私たちのレムナントが、これから育って重職者になった時はまた違うのです。それで私たちの実力あるレムナントがたくさん起きているから、このレムナントがこれから育って、教役者になって動く時はまた違うでしょう。本当に感謝することは、海外に行く時ごとに見ながら、感謝を感じるのが、私たちのレムナントです。ですから、皆さんは、今、大人たちの牧師を嫌いながらも嫌えないのです。なぜならその子どもたちを見れば、正しく成長しているのです。それで本当に感謝なことです。これが無視することではないように思います。
▲それで皆さんが今は少し難しいようでも、皆さんが進行していきながら、この土台が、これからこのようになります。皆さん大変なことをよくしなければならないのですが、今回の産業人大会も、私たちの産業人がいつもこういう心を持って遠くへ行きながら弟子を探して、このように行かなければなりません。これがはるかにはやいのです。皆さん個人、教会、産業に必ずこの祝福があるようになることをイエス様の御名で祝福します。祈ります。
(祈り)
すべての問題解決者であるイエス・キリストの恵みと、この方たちを呼ばれた神様の大きい愛と、力で働く聖霊の働きが、一時代を生かすすべての産業人と産業宣教の上に、今からのちとこしえまでいつも共におられますように。アーメン
(The end)